教員生活の原点

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私の教員生活の原点になった頃のお話を簡単にします。

それは田舎の小さな学校でした。子どもたちは小学1年生から6年生までで12人という小さな学校です。そこで、私は3年・4年の複式、5年・6年の複式、時には、1年から6年までという学年を越えた生活を送っていました。

その子どもたちは、給食の準備から学校の清掃までいつも明るい笑顔で、協力し合って担任の私を助けてくれました。

勉強も学年が違う子どもたちが一緒ですから非常に活発でした。12人の子どもたちはそれぞれに素晴らしい才能を持っていました。スポーツの得意な子、音楽 の得意な子、算数の得意な子、魚捕りの得意な子、植物の育て方が得意な子、それぞれの得意を勉強や生活の中で生かしていきました。

そのためか、あまり勉強、勉強と言わないのにどの子も良く理解できるようになっていきました。作文コンクール、書道コンクール、陸上大会、学力テスト、そ して、地区の大会でも活躍するようになったのです。どんなに活躍しても、その子たちはみんなとがんばろうとよく言っていました。

ある体育の時間、子どもたちと学校の周辺をランニングしていたとき、前の坂道を年老いたおばあちゃんがリヤカーをひいていました。誰彼となくみんなでリヤカーの後ろを押し、おばあちゃんの家まで行ってしまったことがありました。

私は、その地区の保護者の方だけでなく地区に住んでいる多くの方から温かくされたのを今でも鮮明に記憶に残っています。山の中の子どもたちですが、それも日本の子どもたちです。今、その子どもたちは立派な社会人として活躍しています

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