pwd .huSfDa6PmX3A rc 571 date 2010/3/9(火)07:44 uname とくめい email host pool-71-98-15-170.mdsnwi.dsl-w.verizon.net subject re(1):アメリカで再婚について(私事ではありません!) size 1928 how -1 link 1 resp 82649.msg tree 82649 psemail res アメリカの教育機関で仕事をしています。 日本に比べると、本当にアメリカは離婚が多いですね。そして離婚の後の、再婚や同居なども日本に比べるとずっと敷居が低いような気がします。 ただ、離婚できた本人たち(夫婦)は良いでしょう。上のレスでも書かれている方がいるように、日本のように愛のない生活を続けるプレッシャーもないですし、バツ一の人間に対する世間の冷たい視線も少ないですし。そういう意味では日本ももう少し解放されてもいいかな、とは思うんですが、このアメリカ社会での子供たちの安定しない状況を見ている者としては、やはり離婚社会で良いのか?という気持ちがあるのも事実ですね。 別に離婚している家庭の子供がみな不安定、というわけではありません。でもどんなに立派なカップルの円満離婚だったとしても、子供がまだ小さいうちは、絶対なんらかのマイナス影響があるのは否めませんよね。1年生の女の子が、必死に平静をよそおいながら「今度ママとパパが離婚するんだけど、私はどっちにでも好きな時に会えるから大丈夫なんだよ」なんて話しているのを見ると心が痛みます。「最近Aちゃん、ちょっと変じゃない?」なんて場合に、担任から「今両親が離婚手続きの最中で」と聞かされることも少なくありません。それ以外にも、私の住む地域を見た場合、素行に問題のある子供の家庭を見た場合、夫婦がその子供の本当の両親である場合は非常に少ないです。もちろんそういう家庭の場合、離婚だけではなく両親の素行に問題がある(アルコールやドラッグ)場合や、家庭の収入が安定しない、などの他の問題を抱えている場合も多いのですが。 一般の子供でも、離婚している家庭の場合、父親と母親のところを行ったり来たりする場合が多く、その場合に学校に戻すはずの物(例えば本だとか支払いや遠足のスリップなど)が行方不明になることも多く(子供がどっちの家においてきたかわからない)、子供に余計なストレスがかかるのも間違いないですしね。 それでも家庭内で夫婦が怒鳴り合ったり、愛のない生活をしているのを子供が見るくらいなら、離婚したほうが子供の精神上にも良いという意見も聞きますので、中々難しい一面もありますよね。 なるたけ離婚しないように、慎重に結婚相手を選ぶくらいしか、増える離婚を止める手だてはないのでしょうかね。