〔前の画面〕
〔クリックポイント〕 〔最新の一覧〕
〔全て読んだことにする〕〔全て読んだことにしてホームに戻る〕 〔ホームに戻る〕
2011/1/17(月)21:10 - 鳥取ファン - 871 hit(s)
ある中学校3年生の言葉です。
「中学では1ヶ月通ったきり全くと言っていいほど学校には行きませんでした。この3年間は私にとってとても大切な時間だったと思います。」
彼女は行かなかった理由をこのように述べています。
「私はとても疲れていました。宿題はやらないといけないし、−中略−勉強以外のもっと大切な事を自分が納得いくまでとことん考える時間がありませんでした。だから何かに疑問をもつような時間もなかったのです。私は学校を休んでいる時はいつも何かを考えていました。
彼女は続けます。
「私たちはまだ若いから、これからたくさん壁にぶつかったり、時には粉々にくだけてしまうかもしれません。そういう時にマイナスからゼロに戻ってまた壁に向っていく力を大人から教えてもらいたいと思うのです。」
彼女はこのようにも言っています。
「人間は自分がやりたいと決意したら実現できる能力をせっかく持っているのに、それを考える時間もないというのはとても悲しいことだと思います。」
彼女は自分の置かれた立場を悲観するのでもなく、大人、教師、学校、社会をただ単に批判しているのでもなく、自分自身がどう生きたいのかと考え、そのために大人や社会にそれをどのように手伝って欲しいのかを明言しています。
この少女に対して「ただの落ちこぼれ」と思う方もいらっしゃるでしょうし、「やりたいことだけでなく、やらなければならないこともやらずして、ただの甘えだ」と思う方もいらっしゃるでしょう。私はこれに対しては反論しません。そういう見方もあるでしょうし、そう考えるのが間違いであるともいえないからです。
ただ、はっきりしているのは、彼女自身は、自分にとって最も大事なものが何かを分かっていて、そのためにどうすればよいのかを考えに考え、自分のスピードで前進しようとしていることです。
忙しい中で失われていくものを、彼女は不登校という形で守ったのでしょう。それ以外に方法が無かったのでしょう。
そうせずとも、考える時間が持てるようになるといいのでしょうね。。。
〔ツリー構成〕
【63677】 詩を一つ 2011/1/14(金)15:06 鳥取ファン (442) |
┣【63682】 re(1):詩を一つ 2011/1/15(土)18:32 SweetHeart (616) |
┣【63690】 今この瞬間に生きる輝き 2011/1/16(日)23:04 dryangle (998) |
┣【63704】 re(1):今この瞬間に生きる輝き 2011/1/17(月)21:10 鳥取ファン (1696) |
〔前の画面〕
〔クリックポイント〕 〔最新の一覧〕
〔全て読んだことにする〕〔全て読んだことにしてホームに戻る〕 〔ホームに戻る〕
※ 『クリックポイント』とは一覧上から読み始めた地点を指し、ツリー上の記事を巡回しても、その位置に戻ることができます.