2008年5月アーカイブ

ホームレス中学生

| トラックバック(0)


中学生にして、ある日突然ホームレスになってしまった麒麟という日本の若手お笑いコンビの一人、田村裕さんの自叙伝です。

惜しみない愛情をそそいでくれた母親は癌で他界、父親は失業、破産。ある日、いつもどおり学校から家に戻ると家は抵当に入っており、父親は失踪。途方に暮れるままに近くの公園の滑り台で寝泊りするようになります。公園で洗濯をし、顔を洗い、自販機の下の小銭を拾ったり、ハトの餌のパンくずを拾い、ダンボールや雑草を食べながら、誰にも気づかれずに学校に通い続けます。

読み終えて、ふと「誰も知らない」という映画を思い出しました(主演の14歳の少年が史上最年少でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞したことで話題になった作品)。

母親が失踪し、取り残された幼い5人の子ども達が誰にも気づかれずに長期間、小さなアパートで暮らしていたという実話に基づいた映画です。

このように社会にの小さなひずみから、こぼれ落ちてしまい、そのまま誰にも気づいてもらえない子ども達というのが日本の社会にも案外多数いるのかもしれません。

田村少年は、やがて友達の家族に救われ高校にも通い、極貧生活ながらも、良い出会いに恵まれ、漫才師の道を歩むことになります。

苦境の半生の中で(お笑いの人だけあって、辛い体験を全て笑いに変えていて、本の流れは終始一貫して明るいです。)、彼が常に思っていたことが「天国にいるお母さんが、他人から笑われないような立派な人間になりたい」ということでした。たとえば、飢えた田村少年が、コンビ二で目の前のパンを万引きしたいという衝動から踏みとどまらせたのも母への思いでした。

母親の愛というのは、たとえ身は滅びても愛は子どもの心に残り、その後の人生を支えることもあるのだと思いました。

sonata.jpgブロックバスターから選んでないのに勝手に送られてきたDVDですが、久々に良い映画を観たなーと見終わって思った映画です。DVDケースの短いあらすじは・・・「ベルリンの壁崩壊前の東ドイツで、国家には何の危険もないように見える劇作家を反体制主義者であることを証明するために24時間盗聴監視するように命じられた冷静沈着な国家保安局員の話。」とあったので、「ウワ地味!面白くなさそう」とテンションが一気に下がったのですが、見ている内にドンドン引き込まれてしまい、終盤には心臓がドキドキ、見終わった後にはジワーッとその余韻に浸っていました。

ドラマの展開を十分に味わっていただきたいので多くは書きません。あらすじも上記以外は読まずに見て欲しいです。実はこの映画は2007年度のアカデミー賞外国語映画賞作品だと後から知りました。邦題は「善き人のためのソナタ」です。

英語の字幕ですが、話はハリウッドにありがちな難解な複雑さはなくテンポも目が回るような速さではないので、それほど読むのに苦労しないと思います。

おさえた素晴らしい演技をしていた監視官役のUlrich M醇・eは実際に東ドイツの出身で、この作品で賞を取った直後に癌で急逝したそうです。

劇作家役のSebastian Kochが、おとなの渋さがあっていいです。私の中ではドラマが進むにつれ良い男度がアップしていきました。

万能!塩そぼろ

| トラックバック(0)

はなまるマーケットという番組のバックナンバーに出てます。あと1週間くらいで消えてしまうかもしれないので覚書にここに書いておきます。同じページに、この塩そぼろを使ったレシピもたくさん出ているので、必見です。

冷凍庫に入れておいて、必要な時にお豆腐に混ぜたり、ご飯に混ぜたり、ラーメンに入れたり、大活躍です。

<材料>
合いびき肉・・・400g
タマネギのみじん切り・・・1/4個分
塩・・・大さじ1/2
砂糖・・・大さじ1
酒・・・大さじ2


<作り方>
タマネギをみじん切りにする。


フライパンにお湯を沸かし、沸騰したら合いびき肉をいれ、手早くかき混ぜる。お肉が白くなったら、ざるにあげてお湯を切る。

同じフライパンに、湯通しした合いびき肉、タマネギ、塩、砂糖、酒を入れてから火をつけ、中火で水気がなくなるまで炒って完成。

冷凍用のZIPに入れて、1時間くらい冷凍した後に手で袋の上からサクサク軽くつぶして行くと、パラパラになります。

必要な時に必要な量だけ、ふりかけのようにパラパラと出して料理に混ぜるだけです。

最近のコメント