習慣

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 子どもを育てているとどうしても大声で怒鳴ったり、しかったり、ヒステリックに声あげてしまいます。どうしたら声を上げずに子どもを育てられるのだろうか。それは誰もが一度は思い悩むことではないでしょうか。「もういい加減にしてよ!」、「何度同じことを言わせるの!」、「さっき言ったでしょ!まだわからないの!」、
 「またやったのね。何度やったら気が済むの?」、「ねえ、また怒られたいの?」、「どうしてこんなにママを怒らせるの?」、「今、やったことがどういうことかわかってるの!」とこのようなことばに身に覚えがあるのではないでしょうか。しかし4人の男の子を育てていたり、年子の子どもを3人もかかえていて、やさしい小さな声で子どもを育てられるのでしょうか?
 
 「ああ、また怒鳴ってしまった」、「もう怒鳴りたくないのに、やめられない。」、「今日こそ、今日だけでも声を上げない」と何度自分に言い聞かせたことでしょうか?怒鳴った後はいつも自己嫌悪、そして言われた側の子ども達も決していい気持ちはしていないはず。「ああ、またやってしまった。」。「もう絶対に声を上げないと誓ったのに」、「どうして自分はこうもだめなの?」。それではどうしてそんなに怒鳴ることをやめることがむずかしいのでしょうか?
 
 そのひとつに習慣というものがあると思います。自分の母親がいつも自分に対してそう育てた。自分は怒鳴られて育った。自分の母親はいつもヒステリックに怒鳴っていた。そしておそらく自分の母親の母親も同じように育てたのかもしれません。つまりそれが普通と思っているとその習慣をくずすことはとてもむずかしいと言えます。けれども希望はあります。習慣を変えることは可能です。まずはその習慣を絶つという決心から始まります。その決心が一番重要なのです。もうしないときっぱり決断することです。しかし決断するだけでは十分でなく、それならどうしたらよいかという新しい習慣をそこに置き換えることです。怒鳴らない代わりにならどうしたらいいのかです。最初はむずかしくても、今度新しい習慣が身に付けばもう古い習慣は消えるはずです。それは新しい習慣がその古い習慣を置き換えたからです。

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