戦うものを選びましょう?

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 子ども達は常に私達に挑戦してきます。いらいらすることも次から次へと言ってくることがあります。「こんなのまずい、食べない!」、「あれ出して」、「これ、買って~」と。しかしすべてに対応していたらそれこそ頭の中もパンク状態になってしまいますし、体力的にも持続しないでしょう。そのため何に対して本当に取り組むべきか、何に対しては流すべきなのかその判断が必要です。場合によっては子ども達は単に母親を試そうと思って言うことがあります。本気ではないのですが、ただ親がどのような反応をするのかおもしろいことから、あるいは疲れから来ている自分自身のいらいらをぶつけたいためにいうこともあります。つまりたいていの場合、子どもはもう親がどのような答えをするかがわかっていながらねだるのです。

 

たとえばスイミングに関しても、たとえ自分で行きたいと言い出したスイミングでも、まだ10才くらいですと疲れていて行きたくなかったり、気分的に学校で何かいやなことがあって行きたくないということあります。特に学校から帰ってきたばかりですぐおけいこの先へ行くということはエネルギーのいることです。今や学校と言う所は友達関係で大変疲れるところですから、帰宅してすぐまたどこかへとなると本当に行く元気がすぐでません。そのためこどもは「きょう疲れているからスイミング行かない。」と言います。そうすると親は「だめよ、高いお月謝払ってるんだから熱も無いんだから絶対に行きなさい。」と言います。しかしこの絶対と言ってしまうとスイミングへ行くことが大変なプレッシャーに変わってしまいます。このような場合は戦うに値しないことなのです。だから親は単に、「そう、疲れているのね。わかった。じゃあ、ちょっと休んでからまた考えよう。」と流しておけばいいのです。

このような例もあります。自分で食べると言ってご飯を盛り付けたとします。母親としては明らかに多すぎて食べ切れないのが目に見えています。「本当に全部食べるのね?」とこどもに念を押すでしょう。こどもは「絶対に食べる」というでしょう。しかし案の定「やっぱり食べられない。もうおなかいっぱい。残す。」と言うでしょう。そこで皆さんはなんと答えますか。「だって絶対に食べるってさっき言ったでしょ。言ったことは守りなさい。最後まできちんと食べなさい。」というでしょう。そして戦いが始まります。この戦いを選びますか。子どもはおなかがすいているときは食べられると思うのですが、実際おなかがふくれてくるともう食べれなくなります。私たちはそれがわかっています。けれども子どもはそのように言うのです。けれどもそれだからといって口の中に押し込んでまで食べさせられませんよね?それでは子どもの気持ちを選ぶか、あるいは食べ物の無駄をさせないかどちらかを選ばなくてはいけません。皆さんはどちらを選びますか?それは戦うか、あるいは気持ちを受け止めて流すかということだと思います。

親は若い内はすべての戦いのチャレンジを受けてもよいでしょう。しかしこどもが10才を過ぎ、ティーネージャーになるころ多くの親は40代に突入します。40代はからだの変化がじょじょに始まる頃です。また仕事を始める人も多くなるでしょう。そうすると母親も疲れるのです。怒ることはエネルギーを要します。子どものチャレンジに対して戦うことはさらに疲れます。また、子どもの気持ちをくみとりながら、正しいことばや声かけを選んでいくこともかなりのエネルギーを要するのです。

そのため私は何が戦うに一番ふさわしいかを判断することを勧めます。小さなことは聞き流す程度にして対応した方が子ども達も実際は楽なのです。すべてにおいて真剣に取るくむ必要はないのです。無視しろと言っているのではなく、そのことばの背後に何があり、戦うのに値するかを判断しましょうと言いたいのです。大切なエネルギーは大切な問題に回しましょう。戦う部分を選ばないと本当にエネルギーが必要な部分に回せなくなります。夜寝る前に、「ねえ、ママ~」と声かけられたときのために是非そのエネルギーをとっておきましょう。

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