pwd PTT5T6PZYbwns rc 2927 date 2009/4/30(木)10:36 uname 元受験生の母 email host ool-44c1161b.dyn.optonline.net subject 講演会で聞いた話 size 2003 how -1 link 1 resp 28.res tree 4 psemail res 1 うちの学区で、大学のアドミッション関係者や受験コンサルタントを招いて 親や高校生対象に講演会を開くことがあります。 実際に結構難易度の高い有名大学のアドミッションをしていた方の話です。 大学への申請者(もちろん匿名)のGPA、SATなどの統一テスト、アルバイト歴、 ボランティア歴、その他のアクティビティ歴などを簡潔にまとめて8例ほど表示し、 さてどの生徒が合格したかと来場者に予想させました。 その結果は、一番評価が低いのは成績はよくても何も活動していない生徒でした。 この生徒は、SATはその中では最高得点、GPAもかなり高かったのですが、 学校の何かのクラブを2年ほどでやめ、その後は何も参加しておらず、 その他の項目も書き加えるものがない例でした。 スポーツでも音楽、芸術でも全米レベルや州レベルで優秀な成績を残せるのはもちろんいいです。 でも、そんな成果はなくても、勉強以外の活動を熱心に続ける事がまず評価されると思います。 外部からの評価はなくとも、その活動の代表なり役員なりのリーダーシップを発揮したら、 それもまた評価されます。 日本と一番違うのは、学外の活動も評価されることです。 ボランティアだけでなく、報酬をもらうアルバイトも含みます。 意欲、積極性、リーダーシップ、これが高評価につながるキーワードかなと思います。 結果が付いてくれば更に言うことなしですが。 学校でのスポーツについて、日本と一番違うと思ったのは選抜があるということです。 これも学校、またスポーツの種類にもよるのでしょうが、 うちの学区はスポーツにも力が入っているらしく、州でもそれなりの成績を残しています。 そのため、9年生の段階ではかなりの人数がチームに入れますが、 10年生からは2週間ほどのトライアウトで必要人数に絞込み、 落とされた生徒はもう参加できません。 次の年にまたトライすることは可能ですが、その間自主的にトレーニングを積んで 選抜された人以上の力をつけなければいけないので、受かるのはかなり難しいです。 トライアウトなしでずっと続けられるスポーツの方が少ないようです (あくまでうちの学区の高校の話ですが)。 スポーツや音楽関係の推薦枠で難関大学を狙う場合、 素質とかなり早いうちからのトレーニング、 個人トレーニング、レッスンの継続、 その上での好成績維持の努力が必要です。 それからトレーニング、レッスンのため費用も覚悟ですね。