pwd DD7ZnDB2xAWOo rc 476 date 2010/5/10(月)20:39 uname みみ email host adsl-76-254-52-19.dsl.pltn13.sbcglobal.net subject re(1):2度目の投稿、娘の腹痛  size 1514 how -1 link 1 resp 83668.msg tree 83668 psemail res 心配ですね。 日本の医師は「自律神経が乱れている」とか「自律神経失調症」と言ったりする ことがよくありますが、実はこの「自律神経の乱れ・自律神経失調症」というの は必ずしも医学界一般で認識された病気ではなく(独立した病気だとは認め ない医師もいます)、日本ではストレス等心因性の症状や体調不良を訴える患者に、 そのようにもっともらしい診断名をつけると、それだけで患者が納得することが多い ので、頻繁に使われる傾向もあるようです。 特に日本人は「ストレスが原因、心因性」と医師に言われると自分が弱い・悪いよう で受け入れがたくても、「自律神経が乱れてます」と言われると自分の身体的問題を 「正式な病気」と認めてもらったように感じて安心するという多少の心理トリックも 混ざっていて、その辺が日本人に受け入れやすい言葉なのかもしれません。 日本でも、自律神経失調症の診断を受けた患者は(診断受けただけで納得して終わりに なる例もよくあるようですが)、治療を受けるとなると心療内科などに行くことにな るようです。 この言葉の裏にはそういった日米の心身症へのアプローチの違いがあるので、 自律神経について説明しても、あまり深い理解には繋がらないと思います。 もし英語でご主人に説明するならば、 General maladjustment to growth spurts and sudden hormonal changes という感じではないでしょうか。それじゃ何の説明にもなっていないですが、 自律神経失調症というのも、実は何の説明もしていないので、実質的には同じ ようなものです。 医師に相談するならば、Physical stress induced by a growth spur and a sudden hormonal change なのか、それとも 他に引き金となる Mental/Psychological Stressがあるのかといった話し合いになるのではないでしょうか?