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妊娠中〜産後「腹帯&ウェストニッパー&ガードル神話」の 嘘ホント

私(SweetHeart管理人)が妊娠中、産後のケアで大間違いをして大変後悔しています。多くの方が私と同じ過ちを犯さないようにという願いから、このページを編集しました。

私は、第一子の妊娠中、マジックテープでつけられるタイプの腹帯を日本からわざわざ送ってもらって着けたり、産後は 、体型を早く戻したい一心で不快感を我慢しながらウェストニッパーやガードルなどでお腹をきつく締めつけました。

結果は、悲惨なものでした。まずニッパーやガードルで、お腹が引き締められたとは 全く感じられませんでした。それどころか第二子を妊娠して3ヶ月くらいから、ひどい尿漏れが始ま り、妊娠後期には、はって階段を上らなければならないほどの腰痛に苦しみました。 それなのに、私は性懲りもなく第二子出産後もリフォーム・ガードルを手放しませんでした(涙)。

その後、偶然に渡部先生に出会い、 私が、尿漏れと腰痛のために害にしかならないことをやり続けていたこと、産前産後の骨盤ケア が、女性の体にとって、どんなに大切かということを知りました。もうちょっと早く知っていたら・・と悔やまれてなりませんが、これから妊娠、出産される方に少しでも役に立つ情報を提供できれば 幸いです。
 

「おしゃべり掲示板」で、腹帯やウェストニッパーのことが話題に上りました。いまだに、日本の産婦人科では、お産の準備のための「個人の持ち物リスト」に腹帯やウェストニッパーと書かれている 場合が多いですが、皆さんの各国からのレポートで諸外国ではサラシや産褥ニッパーの習慣がないということがわかり、腹帯やウエストニッパーの必要性や『産後お腹を締めると体のたるみなどが早く元に戻る』と 一般に言われていることへの信憑性に疑問を持ちました (私も元々、母から体型戻しにはガードルをすぐ着けることが肝心と言われました)。

そこで、渡部先生(元京大産婦人科分娩部婦長)にメールを出してみました。そして渡部先生から非常にわかりやすいお答えを写真付きでいただきました。以下がその全文です。

 

骨盤後面写真

正常骨盤(洗面器型) 

骨盤矯正

裾広がり骨盤(ずん胴型) 

骨盤

  • 骨盤の横ラインが下狭まり
  • 太もものの骨が下狭まりで、
    膝がくっつく
  • キリッと締まった小尻
  • 骨盤の横ラインがほぼ平行
  • 太もものの骨がほぼ平行で、
    膝がくっつかずO脚
  • 大きなお尻

骨盤底面写真

正常骨盤 

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裾広がり骨盤

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  • 底面積は適当に狭い
  • 骨盤底筋群は良い緊張を
    保てる
  • 3つの穴(尿道口・膣・肛門)
    はしっかり締まる
  • 底面積は拡大している
  • 骨盤底筋群は引き伸ば
    され良い緊張を保てない。
  • 3つの穴(尿道口・膣・肛門)
    はしっかり締まらず尿漏れ、
    子宮脱、痔・脱肛をおこしが

 戌の日とは?

日本には妊娠5ヶ月の戌の日にさらしを巻いて、安産を祈る習慣があります。  しかし、これは日本特有の習慣であり、医学的な意味はありません。それどこ ろか「日本人に妊娠中毒症が多いのは、この習慣が原因」と、産婦人科の教授ら によって指摘されています。それは、なぜ?

腹帯やガードルなどで、おへその上までしっかり締めると、子宮の中で赤ちゃ んがママの背骨に押しつけられます。すると、その間にある大静脈が圧迫され、 下半身から静脈血が心臓に戻りにくくなり、足がむくんだり(浮腫)、静脈が太く 浮き出るようになります(静脈瘤)

また、大動脈も圧迫されると腎臓に行く血液が減ります。すると、オシッコが 作られにくくなりますので、腎臓から「もっと血圧を上げて血液をたくさん送っ てくれ!」というホルモン(アンギオテンシン)が分泌されます。そのため、高血圧になり、腎臓の機能が低下して蛋白尿が出たりします。  どうですか? 妊娠中毒症の三つの症状、浮腫・高血圧・蛋白尿が、見事にそ ろいましたね。

また、胎盤に行く血液も減って胎盤が弱り(胎盤機能不全)、赤ちゃんが栄養不 足になったり、弱ってしまうのです。  

 

 腹帯を強く締めないと胎児が大きくなり過ぎ難産するって本当?

これはかなり当たっていて、強く締めると赤ちゃんは 栄養不足になり、大きくなれません。そのため、安産となりやすいのですが、最悪の場合、胎盤の一部がはがれ、赤ちゃんが胎内で死んでしまうこともあります。貴女はこんなことをしてまで、小さい赤ちゃんを産みたくはないでしょう? 

 

 妊娠〜お産期にかけての女性の骨盤や靭帯の変化(どんなホルモンが働くのかなど)を教えてください。

産道を広げるために、妊娠反応が+に出る頃、つまり妊娠4週頃から胎盤の元となる組織=絨毛から、大量のリラキシンと名づけられたホルモンが分泌されるようです。

 

  妊娠中の腰痛の原因は?

このホルモンは、まだ測定することはできませんが、その作用で骨盤を支えているじん帯がゆるみ、骨盤がグラグラになってきたところに、自らの体と、どんどん大きくなってくる赤ちゃんを支える負担がかかるため、全く腰痛知らずだった人ですら、いきなりお尻が重だるくなったり痛んだりすることがあります。

ホルモンの分泌量に個人差があるのか、その効き方に個人差があるのか、その両方なのか、多分両方と思います。双子のように大きな胎盤からたくさんのリラキシンが分泌され、かつ、40歳近い年齢で靭帯が脆弱になっている女性は、重症になっていることが多いです。

 

骨盤が歪んでしまう主な原因は何ですか?

たとえば、以下のような動作で歪むことが多いようです。

  • 横座り、ペタンコ座り
  • 左右どちらかの側臥位ばかりで寝る
  • 上の子を腰骨に乗せるように抱いて、片脚に体重の大部分を乗せて立つ
  • 床の物を右手で拾う時に右足を前に出す
  • 風呂の洗い場で小さな椅子に右お尻だけ乗せて、右手に洗い桶を持って浴槽のお湯を汲む

 

 それでは、お産が終わりホルモンが出なくなれば自然に骨盤のグラグラや靭帯の緩みも解消されるのでは?

緩みが生理的範囲(11mmくらいかな?)ならば回復します。しかし、緩みきって恥骨結合が20mm以上も開いた時などは、自然には回復せず一生痛む人もあります。

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 産後の尿漏れなどのトラブルの原因はなぜでしょう?

これは緩みというより、骨盤の底面積が広く変形しために続く後遺症です。

 

 「さらしの腹帯」「産褥ニッパー」など諸外国には見られない習慣のようです。これには医学的意味はあるのでしょうか? 「お腹の戻りを助けるため」と説明しているところが多いようですが、本当ですか?

  • 子宮 → 締めなくても収縮する。

  • 腹筋 → 締めた方が早く回復しやすい。腰椎の負担を減らし、良い姿勢を保つには、おへそから下だけを締めればよい。

  • 皮膚 → 締めなくても、腹筋の回復にしたがって回復する。

  • 骨盤底筋群(骨盤の底を支えているテント状の筋肉)    → お腹を締めると腹圧が下に逃げるため、回復が遅れる。

  • 骨盤 → 締めた方が回復が早いが、産褥ニッパーでは腰骨の一番はっているところを締め付けるので、骨盤を洗面器型から寸胴型に変形させ、腰痛を悪化させる。

 寸胴型になった骨盤では、底を支える筋肉も引き伸ばされ弱くなります。さらに、お腹をニッパーなどで締めつけると、骨盤の上から見た面積が狭くなります。するとテコの原理で底面積が広い形に変形します(=洗面器型であるべき骨盤がずん胴型に変形)。また、本来骨盤の中に収まっているべき直腸・ 子宮・膀胱も一緒押し下げられ、痔や脱肛・排尿障害(尿が出にくい、もれる)・ 子宮脱の原因となります。産後すぐにこれらに悩まされる人もあれば、更年期を 過ぎてから悩む人もありますので、ご注意を!!

 では、どうしたらいいのでしょう?  

もちろん、何も着けなくてもかまいません。  でも・・・

(1)冷えるのが心配だったり、何か着けないと不安な人は、   お腹の皮膚に跡が付かない程度のソフトな下着か腹帯を着けましょう。

(2)腰が痛い人は、   

*晒しを三つ折にして、恥骨と尾てい骨を押さえるようにしてしっかり巻き、残りは下腹を持ち上げるように巻きましょう。  

**自分で巻けない人は、買って着けましょう。腰痛を和らげ、しかも、妊娠中毒症を引き起こさないものは、「トコちゃんベルト」と、腰部保護プロテクター(犬印)の二つしかありません。プロテクターは、薄いアウターにもひびかず、外出時には重宝しますが、腰痛予防の最も大切な時期である産後の入院中には、とても着用できないのが最大の欠点です。

 腰が痛いとお腹が張りやすくなり、お腹も痛むことがあります。痛みは痛みを 呼びますから、「お腹が大きいんだから、腰お脚の付け根がが痛いのは当たり前」 と思って我慢しないで!

 理想的な腹帯とは?

 まとめましょう。産後の体の回復のための理想的な腹帯とは、「骨盤の下半分 をしっかり締め、腰骨の張っているところは強く締めず、おへそから下のお腹は 軽く支え、おへそより上は決して締めない」ものです。妊娠中も産後すぐからも 使える理想的な腹帯を求めて、私が何年もかかって考え作ったのが「トコちゃん ベルト」なんです。

 腰に自信のある人は、木綿のゆるい総ゴム編みの腹帯で、軽く腰とお腹を保護 すればOKです。さらしがお気に入りの人は、三つ折にして産前と同じように、 腰をしっかり、下腹は軽く支える程度に巻きましょう。

 病院や助産院には、「これが産褥ニッパーです」と言って「トコちゃんベルト」 を持って行ってもかまいません。胎盤が出て、傷を縫って、着替えて、きれいな パッドを当てた時に、同時に「トコちゃんベルト」で骨盤を保護するのかがベス トです。骨盤がゆるみっぱなしのままベッドで寝て、歩いてトイレに行くと、骨盤が歪んでしまったり、いっそうひどく開ききる人があります。

 「トコちゃんベルト」は骨盤と腹筋をすみやかに回復させますので、元気に動 ける体に早くなります。すると、姿勢も良くなり、贅肉も減り、スタイルも良く なります。お腹のゼイ肉をいくら押さえても、健康にも美しくもなれません。締めるべきは骨盤です。

 腹筋の運動などは産後2ヶ月ほどたってから始めれば、しっかりウエストは細 くなりますのでご心配なく。ニッパーやガードルも産後2ヶ月までは着けない方 が健康のためですが、産後2ヶ月たって薄いワンピースなどで外出する時など、 スタイルが気になる場合は、ガードルを着けるのが良いと思います。

 私は若い頃から殆どガードルを着けたことがありません。3回の出産後も、さ らに50歳の今日に至るまで、ニッパーもガードルも着けたことがありません。でも、お腹もお尻も締まっていて、オバサンスタイルではありません(^o^)

 妊婦の太り過ぎと難産の関係/読者からの質問

「産婦人科で妊婦が太りすぎで難産になるのは、産道にも肉がついてしまうためと説明されましたが、本当にそんなことがあるのでしょうか?産道にまで肉が つくなんて、これは、超おでぶでもない限りないのでは?と思う のですが。 アメリカに住んでいると、日本人は、アメリカ人のような 超肥満はありえないので、まず、注意されないのでしょうが、本当 のところ、体重増減は、どの程度までならいいのでしょうか?」

骨盤=骨産道の内側に脂肪が大量に着くと、骨盤の内腔は狭くなります。すると、ちょうど排水パイプの内側に油やゴミがベトベトに付くと水の流れが悪くなるように、胎児は下降しにくなります。欧米人でも日本人でも超肥満女性には良く見られます。

日本人で妊娠期間中に18kgの体重増加で、黄色脂肪肝(フォアグラ状態)となり、肝機能低下を来たした人がありました。20kg以上の体重増加を来たした肝臓が正常なことはまずないそうです。同時に腎臓にも負担がかかることが多いようです。

京大病院では児への生体部分肝移植が頻繁に行われていますが、提供者は父母のどちらかです。母親が提供できない最大の理由は黄色脂肪肝、父親が提供できない最大の理由はアルコールによる肝機能低下なんですよ。両親がこうだと他の提供者を求めて海外に渡ったり、祖父母が提供したりと大変なんです。こんな夫婦って多いんです。

脳梗塞・心筋梗塞予防や、全身の活性酸素による酸化=老化の面から考えても肥満は命を縮めます。もちろん、シミや老人性ゆうぜい(首につく小さいイボ)も増えるし、美容にも良いはずがありません。

【関連記事】
女性の尿漏れ
女性の腰痛ケア

 

日本産婦人科学会総会でトコちゃんベルトの効果が 認められました

2002年と2005年に開催された日本産婦人科学会総会で、妊産婦の骨盤ケアと、トコちゃんベルトに関係する研究が、下記の抄録のような内容で発表され、その効果が100%認められました。

もともとはSweetHeartを見てトコちゃんベルト を使用された方が、かかりつけの産婦人科医師に紹介し、その医師がベルトの効果に着目、研究発表へとつながりました。、

この抄録を医学用語抜きで簡単説明しますと・・・・

妊娠をして、腰やお尻、恥骨などが痛む原因は、恥骨結合の緩みなど骨盤の緩みと関係が有り、診断方法として、恥骨結合の緩みは、お腹の赤ちゃんを見る超音波診断装置を使えば簡単にわかる。治療法として、トコちゃんベルトで骨盤を固定したら、テストをした全てのケースで効果があった。

この発表のすごいところは、痛みの原因の一つの恥骨結合の緩みを、超音波診断装置を使うことで医学的・科学的に、簡単に診断できる方法で発見されたことです。

つまり、妊娠中に腰やお尻、恥骨等の痛みを産婦人科の先生や助産婦さんに訴えると、「仕方が無い・・・・」「我慢するしかない・・・・・」「生まれたら直る・・・・」などは、通用しなくなったと言う事です。

恥骨結合は、妊娠すると緩み、出産のため分娩時に最大になり(そうでないと、自然分娩は出来ない)、その際に、母親の骨産道と児頭の大きさの関係で恥骨に離開が起きる人もいます。分娩のときだけでなく、最初の歩行時、最初にトイレに座ったときなどにも起きる人もいます。

回復の時間は、恥骨結合の緩みの程度や靭帯・筋肉の強さなどいろいろな条件で個人差があります。入院中に恥骨結合の緩みを診断する事で、個個人の回復に応じたケアやサポートの必要性をも示してもいます。産後に、重症の恥骨結合離開を原因とする症状で苦しんでおられる方が時々居られますが、このような場合に適切なケアを要求できる根拠となる報告です。

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妊娠中のケアはもちろんですが、産後に腰痛や尿漏れ、子宮下垂・脱等で苦しむ女性を一人でも少なくするために、多くの産婦人科医や助産婦さんに、この研究発表が受け入れられる事を願っています。

産婦人科の先生のほぼ全員が入っている学会ですから、発表の抄録も必ず手元に置かれているはずです。発表は一般演題P2-367ですから、切迫早産の兆候などの診断がされましたら、このように発表がされていることを先生にお話して、トコちゃんベルトでの骨盤固定をお試しください。
 


さらに詳しい「とこちゃんベルト」の説明を御覧になりたい方go1.gif (319 バイト)

骨盤にゆがみがあった場合なぜ難産になるのか?(FLASH画像)
(百聞は一見に如かず!!ここを見れば一発でわかります)・・
このページをご覧になるにはFlashが必要です。

トコちゃんベルト/ベルビーを骨盤ケアに使用している大学病院・日赤病院など
大学病院
<栃木県>獨協医科大学病院産科 <岐阜県>岐阜大学医学部付属病院産科<岡山県>岡山大学医学部付属病院産科

日赤病院
<東京都>日赤医療センター <京都府>京都第一赤十字病院/京都第二赤十字病院
<和歌山県>和歌山日赤医療センター <福島県>福島赤十字病院 <大阪府>大阪赤十字病院
<沖縄>沖縄赤十字病院、その他全国多数の助産院

オンライン販売店

必ずお読みください

「トコちゃんシリーズのベルトなどは上記の病院・助産院などで購入 できますが、初診料などが必要です。購入のみはできません。着用指導や骨盤ケアを受けることができところもありますが、その場合は別途料金が必要な場合もありますので、各施設におたずねください。

上記以外にも、腰痛や恥骨、お尻の痛みなどを相談されるとトコちゃんベルトの使用を勧めている大学病院や日赤病院、県立病院、市立病院、公立病院、総合病院、産婦人科病院・医院、助産院が全国にありますので、先生や助産師さんにお尋ねください。 またはオンラインにてご購入ください。

 

【関連記事】
女性の腰痛ケア
骨盤体操 骨盤矯正

 

トコちゃんベルトとはどんなもの?


 

 「お産婆さん」のさらしの腹帯を巻く技術を現代の科学的技術でアレンジしたもの。 (特殊素材の組み合わせと特殊な形)
骨盤下部(骨盤輪・骨産道)はしっかりと固定できてお腹を下から支えるもの。
さらしの腹帯のようにずれない・緩まない。ガードルのように締めつけない。
妊娠早期から子育て期まで長期間・長時間の連続着用が可能。(延長ベルト使用)
妊娠による腰痛など骨盤輪(骨産道)の緩みからくるいろいろな症状を緩和します。
分娩直後から使用できます。

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