pwd MbW0CUR0z4zis rc 1233 date 2012/3/7(水)18:42 uname 嫌ゲーム email host 67-42-94-217.tukw.qwest.net subject re(4):戦争ゲームに対する強い憎悪感 size 5733 how -1 link 1 resp 1216.res tree 1198 psemail res 1 まりあ@USA> そうですね・・・、 まりあ@USA> テレビにしろ映画にしろゲームにしろ、R指定ではなくても、かなり内容のひどいものは まりあ@USA> あるし、あくまでも我が家の場合、ですが、(うちは主人がメディア関係の仕事をしているので まりあ@USA> かえってその反動かもしれませんが)小さいときから、それなりのスクリーニングを結構こまめに まりあ@USA> やっています。 まりあ@USA> 殺しあうとか、バイオレンス度の高いもの、またレイプとはいかなくても女性をオブジェクト化するような まりあ@USA> コンテンツが含まれるものは一切、許可を彼が与えませんでした。 まりあ@USA> もちろん、何を、どこまで許すかは完全に各家庭の方針なので、このゲームの まりあ@USA> 内容の良し悪しを言っているわけではありません。けれども、お母様がそこまで嫌悪感を抱くような まりあ@USA> 内容である、というのなら、事前のチェックや、ご夫婦での話し合いは、必要だったかも まりあ@USA> しれませんね。(もしかしたら、それはなさっていたのにご主人はOKなさったとか、 まりあ@USA> そういうことがあったのかもしれないですが) まりあ@USA> 誤解の無いように書き添えますと、なんで前もってチェックしなかったの、とお母様を まりあ@USA> 責める意味合いではなくて、こういうことは何もいちいち周囲の同意を得られずとも、 まりあ@USA> 親の自分がどうしてもイヤだ、と思えば、「うちはうち」と決めて、別に まりあ@USA> 後ろめたく感じる必要はないのでは、と思うからです。 そうなんですよね、おっしゃるとおりです。 M ですから、どうして中学生がプレイできるのかと言うことになりますが、 日本で”モンスターハンター”を買ったときも同じことでした。 中身がわかっていて、与えたのなら(ゲームは私も夫も買っていません。 ただ、本人がバースデイギフトとか、芝刈りとうで稼いだお金を どう使おうが、私も夫も、一言アドバイスをしますが、実質息子の稼いだお金は 息子がどう使おうとそれでOK.お金の使い方を学んで欲しい、という スタンスです。 まりあ@USA> しかし、男の子はやはり、女児と違って、暴力的なもの、破壊的なものに惹かれる まりあ@USA> 度合いというのははるかに強い、それは否定できないでしょうね。 まりあ@USA> だから男の子は乱暴、という単純な図式を引き出すわけではなく、たとえどんな大人しい男の子でも、 まりあ@USA> やはり本能的に持っているもの、というのはあるように思います。戦争ゲームなどに まりあ@USA> はまってしまう、というのは、この年頃に特有のストレス、突き上げてくる性衝動、 まりあ@USA> それに対する不安などなど、そういうものを無意識に解消・発散させたい、 まりあ@USA> また「男の仲間」に入りたい、そんなこともあるのかもしれません。 まりあ@USA> 今は妙に世の中が安全思考になってしまって、昔なら男の子がやっていた「乱暴な」遊びを、 まりあ@USA> 危ないからいけません、と小さいうちから取り上げてしまう傾向もあるようですしね・・・。 まりあ@USA> 正直、私などは、バーチャルの戦争ゲームをさせるよりも、実際に戦争ごっこ、というのを まりあ@USA> やったほうがいっぽどいいんじゃないか、などと思わないでもないんですが、・・ まりあ@USA> ただ、単にぶっぱなす、撃ち合う、スクリーン上だから安全、とばかりに、 まりあ@USA> 今日は何十人も殺せた、などという感覚に慣れてしまって、それに鈍感になってしまう、 まりあ@USA> というのは、また別の意味で怖いような気もしますしね。 息子がはまったのも、御呼ばれされたバースデイパーティで、あのレーザーの 撃ち合いのゲームがあまりにも楽しかったから、でした。 よんでくださったおやごさんや、そのチョイスに対する不満は全くありません。 きっかけがあったところで、やらない子はやらないし、はまらない子は はまらないですから。 全て息子が選んだことです。 まりあ@USA> しかし、長男も大学受験のときに直面せざるを得ませんでしたが、18になるとアメリカでは まりあ@USA> 男児は、徴兵制度に登録しないといけません。(しないと絶対大学にいけないということでは まりあ@USA> 無いのでしょうが、お金は一切下りない、と覚悟の上でしないといけないでしょう) まりあ@USA> つまり、戦争に行くというのは、アメリカで育つ以上、常に、バーチャルではない、 まりあ@USA> 現実の可能性としてけして無くなることはないものなのです。 まりあ@USA> 高校で、ジェノサイドの歴史、エシックスや道徳論のクラス、などをいろいろ取らされましたが、 まりあ@USA> その一環で映画やドキュメンタリーなど、かなりひどい内容のものを見ることも多かったらしく、 まりあ@USA> 息子はこういう殺し合いの虚しさや残酷さ,愚かさについて、かなり沈んだ傾向を見せるように まりあ@USA> なりました。 現実をじっくり見極められたのですね。それは本当に素晴らしいと思います。 息子は”これは作り物だから”と言い切って平気ですが、 じゃあ、どうしてあれだけリアルな映像がでてくるかといえば、、、 その辺が理解できていないようです。 まりあ@USA> 大学に向けて、たしかに勉強は大切です。しかし、やれAPだGPAだと、 まりあ@USA> (それがどうでも良いという意味ではない)いうことだけでなく、少しずつ人間として まりあ@USA> 成長していけるか、・・・それが(あくまでも行きがけの駄賃、とでもいうか、 まりあ@USA> 必ずしも目標ではないけれども、サイドプロダクトの一つとして) まりあ@USA> こういったゲームから少しずつ離れていったり、ほかの新しい事への興味につながったり、 まりあ@USA> その結果、少し落ち着いて成績も安定する、・・・というような流れになるのでは、と まりあ@USA> 思うこともあります。周囲のプレッシャー、というのは何に限らず常にありますが、 まりあ@USA> 男女に関係なく、いつまでもフォロワーでいても、仕方ないでしょう。 まりあ@USA> そういう意味で、皆と一人だけ違うことをしている、それゆえに少し寂しい思いをする、 まりあ@USA> そんな経験も、また思いがけない形で役に立つこともあるように思います。 このまりあさんのお考えは、確かに”子供から大人としての自立”への 大事なステップをお子さんの近くにいらして愛情をかけていらしたか が良く伝わってくるように思えます。 親ができることって、 本当はわずかで、もうこの年になったら、小学生のときよりも 一歩も二歩もさがって見守るしかないのだと最近思っています。 まりあさん、 アドバイスをありがとうございました。 息子も大学にいくまでに、 ”Learn how to learn" を身につけて欲しいです。