親の権威はどこに?

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 子どものしつけ なんてテーマはもううんざりするというお母様方も多いのではないだろうか?そう、あまりにも多すぎるし、読みすぎているようにも思える。けれども読んでいながらしていっこうに何も変わっていないと感じるのはなぜだろうか?いったいどうして疑問に思われていることが正されないのだろうか?「子どもが夜、寝てくれない」、「お菓子ばかり食べて、ごはんをちゃんと食べてくれない。」、「ゲームばかりしてて、外で遊ばないの」、「朝、起こしてもぜんぜん起きてくれないの。」、「でかけるっていってるのに、ちっとも用意しないの。」こんな不満を子どもにいだいていませんか?
 
 私がいいたいのは、親の権威はどこへいった?ということです。いま、子育てをしているママの中で気になるのが、子どもにびくびくしている、子どもの自主性を重んじるといって実は完全に子どものいいなりになっている、子どもになにかを強いることができない、子どもの反応を気にするあまりいうべきことを言っていない、子どものご機嫌取りをするといったことです。
 
 子どもがごはんを食べてくれないではなく、親が子どもにごはんを食べさせるのです。お菓子ばかり食べてるというのであれば、お菓子は与えないのです。夜寝てくれないというのであれば、夜時間になったら、寝かせるのです。子どもの自主性を重んじてますからというのであれば、どの点において、待てばいいのか正しい判断をすること。なにもかも自主性に任せていたらそれは放任主義です。
 
 ひきこもりに関しても、「家族といっしょに食べないで一人でこもって食べるんです。」なら、強制的に家族といっしょに食べるようにさせればいいのです。親ならそういっていいのです。「部屋から出てこないんです。」なら、ドアのロックはぶちこわして、ついでにドアもはずして部屋から出すのです。こういうことを小さいときからしてなかったから、甘えをずっと許していたから図体がでかくなった18才ではもう手遅れなのです。
 
 だからいまからでも遅くはありません。親なら、いや親だからこそ、子どもにしなくてはいけないことは、「~しなさい。」といっていいのです。「~してほしいな。」「~してくれる?」じゃないのです。ただし、子どもは親に命令してはいけません。それが親と子どもの関係なのです。そこにははっきりとした一線があるのです。子どもに遠慮などいりません。まだ善悪も判断できない中途半端な大人、あるいは完全な子どものうちはです。私たちが大人としての権威を示さなくては子どもは方向性を失ってしまうのです。
 
 皆さん、もっと子どもに対して堂々とした姿勢を、威厳を示してください。車の助手席はママの席。リビングルームのアームチェアはお父さんの席。子どもは床。家族には上下関係が存在するのは当たり前。子どもとは対等、友達関係ではいられません。まず両親、そして子ども、そして最後にペットです。

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