pwd DQW8ix7oyn5cs rc 1124 date 2010/4/6(火)18:43 uname アイリス email host adsl-76-254-49-17.dsl.pltn13.sbcglobal.net subject re(3):残念ながらアメリカって… size 1783 how -1 link 1 resp 83154.res tree 83105 psemail res 1 aalon> 「子供の身体を、何かと性的に結びつけるのには、本当にうんざり。」と夫。 aalon> 私も同感ですが、それだけ子供に対しての性的虐待が多い国なのです。 aalon> 過激に神経質になるのも、仕方が無いかなと思うようにしています。 私も昔はそう思っていました。アメリカは神経質すぎるって。 でも、この分野の文献や専門家の意見を聞いているうちに、少しずつアメリカ側の 理屈も分かるようになりました。 性的虐待というと、見ず知らずの変態者が子供を誘いだしてというパターンを想像 しがちですが、児童の性的虐待は近親者や家族の身近な人が加害者である場合の方が 圧倒的に多いです。 また、性的虐待も広範囲に定義すると、大人が子供を性的に利用すること、また大人が 子供の性的プライバシーに必要以上に浸入すること、また大人が子供に性的な接近 を試みること、そういった行動も含まれてきます(リンクした記事に様々な例が 出ています、父親が娘の性器をことさら念入りに洗うという例も出てきます)。 homepage1.nifty.com/eggs/jitai/incest/1mijika.html そういった認識を新たして自分達の家族生活や学校時代を思い返してみると、 「ああ、そういえばあの時に・・・」ということも色々出てくるんじゃないかと 思います(おそらくAalonさんのご主人にしても同様ではないでしょうか)。 家庭生活や学校生活の中で、子供の性的プライバシーが侵入されていしまうリスク というのは、多々ありますし、またその領域のあいまいさゆえに、加害者側も被害者 側もそれを自覚していないということもあるのです。でも、自覚していないから被害 が無いということでもありません。 子供は自分の性的プライバシーを守ることはできません。多くの場合「これ以上は 私個人の性的プライバシーなので、侵入しないで下さい」といった主張はできない ことがほとんどです。子供がその主張を自分でできるようになるまで待っているの では遅すぎることも多いです。 子供の性的プライバシーを守ろうとするなら、結局は大人側が線引きをする必要が 出て来るんだと思いますよ。子供にはその線引きができませんから。