2007年8月アーカイブ

親が超ださい

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このような発言をティーネージャーから聞いたことはありませんか。多くの場合、親に対する暴言は、隠れて言ってますので、聞かないかもしれませんし、または、間接的に伝わってくるだけかもしれません。

これに似た発言と態度は、ティーネージャーでもハイティーンだとか、20代前半の若い大人に見られると思います。これに関連する現象は、彼らが「親の服装を嫌う」、「親と一緒に人前にいられない」、「友達に親を会わせられない」などがあります。もちろん親と一緒に時間を過ごすことも避けますし、コミューニケーションも少ないことでしょう。親の方も、自分がティーネージャーだった時のことを思い出して、理解ができないわけでもないです。

思春期くらいまでは、友達より、親に好かれ認められることが大切です。ところがティーネージャーになりますと、親の言うことより、自分達の仲間の言うこと、していることが、もっと大切になります。親に好かれる自分のイメージより、仲間に好かれるイメージが大切になります。その分、親を見ると「ださく」思えたり、仲間に親と一緒にいるところなど、格好が悪くて、見られたくはありません。

ティーネージャーの時期とは、自分のアイデンティティーを確立するときです。その時に、親に認められるイメージを持っていたら、親離れができず、自分のアイデンティティーを作ることはできません。でも、そのティーネージャーが、一人急に独立できるほどの、精神的成長もありません。とりあえず仲間に認められるイメージを確保し、そこに自分の立場を置くことによって、アイデンティティーの一歩を始めるわけです。

この仲間意識は、必要なステップではありますが、たまにはそれが過ぎて問題となることもあります。例えば、仲間に認められるためのギャング入りや暴走族入りがあります。よっぽど親離れがたいへんと思われるティーネージャーの過激なアイデンティティーの追求として見ることができるでしょう。また、麻薬、酒、タバコなどの使用も仲間意識が根底にありますし、同時に親の規則を破ってまで求める親離れの欲求がそこに見られます。

しかしながら、ティーネージャーの反抗は、このように過激なとこをしなければならないわけではありません。正常な反抗期では、「親と違った意見を表現する」「親と異なった思想や気持ちを持ち、それを恐がらない」、「親と違った興味、趣味、活動をする」「親の生活スタイルや信条に疑問を持つ」など、様々な独立とアイデンティティーの表現があります。

もちろん、反抗期が起こらないティーネージャーもいるわけで、特に親離れもなく、親の言うことを聞き、一般的に「良い子」でいる青年もいます。親といつまでも、同一化している場合は、やはり自分のアイデンティティーの確立が難しいわけで、そのまま精神的成長が遅れてしまったり、何年か後で、急に反抗期が出てきたりすることもありえます。

ところで、仲間に認められるイメージを作れたハイティーンは、その後、大学での勉強や仕事をし始めて、社会人として認められるイメージに挑戦をしていきます。そのイメージはその後、何年にも渡って作られることになりますが、認める側の「社会人」の中には、親も含まれているというところで、親からの尊敬が再度大切になるわけです。

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