胎内での姿勢

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私は3回とも自分の働いていた病棟で出産しました。次男は今23歳なのですが、生まれた翌日あらためて顔を見ると、右の下顎がえぐれたようにへっこんでいました。手足の様子を見てすぐに私は、「右手を握って右顎の下にかなり長い間挟み込んでいたんやな。でも、ひと月もせんうちに左右同じになるわ。」と全く気にとめませんでした。予想どおり、1月後には左右同じになりました。後で聞いたところ、先輩の助産婦さん達は私が嘆き悲しむのではと、ずいぶん気をもんだそうです。

 私がなぜ平気だったかと言うと、こんなことがあったからなんです。 その何ヶ月か前に知人が私の働く病棟で、右足のかかとを右顎の下に挟んでいたと推測される赤ちゃんを出産しました。その子は整形外科の小児専門の先生に診てもらって、右の股関節が脱臼していることが分かりました。お母さんはオムツの当て方や抱き方など細かく指導を受け、その後顔にも股関節にも問題を残すことなく成長しました。このように胎内で赤ちゃんが膝を伸ばしていると、生まれた時にその脚の股関節は脱臼していることや、その後の対処の仕方で2月ほどの間にきれいに直ることが、この頃から分かっていました。

 私の次男はお乳は良く飲むし、元気に動くし、ぐずらないし、何も心配することなくスクスクと育ちました。ところが、ただ一つ気になることがありました。それは右手の動きが左手より悪いことでした。6カ月になるとそれが顕著になり、おもちゃなどを取ろうとする時決まって左手しか伸ばさず、その頃になってようやく「この子はこのままでは左効きになる」と心配になったのです。それからずーっと右手を使うよう働きかけ続けました。

特に食事の時はまだ手のかかる三男そっちのけで、いつも膝に次男を座らせ、私の右手を沿えて、右手でお箸を持って食べられるよう練習を続けました。その甲斐あって右手で上手にお箸が持てるようになりました。でも、お絵描きは保育園で、「好きな方の手で自由にのびのび描けように」との方針のため、絵も字も左手でしか書けなくなってしまいました。野球も左投げ左打ちですが、お箸だけは今も左手では使えません。

 次男が12歳になった頃でしょうか、小児科の神経グループで、中でも発達を専門にしておられる有名な先生が、私が働いている産科病棟に来られたことがありました。その時教えてもらったことを簡単にまとめます。

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