私が出会った現地校の教師の日本人の子どもたちに対するイメージは、算数(数学)は良くできる。というものでした。
私の身近な日本人の小学生・中学生で飛び級(個人の持っている能力開発を最優先しているアメリカでは、算数や英語が非常に優秀であれば、1学年上の学年の
クラスに毎日、その学科だけ受けに行ったり劣っている学科を受けにいったりすることができる。または、学年そのものを飛び級するという考え方)している子
がいました。他の子どもたちもほとんどが成績Aを習得していました。
その原因の一つが日本の九九の学習があるようです。
日本の小学校2年生で学習する九九の構成の理解及び習熟が非常に大きな役割を果たしていると考えます。そのため、計算技能は高くそれが自信につながり他の学習にも良い影響を及ぼしていました。私が参観した現地校の九九を指導している授業は、次のようなも
のでした。
1
○○○○○○○
○○○○○○○
教師: ○はいくつありますか。
生徒: 14です。
教師: 7×2=14 と書きます。
続いて、
2
○○○○○
○○○○○
教師 ○はいくつありますか。
生徒 10です。
教師 5×2=10 と書きます。
このように暗記中心でした。しかし、子どもたちをほめたりユーモアを交えたりゲームを取り入れたりした楽しい授業でした。この影響からか高校生だけでなく
中学生でも日本人にとって単純な暗算も電卓を使う生徒がいました。最近では、日本式の九九の指導の効果がわかり日本の指導方法を取り入れる学校がでてきま
した。九九の学習をうまく組み入れることによって、計算技能を効果的に伸ばすことは可能です。
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