クリエイティビティな国"ジャパン"

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s-1085.png"クリエイティビティ"に関する世界的な意識調査(世界の成人5000人)の結果、世界で最もクリエイティビティ(独創力)な国にランクされたのが「日本」でした。回答者の実に36%、3人に1人が日本を世界で最も独創力のある国と考えているのです。2位のアメリカが26%ですから、その差は10%も開いています。

それを証明するかのように、毎年7月にパリで開かれる「ジャパンエキスポ」も1回やると20万人近い人が集まるようになりました。また、ロンドン五輪の開会式で誰に歌ってほしいかという国際的なアンケートで、1位になったのが「初音ミク」でした。結果的には元ビートルズのポール・マッカートニーが歌ったわけですが、日本が産んだボーカロイドなどの技術と、「ミク」というキャラクターが世界各国からの票を集めて1位になったのは快挙です。「技術」と「文化」という日本の強みを結集し、多くのファンが音楽や映像を通じて育てたという意味で、初音ミクという世界的スターは極めて日本的だと思います。

ところが、こうしたグローバルな評価があるのに、肝心の日本人の自己評価だけが異様に低い。同じ調査で日本人は自分のことをクリエイティビティだとは考えていないという結果も明らかになっていますが、これは大きな問題だと思います。(4月11日の福島民報にも「自分は価値のある人間だと思うか」の問いに日本人の36%が否定的な回答をしている結果が出ていました。)ここに日本の教育の課題があるのでは考えています。

私は、教育活動を行う中で、勉強も大事、しつけや生活習慣も大事、しかし一番大切なものは「自己肯定感」を育てることと考えています。日常生活の中で「あなたがいてくれて助かった」「自分は必要とされている」そんな経験を少しでも多く体感させたいと考えています。今、学校(各学級)では、○○委員会、○○係の一員として、自分の仕事を頑張っている姿がたくさん見られます。

無口で静かだった男の子が運動会の実行委員となり後輩に声をかけ、校庭のラインを引いている姿、清掃班の班長となり下級生に掃除の仕方を教えている姿、そのがんばりを見つけ評価してくれる先生、国語や算数などその子の弱点を克服しようと時間を見つけ個別指導をして「やればできるじゃない」と声をかけている担任の姿を大切にしたいと考えています。

また、私は、毎年、高学年の子どもたちを対象に次のような授業を行っています。

1 江戸時代(鎖国)の後、100年ほどで日本は、どのように変化したのか。
 ○世界に誇る文化(食文化・伝統工芸等)○平均寿命世界一 ○モノづくり大国

2 大きな成長をした日本人は、どんな生き方をしてきたのか。
 ○礼儀正しい ○約束を守る ○よく働く ○謙虚 ○中庸の精神

3 あなた方一人ひとりはみんな役にたっている。

 授業を終えて、自分自身の素晴らしいところを再発見し、子どもたちが自分の夢をつかむには、「直線型の人生だけでなく螺旋型の人生もあるんだ。」ということを理解してくれる子が一人でも多く増えていることが嬉しい限りです。

 子どもたち一人ひとりのオンリーワンを見つけ、ふるさとを愛する子どもたちになるように学校の全教職員が同じ方向を向いて教育活動を推進しているところです。

~ジャパン・アズ・オンリーワン(世界で独自の輝きを放つ日本の技)をめざして~

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