
骨盤矯正
渡部先生のアドバイス
元京大学病院産科分娩部婦長で現在「トコ・カイロプラクティック学院(有)」を東京と京都に開設。骨盤の歪みを改善する「とこちゃんベルト」を発案、その有用性は2002年 と2005年に開催された日本産婦人科学会総会で、100%と認められた。
骨盤の緩みは、ホルモンの影響が無くなる分娩後約2ヶ月くらいまで続いています。この骨盤の緩んでいる間に、 体型を早く戻そうときついガードルやコルセットでお腹を締めれば、その圧力は緩んでいる骨盤や骨盤底筋群にかかり、緩みが回復しかけている骨盤を、分娩の時のように押し広げ、直腸や子宮、膀胱を押し下げてしまいます。繰り返されると、骨盤の緩みはいつまでも回復せず、骨盤底筋群も弛緩してしまいます。これが、尿漏れ・痔・子宮下垂の主な原因の一つです。産後すぐからお腹を締めてないけ ません!
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骨盤の歪みを整えます
渡部先生が考案した「トコちゃんベルト」は骨盤輪を強く固定し骨盤の歪みを矯正します。現在、多くの日赤病院、大学病院、産科、助産院で使用されています。
骨盤チューブ運動
【お尻/腰〜背中の痛みを和らげる運動】
骨盤や脊柱のバランスが良くなり、腰の筋肉がほぐれ、強く柔らかくなります。(妊婦さんもできます)
腰に 骨盤用ゴムチューブを巻きます。
締める位置は、太ももの一番でっぱている骨(左図赤い矢印の位置)のすぐ上あたりを目安にしましょう。
巻き始めは二巻き目で押さえ、巻き終わりは挟み込んでおきましょう。
かなり強く締めても血行障害は起こしません。好みの強さで締めてください。
足を肩幅くらいに開き、腰を回しましょう。頭の位置をなるべく動かさないようにします。
10回右に腰を回したら、次に左に。10回ごとに左右交代します。
1日に年の数(朝夕に分けてもよい)ぐらいが適当でしょう。
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【らせん巻き足踏み運動】
静脈瘤(じょうみゃくりゅう)や脚のむくみ、重だるさをやわらげます。
肺血栓症(エコノミークラス症候群)の予防にもなります。
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【肩回し運動】
肩こりや背中の痛みをやわらげ、五十肩を予防する運動です。肩や腕の血行がよくなり、肩周りの筋肉がほぐれ、強く、そしてやわらかくなり、よく動くようになります。
骨盤の歪みと尿漏れの関係をよりよく理解したかったので、直接、渡部先生にメールで質問してみ たところ以下のような回答をいただきました。
私の質問:
骨盤の緩みと歪みが、骨盤底筋力の支持力を弱める理由を、さらに詳しく解説していただけるでしょうか?アメリカサイトで調べたところ、骨盤底筋はハンモックのように、骨盤の前、後ろ、横に結合しているといるということですが、つまりは、骨盤が必要幅以上に開いてしまうために、底面積が増大し、ゴムが伸びたような状態で骨盤底筋の支持力が弱くなるということなのでしょうか?(素人分析ですが・・・)ご指南いただければ幸いです。
渡:その通りです。骨盤の骨盤底部分の拡大ですね。横幅が広がるだけでなく、仙骨や尾骨が後ろに飛び出て、前後、つまり奥行きも拡大している人が多くみられます。
Q. ゴムが伸びた ような状態で骨盤底筋の支持力が弱くなるということなのでしょうか?
渡:そうだと思います。筋肉は常に引っ張られ緊張していると、強く収縮することができなくなるはずです。筋緊張性ジストロフィーという病気があり、この病気の人の筋肉は常に緊張しているために、筋肉が萎縮してしまうという病気です。骨盤底筋群も、常に引っ張られ、緊張していると、収縮しにくくなり、萎縮し弱ってしまうように思います。骨盤底が拡大すると、3つの穴(尿道口・膣口・肛門)は、しっかり締まりにくくなります。
また、骨盤底が拡大するということは、当然、骨盤の下半分の容積も大きくなります。その部分は真空になるはずはありません。当然上から腸や胃などが下垂してきて充填されます。するともともと骨盤内臓器の子宮・膀胱・直腸などは、いっそう下垂し、脱出したり、骨盤底と腸に圧縮されて、機能が低下し、排尿障害も起きるのだと思います。
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