pwd DkVRpIE7VbkoU rc 3313 date 2009/4/27(月)08:38 uname ふーみん email host c-24-15-36-71.hsd1.il.comcast.net subject re(5):さくらさんへ size 2222 how -1 link 1 resp 8.res tree 4 psemail res さくらさん、 お祝いの言葉、ありがとうございます! うちの子供は、アメリカ生まれのアメリカ国籍です。 そうなんですよね。確かに、International studentsにはファイナンシャルエイド(長いので以下FAとしますね。)は 出さないという大学、確かに多いみたいです。たぶんこれは、FAを出してくれるグラントが 政府関係のものだったりするからではないかと思います。 FAには大きくわけて二種類あります。 Merit-based、つまり能力や学力の優れた学生に与えられるものと、 Need-based、つまり家庭の経済状況に会わせて与えられるものです。 多くの大学は、この二つを組み合わせてFAのパッケージが構成されますが、 非常にcompetitiveな大学(アイビーリーグ校ほか)は、やはり志願者に非常に優秀な生徒が多いからなのか、 Merit-basedのFAは出さないところが少なくありません。 うちの子供が合格したトップ2校の大学もそういうところで、進学することになった大学からは、 親が貧乏ゆえに(苦笑)、年間3万ドルをいただけることになりました。 (ただし、この額は、毎年親の経済状態を審査し直され、変化します。) それで、このNeed-basedのグラントは、政府関連のものが多いようなのですが、 メリットの方なら、留学生にも出してくれる大学はあるかもしれません。 このあたりは、大学次第だと思いますので、個別に調べるしかないと思います。 また、志望校を6校にしぼったのは、シニアになった秋でした。 大学見学は、願書を出した大学は、すべて行きました。多くの大学は、志願者が実際に 大学を訪問しているかどうかで、その生徒がどれくらい本気でその大学を考慮しているかを はかるらしいです。ですから、どうせ滑り止めの大学だから、と訪問していないでいると、 学力的には余裕で合格できるはずの大学でも、不合格になることがあるらしいです。 一ヶ月ほど前のタイム誌にも、東海岸のある中堅大学のAdmission officerの話が出ていましたが、 同じことを言っていました。 ただし、もしお住まいが日本であれば、大学訪問をできなくても、それは考慮に入れてもらえると 思いますよ。 高校のカレッジカウンセラーは、うちの子供の高校の場合、あまり役にはたちませんでした。 ただ、この高校では、かつての生徒たちの大学進学状況と、それぞれの生徒のGPAとSAT&ACTのテストスコアを、 名前を伏せて全部、シニアの学生に対してはインターネットで公開しているんですね。 それで、どの大学に受かった生徒がどれくらいの学力だったかがすぐに調べられ、 それは非常に参考になりました。この資料からも、テストスコアよりもGPAが重視されているのが はっきりと読み取れました。