子どもはどの子も違う存在

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 テレビでおなじみの吉岡たすく先生は、『やる気を育てる』という本の中でこんなことを述べております。

「ひ とと同じでなくていいということを、まず頭に入れておいてほしい。花で例えれば、梅も桃も桜も菊も、みんな花です。咲くのは同じ。しかし、時期がそれぞれ 違います。桜は春咲くが、菊は秋にならないと咲きません。秋まで待てば、咲くのです。ところが隣の子が桜だものだから、『あの子が咲いているのに、あなた はどうして咲けないの』とせきたてる。そして、゛励まし゛という水もやらない。これでは菊は咲かずに枯れてしまう」
と。

 私の今ままでの教職経験からも「隣の子が塾に行ったから、うちの子も塾にいれなければならない。テレビゲームを買ったからわが家でも買わなければならない。」そんな相談がありました。みなさんはどうでしょうか。

 子どもは、すべてかけがえのない全く違う存在なのです。このことを忘れてしまうと大きな間違いをおこす恐れがあります。

 また、子どもたちが失敗をすることを恐れ、先回りして失敗しないようにする、なんてことはないでしょうか?この頃の子ども達は、ちょっとしたことで挫折してしまうことがあります。

(先 生、私どうなってもいいよ。とか僕には無理だよ等)それは、失敗するという経験が少ないからです。失敗するということで、子どもだって大人だって成長する のです。失敗させないようにと考えるのは、親として本当に優しいことなのでしょうか?どうも私は違うのではないかと考えます。むろん、取り返しのつかない ような失敗は困りますが、少々の失敗は許してあげてほしいと思います。ノーベル受賞されたお二人の先生(田中、小柴両氏)は、くしくも「失敗について」 違った観点からその重要性について述べていました。

(小 柴さんの観測装置「カミオカンデ」はもともと陽子の崩壊現象を見つけるために開発されたものでしたが、結局、陽子の崩壊現象は観測できず失敗に終わったの ですが、目標を「ニュートリノ」に変更し成功しました。田中さんも、もともと別の技術を目指して開発を進めていたものが失敗に終わり、失敗したことで次に 挑戦できたと語っています。)

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