pwd P7Cr5IYG.jgpI rc 511 date 2010/4/22(木)19:18 uname 多分 email host 138.108.55.10 subject re(4):中国盗作疑惑騒動 size 756 how -1 link 1 resp 1403.res tree 1393 psemail res 1 浮世絵の場合、オリジナルを流通させるのでは原作者は儲かりません。一枚描いて16文で売ったんでは生活できません。 版画であるからこそ、安い値段で何枚も売れ、原作者はギャランティーもしくはローヤリティを受け取れるわけですね。 浮世絵原作者と版元の関係は、作曲家とレコード会社の関係みたいなものでしょう。"版権"を排他的原画提供契約と考えればその概念は存在していたと思います。 現代のコピーライトは、上で定義した"版権"をも包括するとは思います。しかし、一般的なソフトウェアや映像、音楽などの著作権は上のケースとは異なり、"流通した浮世絵から誰かが版を起こしてコピーを作ること"に相当するでしょう。 今のように簡単にコピーが作れる状況ではありませんし、人気のある浮世絵をまねして版を起こすためにはかなりの投資が必要ですから、そこまでの概念は無かったのではないかと思います。