幼児期にできる腰痛の基礎

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《3歳で足の長さが違う》

私の長男が3歳くらいの頃、私の母がお世話になっていた鍼灸の先生に診てもらったところ、「この子、あし長さが違うねぇ、」とおっしゃいました。まじまじと見ると左右の脚の長さは、1cmたらずですが確かに違っていました。その先生は、「こんな子はこれから大変やしねぇ」といろいろ話して下さったのですが、どうしてそんなことが起こるのか説明して下さるわけでもなく、脚長差を直して下さるわけでもなく、、、私はどうして良いか分からず、我が子の将来に漠然とした不安を抱くようになりました。でも、ジャンプする力が弱いことや、縄跳びが下手、小学校に入った頃から腰椎が歪んでいることなど、私には気がかりなことはありましたが、中学校を卒業するまでは身体の痛みとは無縁で育ちました。」

《高校生で椎間板ヘルニア》
高校生になると長男はブレイクダンス(?)に熱中しはじめ、そのせいもあるのか16歳頃にギックリ腰を起こしたのがきっかけで、腰痛持ちになってしまったようです。でも、私に言うと「そんな踊りをしているからや!!」と叱られると思ってか、かくし通して踊っていました。でも、ついに私の目にもおかしいと写るようになり、問い詰めると「左の足のゆび先までしびれている。もう何ヶ月も前からや。腰と左足が痛い。授業中に座っているのもしんどい」と言うではありませんか! それから私が勤める大学病院整形外科に連れて行き、MRIの結果、「おぅー、立派な椎間板ヘルニアや」と診断されました。17歳の時でした。
でも、そこはさすがに大学病院、「すぐに手術しよう」とは言われませんでした。

その後、いろいろな治療を受け良くなっていきましたが、しびれがすっかり消えた時には20歳になっていました。こんなこともあって、今は私と二人でカイロプラクティックの仕事をしていますが元気そのもので、25歳にもなるのに相変わらずハウスやなんやと踊り続けています。大人から見ると「ヘンな踊りをしているから、腰を痛めるんや」と思いがちですが、どうも踊りと腰痛は関係ないんじゃないかと今は思います。

《幼児期に腰痛の基礎ができている》
うちのサロンに来られる方々の中には「16歳で椎間板ヘルニアの手術を受けた。それから20年近くになるが1日たりとも痛まない日はない」などと、切々と語る方もおられます。そんな話を聞くたびに、胸がキューンと痛みます。今の私は、長男が十代で椎間板ヘルニアになったのは、幼児の頃にすでにでき上っていた脚長差、小学生ですでにはっきりしていた腰椎の歪みと関係あると思っています。つまり、骨盤のずれにより脚長差が生じ、骨盤という骨格の土台が歪むことによって腰椎が歪み、椎間板が左右対称ではなく「くさび形」にゆがんだことにより、椎間板ヘルニアになったと考えています。もちろん、ギックリ腰によって、さらに事態は悪化したことでしょう。

もしも、3歳の時に骨盤調整で脚長差を整えていたならば、椎間板ヘルニアにもならなかったことでしょう。私も直してあげられなかったし、どこに行けば直してもらえるかも知りませんでした。でも、今は違います。知識も技術も身につけ、たくさんの子どもや大人を診ました。そして、「痛みやしびれはあったとしても、骨盤や脊柱をきれいに整えれば、自然治癒力によって症状はうすらいでいく」と、私たち親子は確信を持って毎日働いています。今のところそのとおりの結果が出ています。特に、長男の遊び仲間(ダンサーとかDJ)のような若い人とか、プレママや産後間もないママは症状の改善が早いですね。「人間の自然治癒力ってすごい!」といつも驚かされます。

前回は、胎内での赤ちゃんの置かれている環境と、生まれてすぐの対応について書きました。次回は、私の長男のように骨格に歪みのある子にしないためには、どうしたらよいかについて書く予定です。

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