「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」 (坪田信貴:著)

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「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」 (坪田信貴:著)

面白くて1晩で読みきってしまいました。涙あり笑いあり、とても軽い乗りで書かれているのに深い子育て論あり、教育論あり、人間関係、親子関係まで考えさせられる本でした。

高校2年生で教科書の聖徳太子を見て 「この女の子、超かわいそうじゃね?」 「だって、この子、きっと超デブだったから、こんな名前をつけられたんだよ。『せいとく たこ』 なんて・・・」と言ったり、日本地図を描けと言われれば大きなひとつの円を描いていた学力は全国の最下部2%、小学4年程度の学力という金髪ギャルが、塾の先生(筆者)に導かれながら、精神的にも成長し、最後には壊れかけた家庭もひとつになっていく実話です。(お父さんとお母さんの教育方針の全くの違いも家庭不和の原因でした。)

さやかちゃんという子の頑張りもすごいのですが、やはり名選手の後ろに必ず名コーチありで、人生の絶妙なタイミングで素晴らしいMentor(よき指導者)に出会えることの大切さ幸運さついてもつくづくと考えさせられました。

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