お金について教える

| コメント(0) | トラックバック(0)
日本ではあまり子どもにお金については語らない風潮があるように思えま す。 つ まりお金は汚いというイメージすらあるというような印象を受けま す。 「お金 について考えるなんて子どもらしくない」「子どもはお金の心 配なん てしなくて いいのよ。」「必要なものは買ってあげるから」という ように。

それでも日本 の子どもたちの多くはおこづかいというものを与え られていま す。毎月いくらと か。けれども大きなものにおいては親がお金 を出すのが一 般的のように思えます。

日本では子どもがお金を稼ぐということに対してあまりよくみられていない よ う に思えます。家の手伝いは当たり前のことでお小遣い稼ぎには相当し な い とい うように。そこがアメリカと日本の大きな違いではないでしょう か?ア メリカは 徹底した資本主義国です。その根底にはいかに頭を使って 儲ける か が勝負とい う印象を受けます。そのため、子どもは10歳くらいか らお隣りさ んの芝を刈った り、雪が降ればスコップを持って家々を転々と 歩いた り、50 セントくらいで一 杯のレモネードを道端で売ったり、洗車を したり、さらに は現在ではインター ネットを利用して人々のカンパを得た りと自分 で努力す ればするほど、頭を使 えば使うほどお金は儲かるのだと いうように教えてい ます。

また必要なものとほしいものの違いについても教えます。ほしいものに関し て は 自分で稼いだお金で買うように仕向けます。そうすることによっても の の 大切 さというものを学びます。

家庭では利息について教えたり、どのように口座を管理したらよいか、どの よ う に貯金をしたらよいか、株についても教えています。そしてこんな方 式 も あり ます。それは現在あるお金を10/10/10/70 というように配分しま す。 10%は貯蓄 に回し、10% は投資に回し、10% はチャリティーに渡し、 70%は消 費に回すとい うことです。70% 消費と10%チャリティーは日本と大 きな違いで しょう。

70%にお いてはやはり消費国アメリカならではと思いま した。つまり 人々が消費をしない と経済は活 性化しないということを彼ら は知っているか らです。日本では貯金 をすることが重要視されていると思 いますが、そこが 大きく違うところだと思い まし た。 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.sweetnet.com/mt/mt-tb.cgi/1238

コメントする

nora.jpg (6312 バイト)

最近のブログ記事

 nora2.jpg (7714 バイト)

 nora.jpg (7548 バイト)