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簡単な和風菓子の作り方があるのですが、どれも懐かしい感じのものばかり。海外に暮らす方に少しでも和風の手作りの味をお届けできたら・・・なんてあつかましくも思っています。

《中華まんじゅう》 

材料:

(皮8個分) 
A (強力粉・薄力粉 各125g ベーキングパウダー小匙1/3) 

B (ドライイースト大匙1/2 砂糖・ラード各大匙1強 塩少々) オーブンペーパー    

(肉あん 4個分)
豚挽き肉80g 水煮たけのこ・しいたけ各60g 長ねぎ1/2本 生姜少々 

C (酒・ごま油各大匙1/2 砂糖・甜麺醤各大匙1/4 醤油小匙1 塩少々)

(あん 4個分)
小豆缶150g ラード小匙1

手順: 

  1. 肉まんA を合わせてふるい、B とぬるま湯140ccを加えて耳たぶくらいのやわらかさにこね、ラップでぴっちり包んで暖かいところにおき、2倍に膨らむまで発酵させる。
     

  2. 肉あんを作る。野菜はすべてみじん切りにしてひき肉と練り合わせ、cを加えて4等分しておく。
     

  3. あんを作る。あんにラードを加え、弱火で練りあげて冷まし、4等分。
     

  4. 1をガス抜きして棒状に伸ばし8等分にし、半量づつ2と3を包む。とじるときはねじるようにしっかりと。底にはオーブンペーパーを貼る。
     

  5. 蒸気の上がった蒸し器で15分ほど蒸したらできあがり!

 読むと難しいと思うかもしれないけれど、作ってみると結構楽しく、おいしくできます。強力粉を入れないレシピもあるみたいですが、私はこちらのほうがおいしいと思います。間違えてはいけないのは皮の分量に対するあんの分量!!あんが少ないと皮が厚くてあんはどこ?ってなっちゃいます。中にチョコを入れればチョコまん。カスタードクリームやピザの具、エビチリ、酢豚にカレー・・・とアレンジも自在(^^)冬のおやつと言えば、私は中華まんだなぁ。中学高校のときの学校帰り、必ず食べていました。当時買い食い禁止っていう校則、ありませんでした?これでみーんな、あったまろうね♪

 

《カリカリ煮干》

材料: じゃこの煮干20g 砂糖大さじ1 醤油・みりん・炒り白ごま各小さじ
1.5〜2 サラダ油少々

手順: 

  1. 弱火で加熱した鍋でじゃこを香ばしい香りが出るまでいる。火を止
    めて余熱で更に2分ほど炒り、さくさくっとした歯ごたえになったら紙などの
    上に広げる。
     

  2. 小鍋に調味料と油をいれて火にかけ、ブワッと泡が膨らんだら一呼吸してじゃこを入れ、火からおろして良く混ぜる。ごまを入れてまた火にかけ、鍋肌が乾くくらいまで混ぜ込んだら油を敷いた皿に広げる。

 成長期の子供はカルシウム不足が心配されますが、これなら食べてくれるかしら?冷めてからアーモンドを刻んだものをいれてみると、子供の頃給食で出た「アーモンドフィッシュ」です。(え?出ませんでした??)ごまを青海苔に代えたりカレー粉をほんのちょっと入れてみたり塩だけでシンプルにいったりと、バリエーションも楽しめますよ。

 

 めはりずし  

材料: 炊きたてご飯1合分 高菜漬け2〜3枚 炒りごまや削り節、じゃこな
どお好みのものを少量づつ

手順 

  1. 高菜は水で洗って茎を切り取り、葉は4等分、茎はみじん切りにし
    て水にさらす。
     

  2. 茎の水気をぎゅっと絞り、ほかの具材とともにご飯に混ぜ込み、8等分して俵型に握る。
     

  3. 水気を絞って破かないように布巾などの上に広げて更に水気をふき取り、お握りを包む。食べてみて塩気が足りないようならお醤油を。紀州の郷土料理で元々はお弁当。食べる時に目を見張るくらい大きく握ったことからこの名前がついたのだとか。今では高菜の代わりに野沢菜を使ったり、酢飯だったりと、家々によって味も違うそうですが、これくらいの大きさなら小腹が空いた時にぴったりだと思います。お試しくださいね。


またまたご無沙汰を重ねているうちに、日本では秋も深まって子供たちがどんぐり拾いに興じる季節となりました。先日「栗を拾ってきたから栗ご飯作って!」と言われたのですが、拾ったのは2つだけ。翌日栗を買ってきて鬼皮と格闘して作ったのに、なぜか誰も食べてくれませんでした。4合も炊いてしまったというのに…。ええ、勿論、私が2日掛かりで戴きましたとも!毎食栗ご飯は、ちょっときつかったです。

ということで、今回は栗ご飯を使って作るおやつを紹介させていただきます。

 栗あんのぼたもち 

材料 栗ご飯用:栗500g 米3合(540cc) 昆布10X10cm1枚 塩 小さじ1
    栗あん用:栗500g 砂糖 塩

手順 

  1. 栗はできれば一晩水につける。時間がなければぬるま湯に1時間程度でも。お米は洗って普通の水加減(650cc)に浸けておく。    
     

  2. 水につけていた栗を取り出して皮をむく。まず底の部分を落とし、鬼皮をはぎ取るように下から上へ剥く。渋皮も下から上へ剥き、水につける。
     

  3. 半量の栗を蒸す。楊枝が刺さるようになったら鍋にあけ、つぶすように混ぜてから砂糖と塩を加え、火にかけて練り上げる。甘さは味を見ながら好みで加減。
        

  4. お米の上に昆布、栗を乗せ、塩も加えて炊く。炊きあがったら寿司桶のようなものにあけて昆布を取りだし、混ぜておく。    
     

  5. 栗ご飯を丸く握り、その周りに栗あんをぬってできあがり。

 「栗あんをぬって」と書きましたが、ぬるというよりはぬったくる…そんな表現がぴったりする、豪快な作り方をします。栗ご飯が余った時、ちょとちょこっと作れます。栗あんは栗の甘露煮で代用できます。私のように明けても暮れても栗ご飯♪が嫌な時、お試しください。

 


長々とご無沙汰いたしましたうちに、横浜でも梅雨の足音が聞こえてきました。皆様お元気ですか?今回のレシピ、気に入っていただけるでしょうか。

Ifuurin.gif (15395 バイト)暑中お見舞い申し上げます。お元気ですか?Ifuurin.gif (15395 バイト)
暑い時には冷たいおやつ♪早速作ってみてくださいね。

変わりところてん

材料: だし汁8:醤油1:酢1  そうめんか冷麦、あるいは白滝

手順: 

酢は先に鍋に入れ、沸騰させる。30秒ほど沸騰させたらだしと醤油を入れて火を止める。さめてから冷蔵庫で冷やす。
 

あとはお好きなものにかけるだけ!

寒天を固めてテンツキで出してもいいのですが、これだと簡単かつ手軽。もと
もとはそうめんのつゆとしてのレシピなのですが、食べてみたら誰もが口をそ
ろえて「ところてん!!」。お試しくださいね。

《卵の寒天寄せ》

材料 棒寒天2本 卵1/2個 砂糖125g ゆず皮
手順 

  1. 棒寒天を水洗いして絞り、750ccの水を入れた鍋にちぎり入れて1時間置く。卵は常温においておく。ゆず皮は2〜3cm角を細かく刻んでおく。
     

  2. 鍋を火にかけ、煮立ったら弱火にし、寒天が溶けきるまで煮る。卵をといてあみでこし、注ぎ口のついた容器に入れておく。
     

  3. 寒天がすっかりとけたら砂糖を加え、浮いたあくを取り除く。水で濡らした型に流し入れ、すぐに卵を糸状にたらし入れる。全部入れたら表面を軽く箸でならし、ゆずを散らして、冷蔵庫で冷やす。

なるべく時間を置かずに食べたほうがゆずの香りが生きていると思います。卵の量は多すぎては駄目。卵に火が入らず、見た目も悪くなります。かといって入れないとコクが足りないような気もします。多すぎず少なすぎずの加減が難かしい!

 

《りんごの白和え》

材料 りんご2個 豆腐1丁 くるみ80g 砂糖80g
手順:

  1. 豆腐は水きりをしておく。くるみはしっとりするまですり、出きれば裏ごして薄皮を除いておく。
     

  2. 豆腐をすり鉢に入れ、くるみと混ぜていく。砂糖は少しずつ味を見ながら好みのりょうをいれ、塩も少量加える。
     

  3. りんごをいちょう切りにして、さっと和えてできあがり。時間を置くと水っぽくなるので早く食べてくださいね。

この和え衣、「白和え」の観念を覆します。白和えって聞くと「おかず」って気がしませんか?でもこの衣なら「おやつ」なんです。りんごはどんな種類でも合うと思いますが、りんご以外でもいけますのであるものでお試しくださいね。

 

《ぎせいやき》

材料 棒寒天1本 砂糖60g お豆腐半丁(150gくらい)

手順: 

  1. 棒寒天を水洗いして硬く絞り、水2カップを入れた鍋にちぎり、1時間浸す。豆腐はざるなどに上げて水きりをする。    
     

  2. 寒天に砂糖を加えて弱火にかける。しゃもじやへらでかき混ぜながら寒天を完全に溶かし、塩一つまみを入れ、あくをとる。  
      

  3. 2に豆腐をいれ、箸で小さくしていく。1cm角くらいになったらざっとまぜ、水でぬらした型に入れて固め、適当に切る。

お豆腐は手に入るなら木綿がいいと思います。ごつごつした感じがあうんですよね。切る時も包丁で切っちゃうと綺麗過ぎてなんだかいまひとつ。固める前にしょうが汁を絞ったら、さっぱりさわやかになります。

 

冷やし飴》

材料 水飴200g しょうが汁少々 紅茶小さじ1/4

手順

  1. 水3カップと水あめ、紅茶をなべに入れ、中火で温める。沸騰したら火を止める。
     

  2. 茶葉が沈んだら漉し、自然に冷ましてから更に冷蔵庫でよく冷やす。
     

  3. 飲む時、ほんの少量のしょうが汁をたらしてください。

これはさわやかな夏の飲み物です。本来は麦芽水飴で作るのですが、水飴でも大丈夫。普通の砂糖で代用する時にはとろみを加えたほうがいいと思います。麦芽水飴はかなり昔から日本にあったそうですが、なかなかお目にかかれません。でもやってみたいという方は作ってみては?

大豆もやしを粉にして、おかゆ(全粥)に混ぜます。しばらく置いてから絞った汁を丸1日とろ火で煮詰めて作るそうです。これで作ると甘味がすごくまろやかで、砂糖ではこの味は出せないと感じるほど上品です。

 

《涼しいおかゆ》

材料 ほうじ茶10g 冷やご飯300g

手順

  1. 大き目の鍋に水10カップを入れて沸かし、ほうじ茶を入れてしばらく煮出す。茶葉が広がって良い香りがしたら火を止め、茶葉が沈みきったら
    漉す。
     

  2. それを鍋に戻し、洗ってぬめりを取った冷やご飯を加えて中火で炊いていく。20分ほどしたら塩を少々加えて火を止め、冷ましてから鍋ごと氷水で冷やしてできあがり。

温かいままでも美味しくいただけますが、「食べる」とうよりは「飲む」というほうに美味しさをより感じます。香ばしさととろりんとした喉ごし、お試しくださいね♪

 

<<しゃりんとう>>

材料卵1個 ごま・砂糖各大さじ1 小麦粉1カップ 

手順 

  1. 卵をボウルに割り入れ、ごまと砂糖、塩少々を加えて良く混ぜてから 小麦粉を加える。はじめはしゃもじなどの方が混ぜやすいかもしれま せん。全部混ざったら今度は手でこねる。耳たぶの硬さになるように、ゆるいようなら粉を少し加えて。
     

  2. 打ち粉をした台の上で生地を伸ばす。目安は厚さも幅も5mm。そして 5mmくらいの長さに切る。
     

  3. 中温(170度くらい)で揚げる。すごく良く膨らむので、1度に入れる量は少なめに。すこし色づいたかな?くらいであげてできあがり!簡単に出来上がるのですが、注意するのは生地を切る時のサイズ。大きすぎると食べた時「しゃりっ」という食感ではなく、どちらかというとドーナツに近くなってしまうので、細目を心掛けてください。これは砂糖がけにしても美味しいです。ご参考までに書き添えますね。こつをつかめば簡単で、しょうが汁を入れたり、コーヒーやココア・・・などなどアレンジがきくのでオリジナルもできますよ(^^)

<<番外編 砂糖がけ>>

材料砂糖1カップ 水1/2カップ

  1. 厚手で底が平らな鍋に材料を全て入れ、弱火にかけて煮詰める。箸の先からしずくが2cmくらいたれるようになったら揚げたしゃりんとうを入れ火から下ろす。
     

  2. 折れても構わずにかき混ぜていくと固まってしまうけど、慌てずに。しばらくするとはずれてぱらぱらになります。そしたらできあがり

♪砂糖がけをするとまた一味違った美味しさですが、面倒だわっていう時にはもちろん揚げたままでも充分美味しいですよ。これは「しゃりんとう」ですが、卵の変わりにやぎのお乳で作ると「かりんとう」になるらしいです。試したことが無いのですが、たしかそんなような。試せる環境にあるかた、是非試してみて!そしてお忘れなく私までレポートお願いします。

 

<<ばほりもち>>

材料冷やご飯1カップ 小麦粉200g あずきあん100g ラード大さじ1.5 
くるみ1/2カップ 味噌大さじ1強 砂糖大さじ2.5 酒小さじ1

手順 

  1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かしておく。
     

  2. あんの準備をする。あずきあんなら、ラードを溶かした中へあずきあんを入れ、水大さじ1くらいを加えて手早く練り上げる。くるみ味噌あんはくるみをざっとすり、味噌と砂糖を加えて酒で少しゆるめる。(ゆるすぎたら火にかけて練れば大丈夫)いずれも4等分して丸めておく。
     

  3. 冷やご飯に水を加えて煮立て、ゆるいおかゆ状に煮る。火から下ろしてすぐにひとつかみ分を残して小麦粉を入れ、しゃもじなどで混ぜる。まとまってきたら台に出して手でこねていくが、べたつくようなら小麦粉を少しづつ加えて調整。
     

  4. 耳たぶの硬さになったら8等分にして丸め、長楕円になるように手のひらで伸ばす。そこへあんを入れて2つに折り、ふちをつまんでくっつける。
     

  5. 4を1に入れ、2分ほど茹で上げ、ざるにとる。

端午の節句には柏餅。このばほりもちなら、手軽に作れますよ。皮はしこしこっつるつるっとしていて見た目にも満足していただけるはずです。是非作ってみてくださいね。

でも、やっぱり本物が作りたいわ〜という方のために「長野のアンズの里」に伝わる柏餅の作り方を一緒に紹介します。

<<柏餅>>

16個分

材料:上新粉2カップ 片栗粉大さじ2 砂糖大さじ1.5 
塩小さじ1/2 あずきあん400g くるみ味噌あん400g 熱湯2カップ(あんはともに8等分して丸めておく。)

手順 

  1. 上新粉・片栗粉・砂糖・塩をボウルにいれ、熱湯を注ぐ。はじめは箸で混ぜ、ある程度混ざったら手でこねる。(熱いのでくれぐれもご注意を!)
     

  2. なめらかになったら2つにわけ、それぞれを厚みが2〜3cmの円形になるようにまとめて、強火で15分くらい、やや透明になり少しふわっとするまで蒸す。
     

  3. ボウルに水を張ってその中で冷まし、さめたら水を捨て、力を入れてよ〜くこねる。日頃の恨みを込めてやっちゃいましょう(^^)
     

  4. 手に水をつけて16等分し、片栗粉(分量外)をつけながら手のひらほどの小判型に伸ばす。
     

  5. あんを包んでふちをしっかりとつまんで閉じ、あれば柏の葉にくるんで強火で5分ほど、蒸す。

柏餅というくらいだから柏の葉がないと寂しいものですが、椿の葉でも代用できます。生葉があれば洗って3〜4分蒸して使いますが、乾燥葉なら20分くらい茹でて水にさらしてから使います。(自分で乾燥させる場合には生葉と同じ処理をして、陰干しする)柏の木は新芽が出るまで葉が落ちない=家が絶えないという縁起物だそうです。「長野のアンズの里」では旧暦でお祝いする風習があり、そのころちょうどアンズの収穫期と田植えが重なり忙しいため大変なのだとか。だからこそ端午の節句を楽しみにして、男の子がいなくてもご馳走を作るんですって。美味しいものを食べられるんだもん、これを逃す手はないでしょう!

 

<<ごませんべい>>

材料強力粉80g 薄力粉100g 白ごま・黒ごま各30g 砂糖35g 塩少々

  1. 水気をしっかりふき取ったボウルに全ての材料を入れて良く混ぜる。
     

  2. ぬるま湯65〜70ccをぽたぽたと落としながら箸で混ぜる。はじめはまとまりにくいけれど、手で握るようにこねていくとまとまってきます。そうしたら今度は力を入れてしっかりこねる。十分くらいこねても生地がべたべたしているようなら手に水をつけてこねていけばまとまります。
     

  3. これを2つに分け、直径が約指3本分の棒状になるようにしてラップでくるみ、最低1時間寝かせる。(寝かせた状態で冷凍すれば1週間程度持ちます)
     

  4. タネを5mmくらいに輪切りにし、打ち粉をした台の上でめん棒などでのす。厚さは特に気にしないで良いけれど、ごまがつぶれてしまうと見た目が悪くなるので注意。 
     

  5. 低温(大体160度)の油で周囲がきつね色になるまで揚げて、油きりをすれば完成!

全体が色づくまで待ってしまうと余熱で黒焦げになってしまうので「まわりがきつねいろ」は絶対に守ってください。それさえ守ればあとは大丈夫なはずです。

今回のレシピ、「大体」とか「くらい」とか多いんじゃない?と思われた方、きっとあなたはmamie通です。あ〜、本性出てしまった(笑)私はいつも「こんなもん?」で作ってるので、分量はあまり気にしていません。

ここで紹介しているほかのレシピでもそうですが、多少分量が違っても美味しくできるんです、それが「おやつ」じゃないのでしょうか?ごまもgを書いてありますが、私が買うのは業務用のとてつもなく大きいサイズなので(と言っても日本ではたかが知れていますが)瓶に分けて保存しているため、使う時には「今日はこれくらいで勘弁してやるか」(?)というアバウトさ。

え?このレシピで作るのが不安になってきたって?大丈夫だってば!美味しさは自称「食いしん坊女王」のお墨付き♪

 

《ひなあられ》

  1. 残りご飯を洗ってぬめりをとって、重ならないようにひなたか、日陰でも風通しの いいところで干す。ひなたで3日ほど、風通しの良いところでも4〜5日で完全に乾 きます。(これを缶や瓶で保存しておけば、いつでもすぐにできます)
     

  2. 砂糖と水を同量、ふわっと持ち上がるくらいに煮立てたみつを作っておく。
     

  3. 新しい油を中華なべのような上が広がっているなべで高めに加熱。190度〜20 0度くらいがちょうど良いと思います。低いとはじけないので注意。1度に入れる干 し米の量は大さじ1程度、全部膨らんだらさっとかき混ぜてからすくう。
     

  4. あられを揚げたてのうちにみつに入れて絡め、オーブンペーパーなどに広げて冷ま して出来上がり。丸めれば「おこし」になりますよ♪
     

 

《芋もち団子》

材料: ジャガイモ 片栗粉 砂糖・のり・醤油など

  1. ジャガイモは4つ割にして塩茹でして、粉ふき芋にしてからつぶす。
     

  2. ここへ片栗粉を加える。少ないとまとまらないけれど、少しくらい多めでも大丈夫。目安としてはジャガイモの半量以下。しゃもじやへらなどで混ぜ、冷めてきたら手でこねてまとめる。
     

  3. 手に片栗粉をつけて好みの形に。熱湯で茹でるのだが、茹で過ぎると崩れてしまうので、湯の中にいれて浮いたらすぐにあげること!
     

  4. あとは好みによってきなこ砂糖をかけたり、わさび醤油で、磯辺巻きに・・・などなど、「お餅」としてどうぞ♪

熱々だと本当にお餅のようです。おイモの香りがほのかにしますが、食感はお餅。でも米をついて粘らせてあるわけじゃないので小さい子が食べても喉に詰まらせてしまう心配はなし。茹でないでバターソテーすると肉料理の添え物にぴったり。ただし、片栗粉ではなく小麦粉を入れてしまうと、もちもちっとした感じは出ないのでご注意くださいね。ほうれん草のペーストを混ぜ込んだり、ごまを混ぜ込んでも香ばしくておいしいです♪

 

《変わり葛餅》

ちょっとお餅には遅いかな?ということでしたらこちらを。

材料: 片栗粉1カップ 砂糖1カップ きなこ70〜90g

  1. 鍋はできれば片手のほうが練りやすいので、それに片栗粉と砂糖を入れ、水3カップも加える。
     

  2. かき混ぜてから中火にかけて良く混ぜる。少しづつとろみがついてくるので混ぜにくくなりますが、鍋底全体を混ぜるように。
     

  3. 次第に透明感が出てくるので、表面がぶつぶつとあわ立ってくるくらいまで練りつづけ、火から下ろして鍋の片側に寄せておく。
     

  4. C大きなまな板かテーブルに半量のきなこをまんべんなく広げて、そこにBを落とす。残りのきなこを上からかけて手で押さえて好みの厚さに伸ばしていく。きなこがついていないところはすごく熱いのでやけどに注意すること!
     

  5. 適当に切り分けて切り口にもきなこをまぶしてできあがり♪

分量が片栗粉1:砂糖1:水3なので憶えやすいです。砂糖は黒砂糖があればかなり葛餅らしくなりますが、白砂糖でも充分です。温かい、出来立てほやほやがうちの子供たちのお気に入り。やさしいおやつです。きなこはたっぷりかかってるほうがおいしいんですよ。出来上がるまで15分あれば余裕なので、ぜひ作ってみてくださいね。

海外の方は、片栗粉があるといいのですが。コーンスターチでは試したことがないのですが、同じでんぷん質だから大丈夫なのかな・・・?最近の片栗粉はジャガイモから作るそうなので、多分大丈夫だと思いますが。片栗粉の作り方ってご存知ですか?ジャガイモをすりおろして水にさらします。しばらく置くと下に沈むのでそうしたら上澄みを捨てて水を入れてまたさらす。もう1度繰り返して水を捨て、最後にドライヤーの温風で乾燥させて出来上がりなんですよ。暇なときに子供とやったら面白そうですよね。それではまた。

レシピと著作権について

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