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676 re(1):軽度知的障害の子供は米国でどのようなケアを受けられますか? |
2015/9/7(月)03:34 - LD - 18374 hit(s)
軽度の知的障害といっても、その程度や、地域によってサービスがよって変わってきますので、
一般的な事を、知っている範囲で書かせてもらいます。
まず、キンダーから高校までは、学校区で学校の中での特殊教育サービスが受けられます。
このサービスを受ける為には、まずSpecial Educationを受ける資格があるかどうかのアセスメントを学校区に申し出て、
そのアセスメントの結果によって、専門家と保護者によるIEP(Individula Educational Pran)のミーティングを開き、
そこで個々の生徒に必要なサービスが決められます。
学校区では、まず、Special Day class(日本で言う特殊学級に当たるクラス)に行くか、普通クラスに所属しながらリソースクラスで補習授業を受けるか、
そこでの具体的なサービス内容と時間数(スピーチセラピー、オキュペイショナルセラピー、カウンセリング、ソーシャルスキルのクラス、
英語や算数の引き抜きでの補習授業など)、が決められます。
行動に問題がある場合は、専属のアシスタントを付ける場合もあります。
軽度の知的障害なら、特殊学級に所属しながら、普通クラスでも参加出来そうなクラスには参加するか、
普通クラスに所属して、リソースクラスに引き抜きで通うと言う、2通りが良くあるパターンです。
自閉症の診断がある場合や知的障害の程度によっては、リージョナルセンターからのサービスを受ける事も可能です。
これも、別にアセスメントをしてもらって、サービスが受けれるかどうかの認定が必要です。
学校区がカバーしない家庭内でのサービスや未就学児、高校を終了した後まで引き続きサービスを受けれます。
サービス内容は、ソーシャルスキル、行動療法、スピーチセラピー、オキュペーショナルセラピーなど、
他に、レスパイトやスーパーヴィジョンと言った、子供の監視役の人を雇う費用をカバーしてくれます。
その他に、IHSSやSSIと言った政府の援助(金銭面)もありますが、これも別のアセスメントが必要です。
自閉症スペクトラムで軽度の知的障害と言っても、その症状は様々ですので、サービスの内容も変わってくると思います。
具体的な症状、問題点などを書いてくだされば、どのようなサービスが受けれる可能性があるかが分かるかも知れません。
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