こどもはなるようにしかならない

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子育ての楽しみ


なんと多くの女性が気を張って子育てをしていることでしょう。本来子育てとは楽しいことであるはずなのに、多くの人は子育てを楽しいと感じていないといいます。特に最初の子どもの場合はとても子育てが楽しいとは自信を持って言えないはずです。

3人目くらいになって初めて子どもってなんてかわいいのと子育てに余裕ができ、やっと子育ての楽しみが分かってくると言います。さらに子育て雑誌を読みながら自分の子育てはこれでいいのだろうかと常に専門家の目を気にしながら、小児科医が提案すれば絶対にそれにこどもが当てはまらないと我慢ができなかったり、周りの人達が子どもとの暮らしが楽しいと言うのを聞くとどうして自分だけ楽しめないのだろうか自分の母性に対して不安に思ったりします。

今、少子化時代を迎え、ほとんどの人が一人か二人しか子どもを産まなくなり、こどもを育てる本当の楽しさをあまり経験できずに過ごしているように思えます。

しかしなにも3人目を生めといっているのではありません。1人目でも2人目でも子育てが楽しいと思えることはできます。それはもっとこどもについて知ることです。そしてそれをもとにどのような姿勢を母親が持つかということです。


楽観的な人間育て

こどもはどんなに自分がこうあってほしいと思っても自我があり、個性があり、生まれもっての性格があり、母親一人の手ではどうにも揺るがしようが無いその子だけの固有性があります。皆さんもお子さんの性格と知って、これだけはどうにも変えがたいと感じる部分をたくさん直面してきたと思います。変えられないのならそうだと思ってもっと楽観的に人間育てに臨んでみてはどうでしょうか。その個性をむしろ受け入れ、喜べるようになったらかなり精神的にも親は楽になると思います。からだを動かすことの好きな女の子ならそれでいいではありませんか。気弱な男の子でもそれは彼のやさしさではありませんか。


人生は軌道修正できる


どんなに親ががんばっても子はなるようにしかならないこともあるのです。将来、たとえ暴走族に走ろうが、登校拒否に陥ろうが、十代で妊娠してしまっても、それが彼らの選んだ道であるのならばどうしようもないことなのです。しかし愛情をもって育てていればたとえ子ども達が道を反れても必ずそれに気が付き軌道修正ができるはずです。その力を備えているはずです。その時に私達親ができることは、今までの自分の子育てに自信を持ち、本人がもとの正しい道に戻ることを見守るしかないのです。そして人生は何度でも軌道修正が可能であることを伝えていくことです。


天才的な子であるならばともかく普通の親から生まれた普通の子であれば、あまり期待をしすぎても始まらないと思います。とにかく健康に、普通に育ってくれればそれでまずは十分ではないでしょうか。そしてもし普通以上であればそこには期待していなかったボーナスとして感謝すればいいのだと私は思います。

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