池上彰の宗教がわかれば世界が見える

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ikegami.jpg日本に帰った際に父の書棚からもらってきた本です。タイトルに惹かれたのではなく、池上彰に惹かれて手に取りました。

旧約聖書、新約聖書、仏教、キリスト教、イスラム教、シーア派とスンニ派の違いなどを面白くわかりやすく解説するとともに著名な宗教家や宗教研究者とのインタービューを通して日本人の宗教観を掘り下げるとともに、震災後の日本と日本人のあり方を考える旬な本でもあります。

この手の本は、読んでいる途中で、何度もうたたねしてしまって、なかなか読み終えられず、途中でギブアップか、なんとか欠伸を噛み殺しながら読み終わっても数日後には何も頭に残っていないことが多いのですが、さすが池上彰さん!まるでNHKの子どもニュースを見るように、とても明解で飽きさせることがなく、最初から最後まで「へー、なるほどねー」と思いながら楽しみながら読むことができました。

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