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6335 re(1):アメリカの大学院への留学
2018/4/7(土)12:51 - s d - 1821 hit(s)

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米国の博士課程は学費と生活費が学部か学部教授から支給されるのが基本です。よって、支給なしでの合格通知は不合格と同様扱いするのが一般です(でした?)。ただ、中国その他からの留学生は国からの補助等のケースが増え、支給なしでの合格通知も最近は多々見受けられるようになってきています。

生活費の支給額は大学によって大きな差があります。有名どころのプラグラムが多額な支給をする傾向などは全く無く、大学や学部の資金力に影響されているようです。裕福な大学では、留学生を含め初年度には充分なフェローシップを支給する博士課程もあります。最低で「休みにバイトをする必要があるが、何とか暮らせる」、良ければ「休みに身近な旅行ができる余裕がある」でしょうか。

博士課程では、クオリファイ試験をパスした時点で正式な学生とされます。一般に二年目の始めから終わりの何所かで受ける事となるでしょう。不合格だとその時点で退学になります。この過程でも大学に大きな差があり、試験をパスできそうな学生を選択して入学させる学院もあれば、多めの学生を入学させてクオリファイ試験までに選別する学院もあります。学院にしてみれば、初年度学院生はコスト安なTAになります。また、2年度以降の生活費等の支給を学部内で競争させているところもあります。これらの状況で、学院学部内の雰囲気も大きな差があります。また、修了できる学生の割合も大きな差があります。少し古いですが、ここに数学関連学部の修了率の統計があります。

http://www41.homepage.villanova.edu/klaus.volpert/PhDStudy/PhD_Study.htm

大学によりますが、学院での生活費支給レベルや学部内雰囲気や学生達協力度、クオリファイ試験や修了率等の情報を集めて大学院進学希望者へ公開しています。これらの情報を入手できていない米国内博士課程志願者も多々いますから、海外からだと難しいかもしれませんね。

学院になると親として手伝いが出来る事が無くなりますからね。資金援助も見当がつかなくなりますし。息子さんのご検討を期待します。


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