pwd 8audE8Z1dxmCw rc 1940 date 2015/11/10(火)16:44 uname ゆめ email host i58-93-78-200.s42.a013.ap.plala.or.jp subject re(1):反抗期 size 1918 how -1 link 1 resp 5213.msg tree 5213 psemail res 11歳で、お嬢様は自立への準備期間に入られたのですね・・・ と思わず思ってしまいました。 私の眼には、何と健全で、何とパワーがあるお子さんかと映りました。 自分とは何か・・・考え始める時期でもあります。 自意識過剰傾向を生む思春期の初期ですから 周りの子と自分の違いについて気付き、考え始めます・・・ が、最初は非常にアンバランスで感情的になりやすいのは この時期特有なものでもあるのではないかと思います。 何しろ、まだ自分で生きた実績が少なく、体も変化していきます。 いろいろ考え言う割には、自信もなく、未熟で考えも浅い・・・・ だから、失敗も多く、悩みも増える時期かと思います。 しかし、だからこそ、この時期の葛藤、失敗は大切だと思います。 その後の長い人生で必ず出会ういくつものシリアスな壁を越えさせる 貴重な基礎訓練期間でもあると思うのです。 親にそのような姿を訴えられるのは 親の束縛を感じているのと親を信じられるからだと思います。 親の束縛というのは、悪い親ということではなく 子供を守り育てるために幼少時からの親のガードです。 親の庇護から出て、自分の足で歩み始める訓練を始めたのではないかしら。 今はまだきわめて未熟ですが 子供の、親とは独立した人格に敬意を持って、子を人間として尊重し、 少し距離を持って臨むことも必要になったということではないでしょうか? 周りの子供も不安定な時期に入って行くので 常に見守り、事態が子供の引き受けられる許容範囲を越えること 健康や将来に重大な悪影響が生じる場合には 介入する必要もあるかと思いますが それ以外であれば、好きなようにさせてみてはいかがでしょうか? その上で、少し人生を長く経験し、多く失敗もした大人として そのことについてはこのように思うけれど・・・と あくまで一つの考え方として提案し、考え方の土台作りには 関わっていくというのはいかがでしょうか。 その時は、聞く耳を持ってくれた子供に対する 感謝の言葉を忘れないことは大切かと思います。 ここから、母と子供は、人間対人間の関係に変わっていくように思います。 換言するなら、大きな大人と小さな子供の親子から 大人の人間と大人の人間の親子へと、数年かけて変化し、 その期間、親も子も成長しながら絆を深めていくのだと思います。