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107473 re(3):親の葬儀に出れなかった思い |
2023/5/2(火)11:33 - さみだれ - 1581 hit(s)
海外に住んでいると、つい親に対しては海外に住んでいて申し訳ないという気持ちになってしまいがちだとは思いますが、このコロナ禍で日本に住んでいてもお見舞いに行けなかった方、死に目に会えなかった方、
葬儀に参加できなかった方など、たくさんいらっしゃいますので、海外に住んでいる負い目
、罪悪感のようなものを感じて苦しまれることがないことを願います。
葬儀というものは、大切な人とがこの世にいなくなったことを確認するために生きている人
のために行うものだと、いくつかの葬儀を経験して感じます。遠い火さんは、その節目に
参加することができなかっことも、ザワザワとしたお気持ちになられる一つの原因なのか
と思います。
私もコロナ禍で母を亡くしました。葬儀は兄が取り仕切り、このご時世でオンラインで
葬儀の様子を見ることはできましたが、いたたまれない気持ち、決着がつけられない
気持ち、様々な気持ちが入り乱れていました。
ようやく規制が緩くなり帰国を果たすことができ、改めて両親の眠る墓を尋ね、花を
手向けお線香をあげ、手を合わせて、それから、兄たちと会食しながら母の思い出を
語りつくした時、ようやく私の心のおりが、すーっと消えた感覚がありました。遠い火
さんも、そのような日が来るまで、一日に一度、お母さまの写真に手を合わせられると
心が落ち着いてくると思います。
私は無宗教ですが、自分の家の中に、自分だけの祈りのコーナーを作って、両親の写真
と、小さな置物ときれいな音色の出る小さな鐘のようなものを置いて、毎日わたしの
一番好きなお茶の時間に、小さなカップにお茶をついで写真の前に置き、チーンと鳴らして
少しの間、心の中で母に語りかけながら心をこめて手を合わせます。
それだけでも気持ちが安らかになっていきます。遠い火さんのお父様も、葬儀に参加
できなかったことで遠い火さんが苦しむことを望んではいないはずです。きっと、
思いさえあれば十分だよ、と言ってくださると思います。
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