骨格の歪みと内臓・卵巣などの機能低下

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 骨盤や背骨が歪むと腰が痛んだり、肩が凝ったり、手足がしびれたり、膝などの関節が曲りにくくなったりします。これらのことは、もう既に多くの人々に知られていることと思いますが、それだけでなく、ふらつき・耳鳴り・眼精疲労・尿もれ・子宮下垂(脱)・冷え・便秘になったり、しょっちゅう熱を出したり、咳がなかなか止まらなかったり、アレルギー症状がひどくなったり、胃腸がいつも調子が悪いなどの不調がおきがちです。その訳は、内臓を支配している神経は背骨の両脇からスタートしているのに、その神経の根元が骨・筋肉の凝り・周囲の組織のむくみで圧迫されることにより、内臓などがイキイキと働けなくなるのです。

 私が大学病院の小児科病棟で働いている頃、喘息発作で苦しんでいる子ども達がたくさんいましたが、その子達の肩甲骨の間をさすってあげると、喘息はかなりましになり、薬を使わなくてもおさまったことがしばしばありました。咽のゴロゴロやうめき声も同様に改善することが多いものです。

 また、産科病棟で働いていた頃、しばしば他の医院などから重症のツワリ(妊娠悪阻)の妊婦さんが転院して来られました。彼女たちの背中をさすってあげると、必ずと言って良いほどブラジャーのベルトのあたりで背骨がカーブしていて、その両側がコチコチに凝っているのです。その凝りをほぐしてあげると、中にはたったの1日で点滴がはずれ、飲食できるようになって退院して行かれた人もありました。

 このように呼吸器系や消化器系の不調の場合には、その後ろの背骨の周囲に凝りがあることは、わりかし理解しやすいのですが、卵巣機能不全と背骨の関係については、私も(私ですら!)大学病院在職中は全く気づきませんでした。

開業して以来、産後の腰痛に悩む多くの女性から、「もう一人欲しいのに妊娠しない」と言う声をしばしば聞くようになり、ようやく「関係あるのかなぁ」と考え始めたのです。それからしばらくして、排卵誘発剤を内服しても全く卵が育たず、合成黄体ホルモン剤を内服しても出血もおきなかった女性が、仙骨の歪みを直して2月もしないうちに、何の薬も使わずに妊娠したのです。それからは、うちの会員さんが次々妊娠され、中には「一人目は夫婦とも大学病院で治療を受けてやっとできた。うちは絶対に自然にできることはあらへん」と言っていた人までが自然に妊娠し出産されました。

 卵巣や子宮も内臓なら、それを支配する神経の根元に歪みが生じれば、機能が低下して当たり前なんですね! 私のサロンを訪れる女性には、実に生理不順が多いのです。腰痛か肩凝りがほぼ全員にあるため、骨盤は当然歪んでいて、卵巣の働きも悪いんですね。すると、女性ホルモンのバランスも乱れ、様々な「自律神経失調症」のような症状が表れ、「更年期障害っぽい症状」に悩むことになるのですね。

 この他に、頚椎の歪みが直ることにより、咽が弱くてしょっちゅう発熱したり蓄膿を繰り返していた子が元気になったり、アレルギー症状がましになったり、大人では、ふらつき・耳鳴り・眼精疲労が改善したり、実に様々で、背骨の果たす役割のすごさに驚かされます。これを読んで貴女も何か心当たりがありませんでしたか?

 次回は、卵巣機能を低下させていると考えられる「環境ホルモン」や有害化学物質の体内蓄積の影響についてです。

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