役立つ情報の最近のブログ記事

gadget1.jpg
今日、買ってきた2点。優れものです。最初の写真は
Chef'n Twist'n Peel Garlic Peeler
ガーリック片を入れて蓋をしてくるっと回すとガーリックの皮がきれいに剥けます。半信半疑でやってみたら、感動の向け具合でした。

キッチン・ガジェットの店で買ったのですが、今Amazonで見たら、3ドル安かったです。一緒に同じものを買った友達も、これはいいとのレビューです。

もう一つはJoseph Joseph Garlic crusher。普通のガーリック・クラッシャーは、にんにくを潰した後、中にこびりついて洗うのが大変ですが、これは、簡単に洗えるし、複数のガーリック・クローブを短時間で潰すことができます。

gadget2.jpg使い方は、まな板ににんにくを置いて、このクラッシャーを上からギュッと押し付けるだけです。すると皿状の凹んだ部分に潰したガーリックが出てくるので、スプーンでこそげで使います。

やはり一緒に購入した友人いわく、こちらは、「潰すのに力が要る」とのことでした。確かに、まな板の上ににんにくを置いて、上から思いっきりぐっと体重をかけてやる必要はありますが、結構、腕力に自信のある私には楽勝です。





NBCのDatelineという番組で放映された非常に画期的なMy kids never bullyというエピソードです。うちの子に限ってイジメをするはずがない!というニュアンスの題です。

5~6名の高校生を集め、その内の一人は実際にいじめを経験したことのある俳優/女優。1~2名はイジメ役をする女優/俳優。残りの子たちは、これから起こるイジメの場面が女優/俳優の演技であるとは知らされておらず別の目的で集まっていると思っています。部屋には隠しカメラがついており、別の部屋ではいじめの専門家一人と俳優/女優以外の子たちの親が、モニターの前で、これから子供たちがイジメの場面に出くわして、どのような反応を示すのかを見守っています。自分の子は傍観者になるのか?イジメに加わるのか?それともイジメている子を助ける側に回るのか?

色々な場面設定で実験は行われます。

最後はオーストラリアのイジメられ続けていた男の子の話です。

ちょっと前の「ためしてガッテン」でやっていたのですが、老化にはAGEという物質が体の中にたまって、コラーゲンを糖化させ弾力性を失わせてしまうことから起こるんだそうです。老化は、皮膚だけでなく内臓や骨にも現れます。骨にAGEがたまると、骨がもろくなって、折れやすくなってしまいます。関節の軟骨にAGEがたまると、腰痛やヒザ痛の原因になります。ガッテンでは実際に老人の水晶体、骨、肌などを若い人のものと比べた写真が出ていましたが老人の方は、どれも茶色。この茶色の物質がAGEなんだそうです。http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110518.html

AGEは英語ではAdvance Glycation End producsと言います。
http://www.aging-no-more.com/advanced-glycation-end-products.html
(AGEに関する英語サイト)

では、このコラーゲンの糖化を防ぐには。食後、血糖値が一気に上がると、血糖値が下がるのに時間がかかり、その間に糖化が進むので、できるだけ血糖値を一気に上げない食事方法が大切だそうです。それには、パンやごはん(炭水化物)を先に食べると、血糖値が一気に上がりやすいので先に野菜を食べるだけでも効果があるそうです。
 
また食物繊維を先に食べることで、腸での糖吸収を、ゆるやかにすることができるそうです。

さらに、ちょっと突っ込んで英語サイトでも調べてみました。すると
Glycemic Index Food Chart というものを見つけることができました。つまり、血糖値を上げやすい食べ物と上げにくい食べ物のチャートです。
http://www.southbeach-diet-plan.com/glycemicfoodchart.htm

Glycemic Index Food Chart で調べると他にもいろいろ出てきますが、以外なのがニンジンです。ニンジンは生で食べるとと血糖値を上げにくい方に入るのですが、料理してしまうと、いきなり血糖値を上げやすい食品群に入ってしまったりします。ローファットのヨーグルトは14と血糖値を上げにくいカテゴリーにあったり、スイカが72と滅茶苦茶血糖値を上げやすかったり。ライスパスタ?が92なのに、フェトチーニは32だったり、ジャガイモは85なのに、さつまいもは54だったりと、なかなか、何が血糖値を上げやすく、何が上げにくいのか、なかなかわかりにくいのが難点です。

でもガッテン流が本当なら、とりあえずはお野菜を先に食べましょうということで、なんとかなりそうです。とは言え、私の今までの食生活は、朝はいきなり白い食パン。昼はいきなりラーメンやうどん。という、正に、いきなり血糖値をあげる食事方法だったので、夜はまだしも朝と昼に、まずはお野菜というのは結構むずかしいと感じました。そこで、とりあえずはセロリをスティック状にしてZipロックに入れて冷蔵庫に保管し、朝昼の食事の前にとりあえず数本食べるようにしています。

できる範囲で、実践して若さを保ちたい!いや、これ以上老いたくない!と思います。

友達に教えてもらった方法ですが、最近数日連続でやってみて、これはスゴイ!と思ったのでご紹介します。費用、たったの5ドル以下です。

用意するのはSrugical tape。これはドラッグストアで売ってます。透明で目立たないしお肌に優しいです。

このテープを幅と同じくらいの長さの正方形あたりで切って、夜寝る前に眉間にダイヤモンドのように貼るだけです。

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O       O
     ^

↑ <> がテープです。実際には、もっと目の目の間になりますが、眉間の皺を伸ばすようにしてペタッツと貼ってみてください。

私の場合、最近、皺というよりも、ばっさりと刀で切られた跡か!?と思うような結構深い皺があったのですが、テープは数夜貼ったある朝、かなり消えていました。

夜寝るまでには、また皺が戻ってきているので、多分日中もずっと貼っているといいのかもしれません。お試しあれー。

Japan Quake Map

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quake.gifJapan Quake Map 日本地震地図

毎日、日本のどこで、どの程度の地震が起きているのかが一目でわかります。全てダウンロードできた後に、左側の日付にマウスを当てて行くと、早送りで見ることができます。

上部のDaily Energy Release Chartに入ると、地震のエネルギー量のチャートと毎日の地震の数の変動チャートが見られます。下側の黄色い線が、毎日の地震の数で、線の上にカーソルを当てると、右横の数字が表示されます。

もうひとつ、http://tenki.jp/earthquake/.

も一目瞭然、わかりやすいページです。3月11日以前の情報も見ることができます。ちなみに3月9日10日あたりを見ると、三陸沖で地震が連発していました。なぜ、それなのに予測ができなかったのかと素人判断でも不思議に思い、ちょっと調べてみたのですが、一説によると「9日の時点で震度5のかなり大きな地震があったため、専門家は、その後の地震を余震とみなしてしまった。」のだそうです。住民のかたがたも、度重なる地震に感覚的に慣れてしまい危機感が薄れたのかもしれないということです。

 

防災対策お薦めページ

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防災システム研究所ホームページ

過去に起こった様々な天災、災害の記録とそれに対する課題、対策をまとめてあるサイトです。

「津波心得の碑」のページでは先人の残した全国各所の津波警告の石碑の内容を書き起こしてありますが、その一つで1854年に建てられたものに、「百五十年前の宝永四年(1707)の地震の時にも浜辺へ逃げ、津波にのまれて死んだ人が多数にのぼった、と伝え聞くが、そんな話を知る人も少なくなったので、この碑を建て、後世に伝えるものである。」と書いてあります。

後世になんとか伝えようとした人の気持ちが、時を越えて伝わってくるとともに、人間の記録と記憶の限界を感じます。

また、恐らくこれは今回の災害以前に書かれているのだと思いますが、津波防災三か条として明治三陸地震津波で津波が30分以内に襲ってきたこと、北海道南西沖地震の例を挙げて、車では逃げないこと、津波は二波、三波と来ることも警告しています。

山村市の以下の政府への提言も、全く生かされていません。

 「東海地震は予知できたら儲けもののつもりで、原則は予知できないことを前提にした防災対策に切り替えるべきと考える。なぜならば、予知を前提としたこの法律制定後26年、この間に発生した大地震(北海道南西沖地震、鳥取県西部地震、芸予地震、宮城県北部地震、十勝沖地震)は、どれ一つ予知できていないからである。法律で定める以上、もっとしっかりとした根拠によるべきではなかろうか。そうしないと膨大な予算の無駄遣いと現場の混乱を更に続けることになる。」

被災から今までの、さまざまな報道を総合すると、このように警告を発し続けた人たちの意見は、政府によって、ことごとく無視され続けてきたのだと感じます。

このサイトでは、他にも今後起こりうる地震への警告、防災計画、災害対策も記してありますので、読んでおいて決して損はないでしょう。

またSweetHeartでも2005年から掲載している「最悪の事態から生還する方法」も是非合わせて読んでいただければと思います。特に、山村氏も「防災心理学」のページで述べている、「多数派同調バイアス」(majority synching bias)については、日ごろから意識しておくと良いのではないかと思います。

つまり、「過去経験したことのない出来事が突然身の回りに出来したとき、その周囲に存在する多数の人の行動に左右されてしまう。」ということです。「最悪の事態から生還する方法」では911やパンナム飛行機事故の人々の行動例を挙げています。山村氏の記事の中では韓国の地下鉄放火事件の人々の行動例を挙げています(特に掲載されている人々が煙のたちこめる地下鉄に平然と座っている姿には驚かされます)。

つまり、これは国民性に関係なく起こりがちな人々の行動パターンなのだとは思いますが、日本人、特に東京人は公共の場において、特に無関心であったり、他人の行動を見て自分の行動を決めるような傾向があると思うので、より一人ひとりが危機感を持つことが大切だと感じます。

以前、SweetHeartのメルマガに掲載した記事を思い出しましたので、再掲載します。

「知り合いがNYの日本領事館の危機管理セミナーで聞いたという話が大変興味深かった。ちょっと古い話になるが、1997年エジプトの観光地ルクソーにおいてイスラム過激派組織に所属する武装グループ6名が観光客に向けて銃を乱射、日本人10名を含む外国人観光客58名及び現地警察官等4名の計62名が死亡した事件についてである。

当時その場には、被害者の倍以上のスイス人、アメリカ人を多く含む観光客がいたという。スイス人の被害者もかなり多かったそうだが、一部は柵を乗り越えて7メートル程の高さを飛び降りて難を逃れ、アメリカ人は、葬儀殿の奥に隠れて一人も被害者がいなかったそうである。ところが、日本人はJTBツアーに参加していた10人全員が葬儀殿の真ん中で固まって射殺されていたという。

つまり、銃声を聞いた場合、日ごろから危機管理意識の強いアメリカ人、スイス人はとっさに伏せる、物陰に隠れるなどの行動を取ったけれども、危機感が薄く、周りの行動を見てから自分の行動を決
める日本人は、とっさに何もできずに全員固まったまま標的になってしまったのではないか、というのである。」

このことを多数派同調バイアスの観点から考えてみると、アメリカ人やスイス人、全員が危機管理意識を持っていたというよりは、スイス人には、少なくとも一人危機管理意識の強い人が柵を飛び越え、他のスイス人がその人に続いた。アメリカ人には、やはり少なくとも一人危機管理意識の強い人がいて葬儀殿の奥に隠れ、他のアメリカ人が続いた。ところが、日本人には、誰一人として危機管理意識を持つ人がいなかったとも考えられないでしょうか。

一人の危機感の持ち方によって、もしかしたら多くの危機感のない人の命も救われる可能性があるのかもしれません。 

義援金と寄付金の違い

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http://kifusuru.com/explanation.html

「一言でいえば、被災者にお金で渡るのが義援金、支援活動/復興活動に使われるのが支援金だそうです。」お金の流れの違いなども、とてもわかりやすく図解で説明されています。

1週間ほど前のことになりますが、株式会社FFCの田川様という方から「はじめまして・・・」という書き出してメールをいただきました。

宣伝広告か、と思い一応読んでみると・・・

「本日の新聞に「全国の保育所1年で死亡児童12人」という記事がありました。厚生労働省の報告では、「この1年間に保育所で死亡した児童数は12人でそのうち1歳までの乳幼児が11人だったとあり、その原因はSIDSやおやつを喉につまらせる窒息死等だった。」とあり、私は聞き慣れない「SIDS」をネットで検索してみましたら、あなたのHPにたどり着き、大変わかりやすい内容が載っていました。この記事を私のブログでご紹介させて頂きたいのですが、宜しいでしょうか。・・・弊社は、その仰向け寝に自然に改善することができるようになるトレーニング用品を取り扱っている会社です。・・・」


との内容でした。FFCとは聞きなれない会社なので、転載許可の前にどんな会社か調べてみようと思い、ホームページを見てみたら、実におもしろい器具を売っているのです。

ひとつは、哺乳瓶に取り付けて母乳を吸うのと同じような負荷を赤ちゃんの口に与え赤ちゃんの口の周りの筋肉や吸う力を育てるという「つぐみちゃん」という商品。

もうひとつは、パタカラという大人用の商品で、口にくわえたり、ひっぱったりすることで、顔のいろいろな筋トレができ、たるみが改善され、小顔も実現するという商品。

最近、口角のたるみが気になってきている私には、読めば読むほど興味を持ちました。

そこで、図々しいとは思いつつも、「転載していただく代わりと言ってはなんですが、試供品をくださいませんか」とお願いしたところ、快諾してくださり、パタカラと最近開発されたというフィップル(Fit pull)という商品をプレゼントしていただきました。

昨日、商品が到着し、夫や子どもには絶対に見せられないような1000年の恋も冷めるような顔で顔体操をしています。期待度100%。(ところが、次男には早速見られてしまい、「ママ、若さを保つためには何でもやるね。」と冷たく言い放たれてしまいました。)

コンタクトしてくれた田川さんによると、口の筋肉を鍛えることで脳も刺激され、認知症の改善や脳梗塞の改善にもつながるとのこと。

へーと思っていたら、今日偶然にも読売オンラインで、「歯の悪い高齢者の認知症率は2倍」という記事が出ていて、しっかりと咀嚼すること、口の筋力を保つことは、やっぱりかなり大切なことかもしれない・・・この商品は、もしかしたら本物かもしれない・・と思っているところです。

別に宣伝を頼まれたわけでも記事を書いてほしいと頼まれたわけでも、まったくありませんが、田川さんのブログも含め実に興味深く一読の価値ありです。http://www.ffc-p.jp/

9月2日、やっと長い夏休みが終わりました!で、初日から私はいきなり寝坊しました。子どもに「ママ!!!!」と起こされて、慌てて飛び起きたのが、スクールバスの来る10分前。しゃれっ気の出てきた次男は、朝シャワーなしでは学校に行けないと、2分でシャワーを浴びて、5分で朝食を食べて飛び出して行きました。

ところで、今日のCNNのトップにDr. Sanjeの子どもが新型インフルエンザにかかった場合のアドバイスが大きく掲載されていました。

まず現在、小児科ERは通常の200%の混みようで、インフルエンザかもしれないと思っても、即ERに行くことはお勧めできないそうです。

Point 1. .インフルエンザのような症状の出た場合でも、ほとんどの子は数日ミゼラブルな思いをするだけで、それ以上ひどくなることはないので、ERや医者の待合室で過ごすよりも、最善の場所は家で過ごすことです。

Point 2.心配ならば、まず小児科に電話をし、電話をすることなく医者に行かないこと。子どもは新型インフルエンザでないかもしれないし、病気の子どもに接触する可能性があります。何時間も待ったあげくに結局、たくさん飲んで、たっぷり休んで、熱にはタイラノーを飲んでくださいと言われるだけのことも多いです。

Point 3. 新型インフルエンザから新型という言葉を一旦消してみましょう。そして、もしあなた普通のインフルエンザでも子どもを病院に連れて行くかどうか?を考えて、もし答えがNOであれば今すぐに病院には連れて行かないことです。

Point 4. 30,000~90,000人が新型で死亡と聞くと怖いですが、毎年40,000人の人が普通の季節性インフルエンザでも死亡するということを覚えておいてください。現在のところ新型でも症状はマイルドが普通の病気程度で、皆が恐れているようにバタバタ人が死んでいるわけではありません。

Point 5. 医者に診てもらうべき子供は

・生後12週以下の子どもで100.4度以上の熱がある。

・生後12週以上で熱が3日以上続いている

・12~24時間おきにぶり返す子どもの熱

・6時間以上、排尿がない、または涙が出ない子ども

・数時間遊ぶことに興味を示さず笑わない子ども

 

911に電話する場合は:

・呼吸困難で話せない

・爪の付け根のあたり、唇、歯茎が青や濃い紫色になっている

・疲労しており力がなく応答しない

 

 

日本では麻薬や覚せい剤のニュースが世間を賑わせていますが、2002年と2003年に私が地域の学校で行われた親のための麻薬や覚せい剤に関する勉強会に出席して学んだことをメルマガに書いた記事を、最近の情報を少し付け加えて再掲載します。

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SweetHeartの掲示板に、数週間前、ドイツ在住の方が、最近幼い子どもにキャンディーと騙して麻薬を渡したり、シールなどに麻薬液を沁み込ませて子ども達に配り、誰も気づかないうちに子ども達を中毒にしてしまう事件があるという書き込みをされていました。

あまりレスがつかなくて、書き込みされた方は拍子抜けされていたようですが、確かに多くの親は麻薬なんて、自分の世界とは関係のないと思っていることでしょう。特に日本に住んでいる場合は、「麻薬なんてヤクザか芸能人か、そのこどもとかがやっている自分とは遠い存在。でも怖いわねー。」と遠巻きに見ている人が多いのではないでしょうか。

しかしながら日本でも14歳~19歳の間で覚せい剤や薬物の乱用を急増しているといいます。ちなみに平成8年(1996年)に覚せい剤の乱用により補導された中・高校生の数は平成元年以降最高を記録し、特に高校生においては,平成7年(1995年)の約2.3倍になっているそうです。決して対岸の火事ではありません。

(現在の情況の付け足し:厚生労働省によると、2008年の覚せい剤事件検挙者は1万1231人。その内、未成年者は255人。その内高校生は34人、中学生は8人。過去5年間で検挙者が最も多かったのは05年の1万3549人。未成年は435人で中学生23人、高校生55人。つまり麻薬、覚せい剤の広がりは今始まったことではなく、既に随分前から大問題なのです。)

特に、日本国内においては、中学生や高校生など青少年の間で薬物乱用に対する警戒心や抵抗感が薄れるなど「第三次覚せい剤乱用期」といわれる状態が続いているそうです。

私の場合は、私の知り合いで数人が麻薬中毒になり人生を台無しにしてしまうのを見てきたので、他人事ではないという意識はありましたが、先日、近くの小学校で開かれた「こどもたちと麻薬の現状」というミーティングに参加して、数倍もの危機感を持ちました。

ゲストスピーカーは麻薬取締官や警官、病院関係者で、市場に出ている麻薬の種類、その影響、ダメージ、入手法、そしてどうやったら子ども達を守ることができるのかが淡々と語られていきました。

私が即答できる麻薬の種類は、大麻、マリファナ、コカイン、ヘロイン、モルヒネ位なものでしたが、現在出回っている麻薬は、数十種類にも及び、最もポピュラーなのがエクスタシーだそうです。(今回の押尾学の逮捕で、あ、あれだ!とこの記事の記憶が蘇ってきました。)

エクタシー合成麻薬(MDMA)で摂取すると心臓の動悸が速まり、体内温度が急激に上昇し臓器が破損し死に到ります。体温上昇に気づかず急激な発汗にもかかわらず水分摂取を怠れば脱水症状で死に至ります。病院関係者の話では、エクスタシーで死亡した18歳の少年の体が死亡後5時間も経っていたにもかかわらず108度(摂氏42度)もあったそうです。

また、エクスタシーは、下手をすると、たった1回の興味本位使用で死に至る可能性もあるのが怖いところで、エクスタシーを常用した人の脳のCTスキャンを見ると、脳のあちこちが空洞化してしまいます。(その脳の写真も見せてもらいましたが、まるでネズミが食べたスイス・チーズのようです。)

kusuri.jpgイギリスでは10歳の少女が誤って「エクスタシー」を飲んでしまい最年少犠牲者となっています。なぜ、誤飲が起きるのか?麻薬取締官が見せてくれたエクスタシーの写真で納得がいきました。写真には100種類近くの錠剤に姿を変えたエクスタシーが写っていました。どれも、ちょうど日本のラムネ菓子のような形状で、その小さな錠剤にはポケモンやかわいい動物達などの模様が入っていて、子どもが食べたくなるように成型してあるのです。

エクスタシーは、中毒性がない副作用がないという嘘八百の噂とともに急速に若者達の間で広がりました。特に「レイブ」と呼ばれる暗闇の中でハイペースと大きなボリュームの音楽に合わせて踊る若者向けパーティーで、その恍惚感を高めるということで気軽に使われるようになってしまいました。(麻薬は、一錠$20~$40と高額で、貧困層の子どもではなく、富裕層の子どもたちの間で広がっています。)

エクスタシーのほとんどはオランダで作られているといいますが、1996年にケネディー空港で摘発されたのは8錠のみだったのが、99年には350万錠というからすごいです。日本でも、既にバツという名で暴力団組織や外国人グループを介したりインターネット販売を通して急増しているそうです。(Ecstacy→XTC→X→バツ)

その他にも、1~2滴でも飲み物の中に入れられたら、女性の場合レイプされても抵抗できないどころか記憶さえ無くなってしまうというPMAという味も臭いも色もない薬物(何が起こったのかわからず素っ裸でフラフラと道路を歩いている女性を保護することがあるそうです。たとえば同じカウンターで飲んでいて、何かに手を伸ばすふりをして飲み物に数的入れたり、トイレに立った隙に入れたり・・と色々な手口があるそうです)。

昔の40倍もの強さがあるというマリファナ。写真つきのリストを見せてくれましたが、あまりに数が多くて、ここでは紹介し切れません。

それでは、どうやったら子ども達を、魔の手から守ったらいいのか?小さいうちは、親が注意してあげていればいいが、ティーンエイジャーになれば、そうはいきません。結局、親子のコミュニケーションを密にとることが一番だそうです。「出かける時にはどこに行くのか。誰と会うのか、いつ帰ってくるのか。」それだけでも随分違うそうです。とにかく無関心が一番よくないそうです。

私の住む町の場合、小学校の高学年くらいから麻薬に関する教育は始まります。小学生向けには、麻薬に対する基礎的な知識の教育だそうですが、中学に入ると恐怖心を煽るために中毒者の写真やその他かなり怖い写真やビデオを見せられるそうです。また、麻薬の問題ばかりではなく子どもの安全を保つため一日を通して警官が数回Walk Through といって学校の中を見回りにきます。そこまでやっても、14歳位になると、多くの子ども達が麻薬を始めてしまいます。それほど麻薬は身近に存在し、タバコを吸うのと同じくらいに抵抗感や警戒感を覚えないものになってしまっているということなのでしょう。

ニュージャージー州の法律では、もし自分が麻薬をやっていなくても麻薬が使われたパーティーに居合わせたというだけで、逮捕基準となり学校の記録に残され、スポーツなどのクラブ活動もできなくなってしまうそうで、警察官いわく、「もし子どもが、どこにいても何時であっても、もし麻薬をしている人と居合わせた場合は、No question askedで親が迎に行けることを子どもに伝えておくこと。」だそうです。

それから、もう1点言いたいことは、覚醒剤の中毒性の高さです。1度覚醒剤にはまった人を立ち直らせることは並大抵なことではない!ということです。

娘が覚醒剤にはまってしまった、夫の親友(警察官)が、「薬を1度やったものは、一生、その誘惑と戦わなければならない。覚醒剤中毒者は、薬を買うためなら何でもする。」と言っていました。彼の娘は大学の寮で覚醒剤を覚え、薬を買うお金欲しさに自分の体まで売るようになってしまいました(薬を始めたきっかけは、お尻が大きいのを気にしていて、覚せい剤で痩せると言われたのがきっかけだそうです)。

1度は命も落としかねないポルノ映画に出演させられている所を乗り込んだ父親に命からがら助け出されたこともあったそうです。覚醒剤リハビリセンターに何度も入院し、2~3年は薬を断ち切れるのですが、必ずまた薬に手を出してしまうということを過去10年繰り返しています。(あるうパーティーで会った時も完全に行ってました。)

夫の音楽仲間も15年前から覚醒剤にはまり、お金のトラブルでその筋の人にボコボコにされ、覚醒剤リハビリセンターに入院。その後、入退院を繰り返しました。7年前、妻と友人の力でついに覚醒剤を断ち、自分の経験を役立てようと、覚醒剤依存症の人を立ち直させるため、心理学を学び、大学、大学院、PHD博士号まで取りました。ところが、去年、突然、失踪。再び覚醒剤漬けになって発見されました。その後また失踪、音信不通のままです。

 

http://www.cnn.com/video/#/video/health/2009/05/11/snow.war.on.salt.cnn

やっぱり!と言うより思っていた以上だった!と思ったのが、今日の「チェーン・レストンの危険なレベルの塩分量」に関するニュースです。

アメリカのCDC(Centers for Disease Controla and Prevention)が「健康な成人に推奨する一日の塩の量は2,300㎎以下(小匙一杯程度)、3人に1人の成人は1,500㎎以下にする必要がある」、としています。

ところが、The Center for Science in the Public Interest (CSPI)が調査した17軒のチェーン・レストランの102の食べ物の内85の食べ物が一日分の塩分を含み、メニューによっては4日分に当たる塩分摂取になるものもあったということです。

私が、チェーンレストランが嫌いな第一の理由が、何を食べても、やたらと「塩辛い」ことです。できるだけ避けてはいますが、一年に1~2回は子どもにせがまれて入ることがあります。うちの近所だとApple Bees、Olive Garden、Chile、Boston Marketなどがありますが、どこのメニューもとにかく塩の量が半端じゃないなと、ずっと思っていました。

でも、ここまでひどかったとは!

また、普通のレストランでも最近は"Kids Menue"が置いてありますが、そこで出されるチキン・フィンガーやモッツァレラ・チーズ・スティックなども、一口食べてみると腹立たしいほど、塩辛い味付けになっています。


たとえばRed Lobsterで
Mashed potatoes topped with creamy lobster,
Caesar salad with dressing,
one Cheddar Bay Biscuit
Lemonade
を頼むと 7,106 mg

キッズメニューの
チキンフィンガー、フレンチフライ、レモネードで2,430㎎

(4~8歳の推奨塩分は1200㎎)

Chiliで
Buffalo Chicken Fajitas (with tortillas and condiments) を食べて Dr. Pepper を飲むと: 6,916 mg 

Olive Gardenで
Chicken Parmigiana with a Breadstick,
Garden Fresh Salad with House Dressing,
Raspberry Lemonade:
を頼むと5,735 mg."


でも、「フッフ・・・和食は安心さ」と余裕をかましてもいられないようです。日本人は塩分の摂り過ぎだとよく話題になっていますよね。

日本人の平均的な塩分摂取量は1日11~12gで、適切な塩分量として、厚生労働省では成人男性で1日10g、成人女性で8gを目標に掲げているそうですが・・・え?これって多くないですか?ミリグラムに直すと1g=1,000㎎だから10,000㎎ってことですよね。http://kids.gakken.co.jp/box/sansu/06/pdf/B036214180.pdf

うーん。ま、とりあえず、それは置いておいて、

http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20080722A/index2.htm

によると

かけそば 6.4g 
ラーメン  8.4g

です。これはおつゆまで飲み干すと・・・と言うことでしょうか?

他には、

焼きそば 3.5g
インスタントミックス焼きそば 6.4g
にぎり寿司(一食分) 2.6g

となっています。

ちなみにWHO(世界保健機関)で推奨している一日の塩分摂取量6gで、日本の推奨値の半分です。塩の摂り過ぎには十分に注意したいですね。
student.jpg少し前にQ&A掲示板で、交換留学生の被害に関する話題が出ていました。たまたま数ヶ月前にもアメリカで留学生の世話をボランティアでしている友人から、ホスト・ファザーと留学生の関係がおかしくなったという話を聞いていたので、留学生の実態について興味を抱き調べてみました。また、「高校交換留学 被害者 集まれ! 」というサイトを運営、留学被害をなくすための活動をしていらっしゃる天満まり子さんにも詳しくお話をうかがうことができましたので、その内容を掲載いたします。

まず、Q&A掲示板で出た話題から・・・

以下引用

「じつは私、2年前から高校生の留学被害問題に取り組んでいる55才主婦です。留学団体の誇大広告、被害やトラブルの隠蔽、現地ではガイドラインを無視したプログラムが当たり前のように行われています。

(中略)高校生の留学においては、文科省支援の留学団体は現在のところ8団体、年間およそ4000人の高校生が交換留学していますが、いま私が取り組んでいるのがこれにあたります。この高校生交換留学の場合は、原則、ホスト先は外国人家庭という決まりなのですが、そのステイ先での日本人留学生の状況は惨たんたるものです。一週間に一度それも10分しかシャワーさせない、夕食は何年も前に賞味期限が切れている冷凍食品一袋だけ、炊事洗濯、部屋の掃除など使用人同様の扱い、ホストによる性的虐待、現地関係者の都合で犬猫のようにあっちこっちへと預けられる・・・・ものすごく被害やトラブル多いです。

特にホスト先での性的被害は、アメリカでは国務省が対策に乗り出さなくてはならない程あります。(じつは2005年より対策に乗り出してはいるもののなかなか難しいようです) 
このような状況のなか改善を求めても、へたすると強制帰国になる場合もあるので、多くの日本人留学生はこの状況に耐えて頑張っています。

(中略)

現地での交換留学の実態は、留学斡旋団体の話とは大きく違っており、ボランティアというのは表向き、殆どの場合ビジネスに成り下がっているため、ホストの質の低下が目立ちます。また、その逆もあります。ビジネス優先に走るあまり、斡旋団体は、非常に質の悪い高校生であっても現地に送り込みます。そして、その尻拭いを善良なホスト家庭に押し付けている場合もあり、、間にいる留学関係者だけがいい目をしています。(後略)」

引用終了


これ読んで、随分以前に読んだ娘が交換留学先で性的被害に遭う寸前だったというある父親の怒りの手記を思い出し、交換留学の実態を少し調べてみました。

いろいろなリンクをたどっている内に、思わず「え~!」と叫んでしまうような、いくつもの記事に行き着きました。

幾つかの記事を抜粋翻訳します。

http://www.daily49er.com/opinion/foreign-students-made-sex-slaves-1.1593782 (2009年3月)より

「交換留学制度は学生にとっては違う環境で学び、様々な人々や文化を学ぶ良い機会だと皆見てきました。でも、考えてみると性犯罪者にとっては16歳の子どもを注文配達してもらう絶好の方法だということは痛いほど明らかです。

最も悪名高いホストの一人がトーマス・スコット・キングです。キングはウェスト・バージニアの少年愛好家協会では、よく知られているメンバーです。彼はその一方で留学斡旋業者の"high placer"(毎年50軒ないしそれ以上の留学生ホストを探す人)になりました。各留学生は平均15,000ドル(日本円にして約150万円)の価値があるので、留学斡旋業者たちは、彼らhigh placerの機嫌を損なうことを恐れています。

何年にもわたってウェスト・バージニア州の教育委員会には様々な苦情が寄せられていましたが、ほとんどは無視されてきました。そして同じ性犯罪者が何度も何度も世界中からの未成年留学生のホストになっていたのです。

オレゴン出身のある退役警察官によると「有罪判決を受けたことがある性犯罪者が18歳の日本人の少女のホストになりました。彼女はこの事態を当局が知る2~3日前に彼の家に滞在し、その後移転させられました・・・が、それは強姦犯が彼女の不適切な方法でさわり始める前ではありませんした・・・その1年後に同じ強姦犯が16歳のタイの少女をホストする留学機関からホストとして認可されたのです。」


背筋が冷たくなる話です。

以下は、2005年に米国国務省がとった対策に関するワシントン・ポストの記事です。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/08/11/AR2005081102083_pf.html より

アメリカにおける外国からの留学生への性的虐待を訴える声に対応して、ブッシュ政権はホスト・ファミリーを予め調査し、毎年約28,000人の高校生(ほとんど全てが未成年)をスポンサーする留学斡旋業者を取り締まる法案を提出した。

外国からの留学生は過去半世紀にわたってアメリカに正規の交換プログラムの元でやって来ていますが、今まで性的犯罪の数や情況を把握したり政府に報告する義務を負っていませんでした。

しかしながら、この法案のよっても3件の虐待を防ぐことができず、現在法廷で争われています。

警察の供述書によるとGaighersburg高校の生物教師アンドリュー、パワーズは彼の家族とともに暮らしていた17歳のドイツの少女の寝室に忍び込み彼女にオーラル・セックスを強いました。

ミシガン州Plainwellの16歳のドイツ人少女のホスト・ファザーは彼女の部屋に隠しカメラを設置。

アルカンサス州の留学生コーディネーターDoyle Meyerは過去数年にわたって3人のヨーロッパ出身の男子学生への性犯罪の罪を問われている。その一つのケースで、Doyleは妻が不在の折に学生たちとお泊りパーティーを開きアルコールを飲ませて自慰を強要。この学生は通報をためらっていたが、Doyleの他の学生への行為を聞いた後に通報。

この場合、Doyleは犯罪歴がなかったので、新法案をしても防ぐことができないケースである。

前記、生物教師パワーズの場合はモンゴメリー郡スクールシステムのバックグラウンド審査を通っていた。

ミシガンのケースに関わった保安官の弁「留学生は最も弱い立場にあります。なぜながらアメリカの法律を理解しておらず、習慣にもなじみがなく、ホスト・ファミリーやスポンサーに頼っており、虐待された時にどうしてよいかわからず、行動を起こすことを恐れるからです。これは犯罪者にとっては理想的な情況なのです。」

2003年、Frank Swiderskiの17歳のベトナム交換留学生に対する虐待が明らかになったのは、警官が少年の保健体育のクラスで講義したことがきっかけだった。少年はホスト・ファザーによって行われている行為ーー裸でのマッサージ、愛撫、  Swiderskiの陰毛を剃ることを強要することーーがノーマルなことであるかと尋ねたのです。

 検察によると警察はSwiderskiの家から裸の少年達の写真ーーその多くは交換留学生のようで幾つかの写真は元高校教師と一緒に撮影されていたーーは古くは1970年代のものまであった。

近年報告されたほとんどのケースはホスト・ペアレントまたはスポンサー・エイジェンシーの職員が関係している。

2004年、カリフォルニアの社会学教師Peter Ruzzoは彼の家に住んでいた15歳のドイツ人生徒と性交をした罪で禁固3年の判決を受けた。Ruzzoは犠牲者に「彼が彼女が交換留学生として訪れる以前、交換留学のための写真を見た時点で、彼女と性交しようと決めていた」と語ったと言う。

提案された法案によると、ホストファミリーになる家族の全ての成人、スポンサー・グループの職員は性犯罪歴、犯罪歴がないかの審査を受けなければならない。スポンサーは性的不適切行為とされたケースは全て地元と州の機関に報告しなければならない。

留学生に対するオリエンテーションでは、全ての生徒が不適切な性的接触とはどんなものか、誰かがそのような行為をしようとした場合、何ができるかのアドバイスを受けるようにすること。

monita.jpg2004年7月、ロータリークラブの交換留学生コーディネーターのJames Anthony Dillonhaは、17歳のヨーロッパ出身の生徒への3件の性的行為により30ヶ月の執行猶予、エレクトリック・モニターを装着しての自宅待機と2000ドルの罰金という判決を受けただけだった。

外国の生徒は、アメリカの法律を知らず、習慣にも不慣れで、ホストファミリーやスポンサーに頼っているために、虐待された際にどうしていいかわからず、また行動を起こすことを恐れるため、最も弱い未成年者であると、ミシガンの事件に関わった保安官オフィスのFrank Baker中尉は述べている。


参考サイト:
http://www.northcountrygazette.org/articles/103005ExchangeStudent.html

http://www.csfes.org/

私も大昔の話になりますが、大学時代に1ヶ月オーストラリアに、社会人になった後に台湾で1年、ホストファミリーと暮らした経験があります。

オーストラリアの交換留学は、オーストラリア大使館主催のもので、しっかりしたホストが選ばれていましたが、それでも一度、ホスト先の大学生に体を触られて嫌な思いをしたことがありました。

台湾での最初のホストファミリーは、家は立派でしたが、家でご飯を一切作らないどころかお湯も沸かさない冷蔵庫は空っぽというような家庭で、世話役さんに泣きながら窮状を訴えたところ、すぐに次のホストファミリーを探してくださり、そこでは、1年間家族の一員として、とても素晴らしい体験をすることができました。ところが、その家を出て友達と暮らし始めた頃に、そのホスト・ファザーから電話で

食事に誘われて、個室を準備されて愛人になるように迫られて怖い思いをしのたですが・・・。

そんな昔を思い出しても、留学体験と言うのはホストファミリー次第で天国にも地獄にもなるものだと思います。そして地獄だった場合、留学生はとても無力だと感じます。

特に性的被害などに遭った場合には、きっと多くの人は口を閉ざして公には語らないだろうと思います。

ホストファミリーとともに過ごす留学とは人生の中で、新しい国への目を開いてくれる素晴らしい体験となりうる一方、とてもつもない危険も背中合わせだということを、高校留学に限らず、全ての留学生とその親は知っておくべきだと思います。


http://www.csfes.org/page7.html より

2002年、12歳から19歳の犠牲者に対する個人的犯罪(暴力的犯罪、スリ、財布泥棒も含め)の37.8%しか警察に通報されていません。

他の年齢だと連絡率は50.8~58.1%です。

なぜティーンは犯罪の犠牲になったことを報告しないのか。犠牲者につきまとうショック、恥ずかしさ、汚名がしばしば警察への連絡を難しくしています。

障害となる他の要因:

経験したことが犯罪であるという理解の欠如
誰にも信じてもらえないと言う恐れ
おまえのせいだと言われたり、罰せられることに対する恐れ
罪の意識、恥ずかしさ、自分を責める
報復に対する恐れ
大人への不信感
何もできることはないという思い込み
利用可能なサービスに対する知識の欠如
利用可能なサービスに対するアクセスの欠如
秘密が厳守の限界に対する認識

「高校交換留学被害者集まれ」サイト運営者の天満まり子さんとの質疑応答:

①ホームページを開設した時期、きっかけなどについて教えてください

我が子の高校交換留学がきっかけでした。ただし我が子の場合は、コミュニケーション力もあり高校3年生だったこと、保護者同士で協力して子供達を支援したので、それほど大きな被害にならずに済みました。その一方で、放っておかれたままの子供たちがいると知りました。

そこで、帰国後から真剣にこの問題と向き合って2年になります。それにしても、保護者からの信頼度が高い文科省支援の会員団体(高留連会員団体という)なのに、子供の人権をおびやかすような被害やトラブルがまかり通っています。

私自身は留学体験もなく、英語ができるわけでもありませんが、このような留学制度では、子供の自立を促したり国際感覚を育てたりというような、本来あるべき教育提供プログラムとはいえません。交換留学という外形と名前は残してはいるものの、内容(実態) についてはよくある留学の格安版、激安留学といったほうがいいかもしれません。

高校生といっても自己責任が問われることの多い留学においては、なおさら正確な情報が与えられるべきなのに、何も知らない、何も知らされない子供たちは、事が起きてもじっと我慢することになるからです。

このように、留学業界全体のモラルの低下、子供に対する大人の責任とでもいいましょうか、信じられないほど希薄です。かといって、「文科省はバカ」発言の大阪府知事じゃないですが、文科省や外務省がこの問題を真剣に取り組むとは考えられません。それならば、下から上へ、つまり留学に関わった私達ひとりひとりが、できる事を、できる時に、できる範囲でやることで、留学問題を周知させるしかないと思いました。留学団体との話し合いが決裂した後、2008年3月からHPとミクシイでの情報公開に踏み切りました。


②被害者の割合について教えてください。

データそのものがありません。私が直接かかわった留学団体のある地域については、わかっているだけで30名中8名が何だかのトラブルに遭いました。被害内容については留学団体のホストへの支払い遅延等によるトラブルがほとんどで、性被害についてはわかりません。


ただ、米国務省、ロータリークラブ等の報告書によれば、留学生への性的虐待の95%がホストファミリー内で起こっていて、法執行機関への通報は1%にも満たない、泣き寝入り、丸め込まれている、あるいは心にしまい込んでしまっているとのことです。


③被害者が訴える機関はありますか

文科省支援の留学団体であれば「高留連」いうことになりますが、その「高留連」はYFU、AFSという大手留学団体が仕切っており、一個人が太刀打ちできるようなものではありません。トラブルで困っていると保護者が報告しても、うやむやにされる、通報したからと留学団体代表者から逆に怒鳴られることはあっても、トラブル解消のために「高留連」が動くことは無いに等しいでしょう。それほどトラブルに関しては機能していません。

情報提供先としては、①内閣府国民生活局消費者調整課②国土交通省総合政策局旅行振興課③文部科学省高等教育局学生支援課④独立行政法人日本学生支援機構、がありますが、いづれも報告するだけの機関であって、問題解決にはなりません。あと、検索すれば簡単に探す事ができますが、NPO法人で留学被害を扱うところがあります。必要ならば弁護士の紹介もしてもらえるようです。


④ホームページに掲載されている被害の実態に関する情報はどのように集められましたか?

私が関わった留学団体での被害者からの聞き取り、子供たちや保護者からの情報です。あとはHPやミクシイを通して被害者、元留学団体社員、現留学関係者から情報提供がありました。


⑤最も多いのはどのような被害ですか?

ホストファミリー先でのトラブルがほとんどです。例えば私が関わった団体では、ホストへの支払い遅延から様々なトラブルが発生しました。ボランティア(無償)での受け入れが原則であるはずの文科省支援の高校交換留学プログラムなのに、現地では補助費と称してホストに費用が支払われているのです。つまりは、金絡みのトラブルですね。


⑥斡旋業者の見分け方について教えてください。

文科省支援団体であっても、現地ではガイドラインを無視したプログラム運営が行われています。見分ける方法はないでしょう。出発まではケアの行き届いた斡旋団体(日本側)であっても、現地では派遣先国の交流団体およびカウンセラーが動くわけですから、出発までの時点で判断できるものではありません。
被害者の方々には不謹慎かもしれませんが、ラッキー、それともアンラッキーかということです。


⑦留学斡旋業者に関して政府による規制はないのですか?

文科省支援団体の「高留連」については、ガイドラインというものはあるものの、規制についてはありません。他の旅行業と同じで、国交省の認可さえ取れば簡単に斡旋業はできるからです。


⑧短期長期の高校生留学数はどの位ですか?

短期(3ヶ月未満)は3万人位、長期(3ヶ月以上)は4千人前後で推移しているようです。


⑨英語圏のボランティア制度が近年壊滅状態であるとサイトに書かれていましたが、その理由について教えてください。

これについては、近年というのがいったいいつからなのかが問題で・・・・私は、80年頃にはもうすでにだったのではないかと思っています。

ボランテイアで受け入れる家庭が一定数あっても、留学生が多くなることでバランスがくずれてしまっています。


⑩英語圏のホスト家庭のお金のやりとりの実態は、どのようになっていますか?

現地関係者から現金を受け取るホスト、子供の目の前でホストに現金を投げ捨てるように渡す現地スタッフ、学校にも授業料が支払われている場合も、ビジネスとしての留学生の受け入れの事実・・・・・子供たちからの報告です。

またこのような現地の状況は、ホスト家庭となんだかのトラブルが生じた際に知れるのであって、大きな問題もなく過ごせた場合にはバレないことを考えると、実際にはかなりの確率でこのようなことが行われているはずです。

留学団体はかなり以前から実際は有償なのに無償と偽っているようです。補助費と称して学校やホスト家庭にお金が支払われている場合があります。例えば留学生ひとりにつき、学校やホスト家庭に、それぞれ〇十万円支払っている団体もあります。

そしてアメリカの場合、受け入れ家庭は無償奉仕となっていますが(ところが子供達からの報告ではホストへの支払いが行われている)留学生を預かることで税金が控除される制度があります。


つまりボランテイアといってもアメリカのような英語圏では、日本のようにギブアンドギブではなく、ギブアンドテイクが基本です。カナダでも留学生を受け入れるとボランテイアポイントが貰え、ホストに還元されます。


⑪今後の活動予定について教えてください。

行政機関(議員さん)、マスコミに取り上げてももらえることで周知させていきたいと思っています。


                      ☆☆☆☆


 

ご存知の方も多いと思いますが "Do Not Call "というシステムに登録(無料)すると、テレマーケッターは31日以内に、その登録された電話番号をリストからはずさなければならない、というものです。 

詳しくはこちらを参考にしてください。http://www.ftc.gov/bcp/edu/pubs/consumer/alerts/alt107.shtm

こちらは、National Do Not Call Registryですが、州独自で同様のシステム、法律を制定している場合も多いようです。 

また我が家では一時、セールス広告がファックスで夜中や早朝に入る時期がありました。紙もインクももったいないし、とても腹立たしかったのですが、各広告には、どこかに必ず小さく、「このファックスを受け取りたくなかったらxxに電話してください。」と書いてありました。半信半疑でしたが、書いてある電話番号に電話すると、録音メッセージ゙が聞こえ、その指示に従うと、本当にリストからはずされらようで、ファックスを受け取ることがなくなりました。

消費者には、テレマーケティングをしてくるオペレーターに対して「貴社のDo Not Call Listに入れてください。」と指示する権利があるそうですので、セールスコールがあったら、自信を持って一言"Put me on your company's do not call list."と言いましょう。

cred.jpg最近、非常に煩わしいと思うのが、買い物する度に、多くの店のレジで、そのストア・ブランドのクレジットカードを作ることを薦められることです。

買い物の際、そこのブランドのカードを使って支払いをすれば、10~15%引きになるというものが多いのですが、カードを作らせようとする、しつこさの度合いから、クレジットカードを作らせることが、いかに、その店にもクレジットカード会社にも儲けになるか、ということがわかります。

(実際、店員に、1週間に一定人数のカード申請者を勧誘するように義務付けていたり、給料審査や昇進にその勧誘成果を見る店も多いそうです。

なぜストア・ブランドのクレジットカードを作らせたいかは、こうです。店はAmex,MC、Visaのカードを自分の店で扱えるようにするために、クレジットカード各社と契約を結び、客がカードで支払う度に、それらのカード会社にprocessing fee というものを支払っています。この金額が馬鹿にならない金額なのです。ところが、自社ブランドのカードであれば、この莫大なprocessing feeを支払う必要がなくなり、反対に自社クレジットカードを契約している会社から、お金を受け取ることができるのです。)

でも、買い物する度に、「カードを作れば15%引きですよ。」などと言われると、「うーん、カードを作らないと損しちゃう。」と思うようになってしまうから不思議です。

それに、No Thank youと断る度に、店員に『え?どうして作らないの?』というような怪訝な顔をされるのも非常にうっとおしく感じ(これも戦略なんでしょうね、きっと。)、なぜか客である私が、カードを作らないことで罪の意識を感じ、いちいち作らない理由を説明しなければならない変な義務感さえ感じてしまい、あとで腹立たしくさえなるんです。

カードは期限内に一括払いさえしていれば問題ないんでしょうが、一旦リボルビング払いのアリ地獄にはまってしまうと、そこから抜け出すのが大変で、アメリカでは、カード破産する人がたくさんいるそうです。

たとえば、最近、真剣にカードを作ろうかと考えたBanana Republicの利息は17.4%です。その他、

Macy's 22.9 %
Nordstrom 21 %  
Bloomingdale 21.6 %

となっています。

日本の消費者金融の年率を、ちょっと調べてみたら、たとえばモビットが9.8~18%、アットローンが9.5~18%。

つまり、クレジット・カードの金利は「高利貸し」、もとい、「サラ金」、もとい「消費者金融」並か、それ以上だと思うと、エ~~!と思いませんか?

さらに調べていて、色々なクレジットカードの消費者レビューの面白いサイトを見つけました。

http://www.cardoffers.com/

ここにBanana Republic クレジットカードの最悪レビューがたくさん出ていました。
 http://www.cardoffers.com/introComments/posted/card.asp?idmin=10378

たとえば、「請求書がいつも送れて届くために支払いが遅れて、とんでもない金額の延滞料を請求された」とか、「支払期日に間に合うように電話で支払いをしようとしたら、電話特別料金を請求された」とか、「支払いが遅れたら利子が23%~29.99%に跳ね上がった」とかいうもの。多くの人が10~15%ディスカウントに惹かれてカードを作ったために、ひどい目に遭ったというコメントをしています。

15%引きに血迷ってクレジット・カードを作らなくてよかった~!

ストア・ブランドのクレジットカードとは、体のいい高利貸しです。

始末が悪く危険なのは、日本では「消費者金融」と聞けば、「手を出してはいけない怖いもの」というイメージがありますが(そのイメージを払拭するために、やたらCMに有名人を起用してますが・・・)、ストア・ブランドのクレジットカードの場合は、そのようなイメージが消費者にないことだと思います。

(皮肉なのは、バイブルにはThou shalt take no interest of thy brother,と利息を取ることを禁じていることです。)

先日、CNNの世界ニュースで、日本が、いまだにキャッシュ社会であり、クレジットカードを敬遠する人が多いということがニュースになっていました。そして銀行のATMで現金をおろしているOL風の女性がインタビューに答えて、「持っている以上のお金を使わないようにしています。」という言葉を映していました。ニュースというのは、非日常的なことだからこそニュース性があるわけですが、「持っている以上のお金を使わない」という、ごく当たり前のような感覚がアメリカではニュースになるほど珍しいことになっているのか、と改めてクレジット・カード社会アメリカのコワさを感じました。

caffein.jpgSweeetHeart日記の中で、「食事と性格」について書きましたが、元センセイがつけてくださったコメント「ハロウィーンの後には、(砂糖の食べすぎで子ども達がハイになるので)休校だった。」というくだりを読んで、アメリカの子どもたちが摂取する砂糖、カフェインなどの量は一体どの位なのだろうか?と興味を持ち色々と調べてみました。

アメリカでは、この数年、子どもの肥満は国民的問題になっており6〜11歳の子どもの33.3%、およそ3人に一人が太り過ぎであり15.3%が肥満で国家的問題になっています。(日本の子どもの肥満は10人に1人位だそうですが、確実に増えているそうです。また、日本人は太っていなくても遺伝的に糖尿病になりやすいそうなので、気をつけなければいけないと思います。)

砂糖の一日の摂取許容量には、諸説があるようで、たとえばマクロビオティックの提唱者久司氏さんなどは砂糖は健康上、諸悪の原因であり摂取ゼロを目指せというようなことをおっしゃってますが、日本では20g位までという説が多いようです。

対するアメリカでは、USDA(農務省)が砂糖添加物は一日2,000カロリーのに健康的な食事をしている人はティースプーン10杯以内(40g)と推奨していますが、実際平均的アメリカ人は健康的な食事をしていない上に、一日にティースプーン20杯分(80g)の砂糖添加物を摂取しています。

また健康的な食事をしている十代の男子の推奨砂糖摂取量はティースプーン18杯分としていますが、彼らの大部分は一日平均ティースプーン34杯分の砂糖添加物を取っています。

2〜3才の幼児の平均砂糖摂取量はティースプーン14杯で、この数字は4〜5歳になると17杯になります。アメリカの子どもの一日の食事の中で最も砂糖が添加されているのがソフトドリンク、フルーツドリンクです。

1950年からソフトドリンクの消費量は50%以上増えています。

以下は、いくつかのジュースの砂糖含有量です。

Minute Maid Cranberry Grape
1サービング・サイズ  8oz: 38 grams
1ボトル 15.2oz bottle: 72.2 grams

Sunkist Orange Soda
Per 8oz/Serving Size: 35 grams
Per 12oz can: 52 grams
Per 20oz bottle: 87.5 grams

Fanta Orange
Per 8ozI/Serving Size: 34.3 grams
Per 12oz can: 51.5 grams
Per 20oz bottle: 85.8 grams

上記の数字で一目瞭然ですが、大抵ジュースを買ったら半分でやめずに全部飲み干してしまうでしょうから、ファンタ一本飲んだだけで既に85.8g(ティースプーン21.5杯)で、はるかにアメリカで大人に推奨されている砂糖摂取量を越えてしまうのです。

私が初めてアメリカの大学のカフェで食事した時、学生達が巨大紙コップに2〜3杯、なみなみとソーダ類を入れているのにびっくりしたことを思い出します。

ちなみに、スタバ(Starbucks)のモカフラプチーノ(Tall/小)で砂糖が35g、カフェインが90mgでした。先日飲んでやけに甘いと感じたWhite Chocolate Mocaは砂糖45g、カフェイン75�r。(目安として、さっき食べた栗大福一個の砂糖含有量が34.4gでした。)これらの飲み物も、かなり甘いわけですが、ソーダに比べたらカワイイ甘さです。

色々検索していて、こんな面白い比較研究を発見しました。
http://sugar.lin.go.jp/japan/view/jv_0502b.htm (農畜産業振興機構)

日本に住む日本人の子どもとアメリカに住む日本人の子どもの砂糖摂取の比較です。

「(引用)日本においては副菜、主菜あるいは変わりご飯などの主食に、効果的に微量の砂糖が用いられている。しかし、アメリカにおいては調味に用いられることはほとんどなく、糖類を多く含むパンケーキやマフィンなどの主食や、デザートのクッキーやプデイング、チョコレート牛乳、缶詰の果物から、明らかな甘味として摂取されていた。」

確かに、私の夫は日本的な煮物、煮付けなどを食べると「日本食は甘すぎる」と文句を言います。その反面、夕食後に私の食欲を全くそそることのない、くどいほど甘いパンプキンパイやアップルパイをパクパク食べています。

また同サイトの「同類の市販食品における糖類含有量の測定」というのも、やっぱりという感じでした。

「(引用)日本とアメリカで購入したヨーグルト・クッキー・シリアル中の糖類含有量・・・アメリカでは日本に比べ、100g当たりならびに1serving size当たり共に、多量の糖類が添加されており、アメリカでこれらの食品選択をする場合、日常的に糖類の摂取しやすい環境であることが明らかになった。 」

表を見比べてみると、砂糖の添加量もさることながら、ヨーグルトやクッキーの場合、1serving sizeがアメリカの場合、日本の倍近くあります。

もし、こどもが以下のような症状がある場合、少なくとも10日間砂糖の摂取を完全に辞めることを推奨している医師もいます。

○なかなか眠れない、なかなか目が覚めない。
○集中できない。成績が悪い。
○アレルギー。
○頻繁な頭痛。落ち着きがない。ぼんやりしている。
○肥満。虫歯が多い。4時間以上食べずにいられない。
○一年に一回以上風邪をひいたり化膿したりする。

NYのある学校では、4年間にわたって砂糖、脂肪、食品添加物に関する改善食を与えた結果、生徒たちの成績が大きく向上したそうです。

【カフェイン】

子どものカフェイン摂取量も健康上の大きな問題です。

カフェインの作用:
○心臓の鼓動が早くなり、呼吸は速くなる。
○頻尿
○中毒性

カフェインを通常摂っている人がカフェインを摂らない時の症状:
○頭痛 ○腹痛 ○眠気 ○イライラ ○疲労感

カフェインを摂り過ぎた時の症状:
○興奮 ○不安 ○手の震え ○何かを忘れたような感じ、

カフェリンは体が慣れてしまうと、より多く欲しくなります。こどもは、体がまだカフェイン慣れしていないのでカフェインの影響が大きいです。カフェインの影響は、人によって様々です。カフェインは体に蓄積されることなく2時間で尿として排出されるが、こどもは、カフェインの影響が6時間位あると感じるかもしれません。

ちなみにカナダでは7〜9歳のこどもは63mg以上のカフェインを摂らないように推奨しています。10~12歳では85mg(大体コーヒー一杯分)を推奨しているという記述がありました。

【エナジードリンク】

最近、コンビニやスーパーでパワー・ドリンクとかエナジー・ドリンク、パワー・バーという名前の飲み物やスナックが多種類売られています。去年、息子の学校でのランチタイムが10時半なのにクラブ活動は5時〜6時頃までで力が出ないと言うので、ポパイのほうれん草の缶のように、即、力になるエナジードリンクやバーを買って持たせていたのですが、エナジードリンクが実は、ものすごいカフェインの含有量だと雑誌か何かで読んでビックリしました。

エナジードリンクの平均カフェインはボトル当たり80�rということですが、300mgも含んでいる飲み物のあるそうです。そして、これらのエナジードリンクのマーケティングターゲットは、ほとんどが若者向けです。

表の一番上にあるRed Bull(エナジードリンク)はフランスで18歳の子がバスケットボールの試合の後、4缶を飲みほした直後に死亡したことを受けて発売禁止になっています。
パワー・バーに関しても、ほぼ携帯ほどの大きさですが、砂糖が40g位入っています。つまり健康的な食事をしている大人の一日の推奨量です。

アメリカで水代わりに飲まれているGatoradeは、一本飲むと35gの砂糖摂取です。運動の休憩時間などにパワーバーを食べてGatoradeを飲んだ場合、なんとそれだけで75gもの砂糖を一気食べしたことになるのです。恐ろしいほどです。75gの砂糖を一度お皿に乗せて子どもに見せてあげてください。ビックリすると思います。


最後になりましたが、塩に関して一言。アメリカのファーストフードやファミレス系のレストランの食事は、かなり塩辛いと私は感じます。食べた後、必ず喉が渇いてしかたなくなります。多分、塩分がものすごいんだと思います。ちなみにマクドナルドの子ども向けチーズバーガー・ファミリーセット(フレンチフライ小、1%ローファットチョコレートミルク)の塩分は1,050�rで、アメリカで4−8歳に推奨されている塩分1,200gをほとんど一食分で満たしてしまっています。

濡れた携帯やiPODの復活方法

irigome.jpgきっとどなたかの役に立つ情報だと思うので書いておきます。

携帯:息子が念願の初携帯(チョコレートという機種)購入翌日に、ポケットに携帯を入れたままプールに飛び込み、涙目で持ち帰った携帯スクリーンには一面に水滴が!!

気休めかもしれないけれど、のりの袋に入っていた乾燥剤の上に携帯を乗せ、一晩ひたすら扇風機で扇ぎ続けました。すると翌日は、かなり水滴の量が減っており、希望が出てきたので、そのまままた一両日ひたすら扇風機で乾かし続け、二日目の朝には、スクリーンのガラスの水滴は100%なくなっていました。そこで、充電をしなおしてスイッチオン!なんと復活!!!感動の一瞬。

ただ、電源を入れた状態でスクリーンの下の隅がやはり水の影響か曇っているのと、あと数字の2を押すとなぜか26と入ってしまう、9を押すと95と入ってしまう。ま、完全水没した携帯だから、これ位仕方のない誤作動か、とも思ったのですが、そのまた二日後には、中まで完全に乾いたせいなのか、曇りも消え、数字の誤作動も完全に直りました。めでたしめでたし。

IPODも基本的に同じことです。とにかく濡れたらひたすら乾かしてみてください。息子のiPODナノは、なんと二回の洗濯にもかかわらず(ポケットに入ったまま洗ったのです)、完全復活しました。その内の一度などは、乾燥機までかけて、気づいた時は触っただけで熱い状態だったのに2日後に復活しています。アップルさん、頑丈なものを作ってくれてありがとう!!

-------もっとすごい方法発見-------

その後も、我が家の息子達の携帯やipodは、やれ、水たまりに落とした、トイレに落とした・・・と、水難に遭い続けています。

ふと、「昔、喫茶店でテーブル塩の入れ物の中に、コーヒー前とか煎り米が入っていたような。それを応用したらどうだろう?」と考え付いた私、早速、2CUPの米をフライパンの上でキツネ色になるまでよく煎ってから冷まし、携帯の大きさより、ちょっと大き目のタッパーに入れ、その中に携帯を埋めて蓋をして一晩。

見事、携帯は復活しました!!!母は息子に完全に尊敬の目で見つめてもらいました。

今まで、この方法で3回復活させています。おためしあれ~。

standing in line か?on lineか?

日本でも、日本語の使い方の乱れが、しょっちゅう話題になっていますが(レジの人がお金を精算する時、「1000円からお預かりします。」の「から」はいらない。耳にするとイライラする・・など。)どこの国でも、母国語の間違った使用例を耳にしてイライラする人はいるようです。

昨日のラジオ番組では、英文法の神様と呼ばれている元NewYorkTimes誌の編集者Patricia T. O'Conner が英語の正しい使い方についてリスナーからの様々な質問を受け付けて回答していて、とても面白かったです。

リスナー「最近New Yorkに越してきました。ここでは多くの人が列に並んで待つことを"I'm standing on line." と言っているのを耳にするんですが、むかつくんです。本当は、どちらが正しいんでしょうか?」

実は私も、この"in line""on line"はどうやって使い分けるんだろう?といつも使いながらも迷っていたんです。たとえば郵便局やモールのレジで前にいる人に"Are you in line?"「(あなたは、この列に)並んでいるんですか?」などと聞く場合です。

Patriciaさんによると、どちらを使うかは、単なる地域的な人びとの傾向によっているだけで、どちらでもOKなんだそうです。

私も長年の疑問が解けてすっきりしました。

もう一つ面白かったのが、スーパーのレジでよく見かける"10 items or less"
「このレジは10点以下の買い物の方用のレジ」という意味のサインです。実は"less than"というのは、一つ一つ数えられない物の量を表すための言葉なので間違い。正しい使い方は"fewer than 10 items"なんだそうです。

でも、生きている言葉はどんどん変化しているので、間違った使い方であっても市民権を得てしまえば、それは止めることができないと言ってました。

彼女のブログでは、英語に関する様々な面白いQ&Aが掲載されています。
http://www.grammarphobia.com/

バッグに必携の品

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sd200606.gif画期的な染み抜きです。先日の母の日に皆で日本食レストランに行きました。そこで義理の母がお醤油を白いブラウスにくっつけてしまいました。数日前に買ってバッグに入れておいたこの染み抜きの絶好の出番!!そして家族の視線が集まる中、義理母が醤油染みをShout Wipes Plusでこすったところ、あらま不思議!魔法のように取れてしまったんです。まさしくコマーシャルで見たとおりでした。(ただし、しみを一時的に抜いた後は、大切な洋服だったら特にクリーニングに出した方がいいと思います。ものによっては、輪じみが残ります。)

一つ一つ携帯手拭のようにパックされていて持ち運びもとても便利です。宣伝では、特に血、チョコ、トマト、ジュースの染みに効果的と書いてありますが、醤油にも偉大な力を発揮してくれました。スーパーの洗濯洗剤の通路か、もしくはレジの横などに置いてあります。

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