復興の光

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pokas-0834.png3月11日に突然東北・関東大地震が発生しました。

 私の勤務する学校も今まで経験したこともない大きな地震となりました。(自宅のある場所:震度7、勤務している学校:5~6)本校は、地盤が強固な場所にもかかわらず、学校周辺の瓦が次々と落下してきました。幸いなことに、子どもたちは、日頃の練習の成果(地震や火災)を十分に発揮して落ち着いて避難することができました。そのため、誰一人としてけが人も出ませんでした。その後、しばらくは、泣き叫ぶ、子どもたちを抱きしめていました。

  地震・津波そして、原子力発電所からの放射能の影響の大きさに私たちの生活そのものが変ってしまいました。水道管の破裂により水が出ない。ガソリンがない。電話が通じない。
食べ物がない。

 その後、毎日 テレビやラジオ、インターネットで流れる情報を繰り返し聞くたびに私たち大人でさえ不安を強く感じるようになりました。子どもたちの心の安定を図るために、(時間が経つにつれて、避難先が北海道、鳥取、島根、愛媛、奈良と広範囲にわたることを知り)3月17日に卒業式を行いました。(他の市町村では実施未定の段階のため、関係者との協議を何度も重ねました。)
 
 卒業式の中での話から~

 大地震の影響がまだ残る中、修業式・卒業式がこのような形になり、また、友だちも全員そろわない中で実施せざる得なかったこと非常に残念であり悔しい限りです。しかし、多くのご家族に見守られ、今日の式を行なうことができましたことに深く感謝申し上げます。 さて、修了生、卒業生の皆さん。校長先生から三つのことを話します。

 

一つは、作文や習字や絵画コンクールなどですばらしい作品を完成させ、たくさんの友だちが賞に入りました。地区大会で五年男子リレー一位、六年男子リレー二位になるなど田口旋風をおこしました。中には、自分なりに努力したにもかかわらず結果につながらなかった人もいます。しかし、練習しているときの表情は、とても輝いていました。だれもが、努力して結果が出ないときがあります。そんなときは、『花が咲かないときは、根を伸ばせ』です。結果は人によって、時間のかかる場合もあります。絶対に自分の夢や希望を忘れないでください。一人ひとり時期は違いますが必ず自分の花が咲きます。

二つ目は、歴史と伝統あるこの町に生まれ育ったことを誇りにしてください。皆さんが生活するにあたって、本当にたくさんの方が応援してくれました。このことを忘れないで下さい。
 ご両親をはじめ、ここに住む多くの人たちを愛し、感謝の心を持って生活していってください。

三つ目は、今回このような大震災が起きてしまいました。どのような状況がおきても必ずや元の状態になります。校長先生が以前努めていたアメリカにおいて、大きなビルが倒れ何千人という方が被害にあうということがありました。しかし、今は、元の状態にもどり元気に過ごしています。福島県も日本も必ず必ず元に今までの生活ができるようになります。皆さん、どんなに雨が降っても晴れない日はありません。世界中の国の人々が応援しています。けっして、けっして、あきらめず、なげやりにならず、お父さん、お母さん、福島県、日本を、世界の絆を信じて 頑張っていきましょう。

みなさん 今まで本当にありがとう。
 
そして、4月6日 復興の一筋の光と放射能の風評被害の中、子どもたちは避難先の学校で新たな入学式、始業式が始まりました。日本の明日を担う子どもたちを育てるために、私も、妻も、娘も子どもたちの待つ、学校へ、・・・・
  
遠い、アメリカの友人から多くの見舞いの電話をいただきました。感謝申し上げます。今回、世界の多くの国から支援を受けたことは、日本人として一生忘れない。感謝の言葉をどのような形で表わしたらいいかわからないほどである。ありがとうございます。世界中の友人。

これからも長い復興の道のりになるかと思う。しかし、未来を見つめて、生きていくことで恩返しをしたい。

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