2012年3月アーカイブ

このところ、子ども達の間でなんらかのコンピューターに触れない日はな いのではないだろうか?外を歩けば、子ども達は下を向いてコンピューターゲームをしている。ティーネージャーや大人でもしょっちゅう携帯 電話でメッセージを書き込んでいる。もうからだの一部となっているように。

常に遠い誰かとつながっていないと不安なのだろうか?さらに学 校では競ってコンピューター導入を図った。けれどもそれを乳幼児、さらには小学校の段階で必要だろうか?今ではすべてのカリキュラムがコ ンピューターでこなせるほどにまでなっている。図画工作、音楽、家庭科、体育においてまでだ。

けれどもどこかで線引きをすべきではないだろうか。ちょっと行き過ぎで はないだろうか?子ども達の時代に何が必要なのだろうか?それは人生における基礎、生きるための基礎を十分たたきこむことではないだろう か?足し算にしても計算機。ではもし計算機がなかった場合はどのように計算するのだろうか?靴下にしても、機械を編む機械がなかったらど のように靴下を作るのだろうか?

コンピューターの前で過ごす時間も半端ではない。今まではテレビが問題視されていた。けれども今はコン ピューターだ。子ども達はもっとこの段階でからだづくりに専念すべきだ。もっともっと走り回ったり、追っかけっこをしたり、からだを動か すことが楽しいということを学ぶべき時期なのだ。その間に自然と強い太い骨が作られ、さらには将来必要な健康維持について学ぶだろう。さ らに携帯電話の画面にしろipad の画面にしろ、とても小さい。あんな小さいものを読む には相当、目をこらさないと読めやしない。これは決して目によくないのだ。とにかく、赤ちゃんの段階からコンピューターの前にすわらせな いのであれば、小学生、いや中学生もだ、時間制限をしないとたいへんなことになる。

20歳まではとにかく精神と体の基礎作りである。人間関係 の基礎づくりである。コンピューターは1対1になりがちで、孤立しやすい。そのためにももっと外に出て人と交わり、人間らしい生活の基礎を子ども達に与えようでは ないだろうか?
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