pwd E1IpbF6Y3rSME rc 798 date 2012/4/18(水)09:40 uname ブルン email host kd121108056178.ppp-bb.dion.ne.jp subject re(1):コミュニケーションの限界 size 3117 how -1 link 1 resp 3519.res tree 3496 psemail res うぐさん ご意見ありがとうございます。 エイリアン同士の対話(笑)なのでしょうかね。 個人差はあるでしょうけれどコミュニケーションスタイルも違うような気がします。 「科学を信じたくない」というのもおかしな話なんですよね。 技術の発達のお陰で、今私たちは便利な生活を謳歌しています。 その技術は科学の土台の上に成り立っているものなんですから、 それを否定するということは今の自分の生活を否定することになってしまいます。 「科学者が信じられない」ということなんでしょうか 何をやってるかわからないマッドな人たちとか(笑)金のために魂を売った御用学者とか? でも、これだけは、はっきり言えますが、 真理の探究したいという「純粋な」気持ちがないと科学なんてやれないと思います。 なぜ、科学者に子供っぽい人が多いのか?考えてみたらわかると思います。 政治が絡んで来さえしなければ科学者は純粋でフェアな人たちなんですよ。 私のいう一次情報とは、現場の人たちが「実測」したデータのことなんですけど、 そういう現場の人たちが実際にどのような苦労をして日々データを出しているかという 事を知れば知るほど、そして実際の数値を見れば見るほど冷静になれます。 私も東日本の汚染がかなりひどいのかと心配していましたから、こういう情報でどれだけ 救われたか知れません。 たしかに上層部による情報の出し方にかなり問題のありの時期があったし、測定方法が確立するまで 試行錯誤で時間がかかっていたので、痺れを切らした人がいたとしても仕方 ないことと思いますが、誰を責めるわけでもなく、ただひたすら現実と向かい合いこう いう地道な作業に携わる方たちの姿に、科学者として人間としての誠実さを私は感じます。 うぐ> あくまで科学にこだわるなら、心理学や精神医学、行動神経学といった うぐ> もので人のリスク認識を分析していくことぐらい。 熊本大学の粂先生は、科学者でありながら紛争解決学というアートの分野の専門家でもある らしいのです。水俣病での経験もあるからでしょうが、ブログ記事でわかるように、 コミュニケーション能力がとても高い方ですね。 うぐ> その女性学者の方も、自分の科学的プロトコールの力を過信して、 うぐ> それがまったく効力を持たない領域(ネットの活動家サークル)に うぐ> 不用意に踏み込んでしまったのだと思います。 うぐ> うぐ> この方の専門を私はよく知りませんが、今回の事件はリスク・ うぐ> コミュニケーションとしては、失敗例ケーススタディーでしょう。 こちらの件は、削除された記事が別のところに移動されていましたので 貼り付けておきます。ttp://loglogos.blog.fc2.com/blog-entry-1.html リスクコミュニケーションは彼女の本業の一つだそうです。 うぐ> 科学者の人達が、正しい情報をおくり続け、似非科学を退けようとする うぐ> 試みは非常に貴重だし、これからも続けて欲しいです。 全く同感です。 うぐ> でも、最終的に情報を的確に選べない人、あえて選ぼうとしない人が うぐ> 間違った情報に苦しむとしても、それももう仕方が無いこととある時点 うぐ> で諦めるしかないかもしれません。 本人だけの問題で済めば、まだいいのですが・・・ 自分で「これが正しい」と信じて行動に移したら、もし間違っていたら?なんて 考えたくない気持ちもわかります。しかし、だからと言って自分たちにとって 都合の悪い情報を打ち消すのに躍起になりすぎて、人を傷つけるようなことを してはならないと思います。 仰るようにコミュニケーションに限界があるのかもしれませんね。 私自身は、意見は対立しても別にかまわないと思ってるのですが・・・ 伝えたことが、きちんと理解してもらえているならばです。まずは、そこからなんです。