脚長差

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【質問】
今年の4月に生まれた次女は生まれつきの脚長差があります。差は大きく2センチですが短いのは左の大腿骨です。生後2週間して気がつき整形外科医に彼女が一ヶ月の時に見てもらいました。レントゲンをとった上でのその時の医師の診断は、

大腿骨が2センチ近く短い
腓骨が数ミリ短い
外側のくるぶしが小さい
膝がやわらかいことから、ある靭帯が欠損していると思われる

今後のことは、

歩き出したら靴底でアジャストする
5、6才頃で骨を伸ばす外科的手術をする
14才頃に同じ手術をもう一度する

もし何もしなかった場合には彼女の脚長差は最終的には10センチになる、と簡単な計算の後におっしゃっていました。とにかく小さすぎてまだわからない、長く忍耐のいる治療になりますから、と言われ、2ヶ月後にエコグラフィー、そして次は6ヶ月後に会いましょうと言われました。

エコグラフィーの結果は

大腿骨頭は正常な位置に左右ほぼ同じ大きさで存在する
大腿骨の大きさ(骨の直径)が右は9ミリで左は6ミリと違いが大きい
筋肉の発達も右に比べると劣っている

次女はお腹の中にいるとき逆子でした。いつ位から逆子になっていたのかはっきりわかりませんが、ある時期から急にすごい胸焼けがし始めたので、もしその頃からとすれば、回転術でなおすまでの(37週でなおしました)3ヶ月近くは少なくとも逆子だったと思います。回転術で逆子をなおしたものの、位置はまだおかしく顔がわたしのおへその方を向いていました。41週に自然分娩で生まれましたが、顔面位でなかなか出てこれずとてもたいへんでした。

整形外科の医師は前述したようなことをおっしゃいましたが、私は今やるべきことがあるはずでやれるだけのことはやりたいと思っています。少なくとも左足ができるだけ強くなるようにしてあげたい。ですが、異国のことであり(現在はカナダにいます。)言葉の問題もあってなかなかよくわかりません。エクササイズをアドバイスしてくれる理学療法士とは2、3週間に一度会い、彼女の運動能力の発達の程などを見てもらったりしています。

脚長差以外に気になるのは、足を体にひきつけていることが多いこと、左手の握力が右手より弱いことと、仰向けにねたとき体をまっすぐにせず左まがっていることが多いことがあります。各部所の体温の差などはないようです。

次女は完全母乳で育てていますが、よく飲み、よく寝ます。また丁度3ヶ月になった頃左側に寝返りするようになりました。

渡部先生はご長男が3歳の時に骨盤調整で脚長差を整えていたら、、、と書いていらっしゃいますが、これはどのようなことなのですか?それはカイロプラティックによるものですか?私の次女のような小さな赤ちゃんの段階でも治療が可能なのでしょうか?


【アドバイス】
書き込みを読んでの私の推測は、「貴女の赤ちゃんは胎内で左の膝を伸ばしていて、左の足が顔の近くに来ていた。そのため、今も足を体にひきつけていることが多い。膝も屈曲させる力が弱いためにやわらかい。今は左の骨盤の上後腸骨棘が後下方変位していて、仰臥位になると左大腿骨頭は右大腿骨より、頭と天井に近い位置に来ている。そのため、左下肢が短く見えるだけでなく、仰臥位でX線やエコグラフィーで天井方向から長さを測ると、左が傾斜が強いため短く写る」です。
 骨盤の仙腸関節に大きな歪みがある人は、大人も子どもも筋肉・骨にも太さの違いが見られることが多いです。でも、どんなに極端に太さが違っていても、骨の長さそのものに違いがあったケースを私は未だ出会ったことがありません。8月中には私のHPに極端な左右差のあるケースの写真をアップする予定ですので見て下さい。仙腸関節が歪んだままエクササイズに励んでも、努力に見合うほどの効果は現れ難く、アジャスト後は特に努力しなくても、子どもは遊んでいるだけで、短期間で左右差が縮まって行きます。

 左手の握力が右手より弱いことと、仰向けにねたとき体をまっすぐにせず左にまがっていることは、顔面位分娩のため頚椎に歪みができたためではと思います。もちろん骨盤の歪みから、上方に歪みが及び頚椎がゆがむことが多いのですが、まだ4ヶ月ですので、頚椎からも歪みがスタートし、歪みが下方に及んでいるものと思います。

 私が骨盤調整した最年少は生後39日です。でもこの子は1回でアジャストに成功せず、生後4ヶ月の時に2度目で成功しました。1回で成功した最年少は生後43日です。外見上1〜2cm程度の差がある乳児に、私はしばしば出会っていますが、骨盤調整で外見上の脚長差はなくなり、機嫌も良くなります。この子たちが例え大腿骨長の精査を受けたとしても、左右差があるとは思えません。骨盤調整後1週間たっても頚椎が自然に直らない場合は、頚椎の調整をしていますが、最年少は4歳です。
 カナダから一時帰国し、愛知県の実家から京都まで施術に通われた妊婦さんがありました。一時帰国際はぜひお寄りくださいね。

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