疲れたさん、鳥取ファンさん

子どものイキイキとした輝きや″生きている″実感ということにしばらく
想いを馳せていたのですが、お二人のお話を読んで思うところがありました。

私事なのですが、最近フラストレーションというか、プレッシャーに感じることを
自分でも「なぜだろう？」と思っていた一件があり、その理由に「宿題」という
言葉がピンときました。

それをやるという決定も、量も、期限も、自分では決められないのに
当たり前にやるべきこと。

それを背負い、それに追われるという体験の原風景がもしかしたら
学校や「宿題」にあるのかも知れません。

それは「そうすべき・あるべき」に、自分をコントロールして適応させようとする生き方
(むしろそれに従おうとするロボットになるということだと表現できるでしょうか？)。

そして、それに抗おうとするとなぜか物事が良くない方向に展開するかも…と
漠然と想像し、心配や不安といった不快な感情に囚われてしまう。

誰もが多かれ少なかれ、学校や「宿題」を放り出すことについては
やはり抵抗を感じるのではないでしょうか？

そう考えると、大人こそがある意味ではまさに「宿題・課題」に追われて
暮らしているといえるのかも知れませんね。

″生きている″という実感を記憶の中で辿っていたのですが、例えば経験も感覚も
通じない初めての異国での体験や、恋愛に夢中になっていた頃など、良くも悪くも
「無我夢中」で自分をコントロールするという方向すらわからず、むしろその発想
自体が吹っ飛んでいたように思い返されます。

自分をコントロールしようとする手綱を手放したその活動にこそ、″生きている″
という実感を得るのではないか？と考えるのは大胆にすぎるでしょうか？

鳥取ファンさんのご紹介くださったエピソードでは、それが学校に行かないという
選択とただ「ひたすらに自分で考える」ということだったように思えました。

いつの間にか、意図的にその手綱を手放そうとすると不安・恐れの感情がわくように
プログラムされてしまっているのではないか…？とまで考えが及んでしまいました。

今我が子に対して「自分をコントロールすること」を、強く後押ししているような
ワタシ自身に対してジレンマを感じています。

半ば脅しとなるようなことを言わないように用心しなければ…＾＾；

きっと誰もが、もともと

鳥取ファンさん>自分にとって最も大事なものが何かを分かっていて、そのために
鳥取ファンさん>どうすればよいのかを考えに考え、自分のスピードで前進しよう

という「自分がやりたいと決意したら実現できる」能力を持ち
まさにそうしているその時こそ、イキイキと輝いているのかも知れません。

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