2007年01月18日
standing in line か?on lineか?
日本でも、日本語の使い方の乱れが、しょっちゅう話題になっていますが(レジの人がお金を精算する時、「1000円からお預かりします。」の「から」はいらない。耳にするとイライラする・・など。)どこの国でも、母国語の間違った使用例を耳にしてイライラする人はいるようです。
昨日のラジオ番組では、英文法の神様と呼ばれている元NewYorkTimes誌の編集者Patricia T. O'Conner が英語の正しい使い方についてリスナーからの様々な質問を受け付けて回答していて、とても面白かったです。
リスナー「最近New Yorkに越してきました。ここでは多くの人が列に並んで待つことを“I'm standing on line.” と言っているのを耳にするんですが、むかつくんです。本当は、どちらが正しいんでしょうか?」
実は私も、この"in line"と"on line"はどうやって使い分けるんだろう?といつも使いながらも迷っていたんです。たとえば郵便局やモールのレジで前にいる人に“Are you in line?”「(あなたは、この列に)並んでいるんですか?」などと聞く場合です。
Patriciaさんによると、どちらを使うかは、単なる地域的な人びとの傾向によっているだけで、どちらでもOKなんだそうです。
私も長年の疑問が解けてすっきりしました。
もう一つ面白かったのが、スーパーのレジでよく見かける“10 items or less”
「このレジは10点以下の買い物の方用のレジ」という意味のサインです。実は"less than"というのは、一つ一つ数えられない物の量を表すための言葉なので間違い。正しい使い方は"fewer than 10 items"なんだそうです。
でも、生きている言葉はどんどん変化しているので、間違った使い方であっても市民権を得てしまえば、それは止めることができないと言ってました。
彼女のブログでは、英語に関する様々な面白いQ&Aが掲載されています。
http://www.grammarphobia.com/
- by SweetHeart
- at 23:31
comments
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SweetHeartさん、面白くて勉強になるサイト(ブログ)の紹介をありがとうございます。
最近、疑問に思っているのが、preferの使い方です。学校で"prefer A to B"は習いましたが、アメリカでは必ずしもto B (比較の対象)を言って(書いて)は無いように思って気軽に使っていたら、英語の先生から「preferの後には必ずto〜がつく!」と注意されました。
”See you after." というのも聞きましたが、これはアリでしょうか?
ところで、夫は「10年以内に携帯翻訳機(音声による)が普及して、通訳は要らなくなる筈。」なんて言うんです。
私は「日本人同士(日本語)でも意志の疎通が不可能な場合がある(方言の問題ではなくて)のに、絶対有り得ない。」と主張しています。
英語も日本語も、時には文法を無視して変化し続けるのですから、難しいと思うのですけれど。
音声携帯翻訳機って、なんだかドラえもんに出てきそうですね。方言もあるし、いろいろなアクセントもあるし、やっぱり難しいですよね。上記の専門家がたとえばLIKEの使い方自体も、最近の若い子は間違った使い方をしていると言っていましたが、結局、大勢が使いはじめれば、それが容認されるようになっていくのでしょうね。
結局、言葉というのは、そんなものなんじゃないかと思います。
たとえば、現在普通に使われている言葉の起源を調べてみると、18××年頃の△△の本の中で使われ、それが広まった、というような記述があったりします。
つまり、その頃は、もしかしたら、やっぱり、さらに昔の人から見れば目くじらを立てるような言葉を私達現代人は文法的にも正しいとして使っていたりするんじゃないかと思うんです。
タイムトラベルにして数百年前に戻ったら、私達現代人の言葉は、全然、通じなかったりするんじゃないでしょうか?