pwd u6BifwsepQ1FQ rc 571 date 2010/9/4(土)17:57 uname ケロケロ email host s01060018e7ef5adb.ed.shawcable.net subject re(1):日教組について size 4329 how -1 link 1 resp 2002.res tree 1978 psemail res 1 すみません、こちらのレスを見逃していました。 素朴> @文科省の発表による日教組の組織率 素朴>   2007年(平成19年):28.3%、76単組、組合員数約29万人 素朴>   だそうです。県によっては0%に限りなく近いところもあると思います。 素朴>   現在の教育が日本を駄目にするほど日教組の影響を受けているとは考えがたいです。 現在はね、5人に一人組合に入るか入らないかという程度です。 若い人は、日教組の読み方さえ知らない先生がいると言う話です。 でも戦後はもうすごかったのですよ。教師の9割方が日教組の組合員でしたから。 しかもスローガンは「教え子を再び戦場に送るな」のもと 徹底した『平和教育』を進めました。(平和教育って、戦前の軍国主義の否定ですが。) 昭和30年、40年代をピークに日教組は絶大な力を誇っていましたが その後文部省との対立が深まり、日教組内部の分裂(共産主義系と社会主義系)も深まったりして 今ではほとんど影響力がないと思われても不思議ではないでしょうね。 しかしそういう『平和教育』を元に日本は戦後を過ごしてきましたから 戦争=やっていはいけない事、起こってはいけない事、 本当に戦後貧乏でボロボロの状態から国を復興した訳ですから、 日本人一人一人の心の奥に、もう戦争は嫌だ、平和が一番なのだと 心からそれを願って来たわけで、それが受け入れられたのは必然的だったはずです。 だからそういう気持ちが日本人に染み付いています。私も、誰も、みんながそう思ってますよね? いや、むしろ世界中の誰もがそう願っているでしょう。 理想論としては、こんなにすばらしい事ってないのです。戦争は、あってはいけない。 本当にそうです。 しかし。 上のレスにも書きましたが、世界は戦争だらけなのです。 日本だけが戦争に巻き込まれないと、本当に言い切れるのでしょうか? 戦争は世界のどこかでいつも起こっています。 別にいつも警戒して不安でいろとは思いませんが では仮に今日本が巻き込まれる戦争が本当に起きてしまったら、日本はどう対処するのでしょうか。 『平和教育』を理想として生きて来た『平和ぼけ』の日本人は即破滅です。 他の国と比べたら、戦力も戦意も設備も無いに等しいのです。 軍隊=悪、持っては行けないと教えられて来たから、裸ん坊ですよ。 軍隊を持って侵略して来た日本は悪だった、という教えを根付かせたアメリカも 中国も、韓国も、みーんな軍隊を持ち続けて、更なる軍事大国として 軍事費は年々増えているのに、日本は逆。アメリカの核の傘があるって、本当ですか? アメリカ軍を追い出す策しか立てていないのに、いいんですかね? 教え子は戦場に行き(いや、行く前に)すぐ死んでしまうでしょう。 『平和教育』(平和ぼけ)を今日の日本にも骨の髄まで染み込ませたのが日教組という意味で正解だと思います。 素朴> A児童・生徒や保護者のまえで組合加入の有無を語る教員がそんなにたくさんいるとは 素朴>  思えないのですが、どうしてこれほど「日教組の教員がこれをした。」「あれをした。」 素朴>  という体験談があふれているのでしょうか。実際問題小中高の担任を思い浮かべて、 素朴>  組合加入の有無が判定できるような人は一人もいません。 ピーク時にはよく分かったのではないかな? 言ってみれば労働組合ですから、実際にストをやった教員もいたわけですよ。 私の父は教員でしたから(組合員ではないです)、実際にどんな態度の教員が 組合に属していたであろう事は、私はうっすらと感じる事が出来ましたけど まあ普通の生徒であったら、そこまで深く考える事は無かったと思いますね、やはり。 例えば君が代、日の丸を否定した教師達もいてそれが組合員というのはよく分かったと思いますが それが正式に国歌国旗として法制化した後には、文句言う組合員も極端に減ったようですから 目につく事も無いでしょうし、大体現在に至っては日教組自体弱小団体になってきていますから これからは変化も見られるかもしれませんね。 しかしどなたかがおっしゃるように、本当に政治と直通してますから、 自民社会連立の村山政権辺りから、日教組は自民である文部省にすり寄り始めたと言えましょう。 それが民主党(ハッキリ言います、元社会党)の政権となってから 密接な繋がりのある日教組はまた違った動きをして来るのではないかとも思いますし。 今後はどうなるでしょうね。 国民は、本当に周りに流されないで、きちんと事実の本質を見極めなければならないと思います。 素朴> B過去の戦争で過ちは過ちと認めることを愛国心がないとか自虐的だとは思いませんが、 素朴>  社会科で現代史を習う時間的余裕のあったことは小中高一度も無かったので 素朴>  「過去の戦争」の善悪について触れる教員は一人もいませんでした。 素朴>  歴史は生ものですから常に検証は必要だと思います。  私の経験では、実際、近代史に辿り着く頃にはもう3学期の後半に入っていて 今思うと、教え方によって面倒な論争を引き起こしたくないから 意図的にその部分を避けて、生徒自身で教科書を読んで勉強してくれ、と 投げやりにされていたという感想ですね。 現場の教師も、教科書問題など色々複雑な思いで過ごしていたのだろうと思います。