えほんで楽しむ英語の世界


「英語絵本、まずどうやって選んだらいいのかしら?」と思っている方には、是非参考にしていただきたい一冊です。

筆者はアメリカ、ニューメキシコ州の98%がヒスパニック系の生徒という公立小学校で20年以上、図書館司書、教育者として勤務しています。家庭においてはスペイン語、学校では英語という環境の子どもたちのために、絵本を通して英語学習の手助けをして来た筆者が、そのノウハウを惜しみなく公開しています。

英語教育にふさわしい絵本の選び方、(お母さんが英語が苦手だったり発音が悪いことなど気にせず)子ども達と一緒に絵本を楽しみながら英語表現や英語の世界に親しむための様々なアプローチ法」が非常にわかりやすく解説されています。

たとえば、児童に英語を教えるときに欠かせないテクニックの一つは?ある言い回しが一つのパターンとして繰り返されるPattern Books。ある言い回しのpatternを繰り返しているうちに、児童がその言い回しを覚え、自分の言語として使い始めるからだそうです。

Brown Bear,Brown Bear, What Do You See?(Bill Martin著)
Ten Little Monkeys Jumped on the Bed
<自己投影しやすい絵本>
There's a Nightmare in My Closet

Goodnight Moon, Hop on Pop, The Cat in the Hat


Anna Banana-101 Jump-Rope Rhymes (Charles Ghigna & Brian Lies)

<手をたたいたり、肩の運動をしたり絵本>
From Head to Toe (Eric Carle)

<身体の部分の名前についてもっと学びたい絵本>
Eyes, Nose, Fingers and Toes(Judy Hindley & Brita Granstrom)

<曜日、月、数を紹介する絵本>
One Lighthouse One Moon (Anita Lobel)


Best Mother Goose Ever (Richard Scarry)

などなど、100冊以上の絵本が紹介されています。

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