pwd Digpot1bHYZRo rc 585 date 2009/10/15(木)09:25 uname ラッコ email host ool-18bb8243.dyn.optonline.net subject re(2):クジラを捕る日本人 size 1646 how -1 link 1 resp 79877.res tree 79867 psemail res 反対派がビデオに撮ってやり玉に挙げている太地の捕鯨は完全に沿岸漁業の枠内の ようです。千葉県、捕鯨で検索すると他にも沿岸捕鯨に関する情報がいくつか 出てきます。太地市のホームページを見ると普通に鯨かイルカを郷土料理として 宣伝していて驚きます。 私はこう思います。 鯨漁をやめるべき理由: ・グルメ料理として高いお金を出して一部の人の口にしか入らないという位置づけなら  たとえば批判が多少行き過ぎでおかしくても、もう鯨を食べる必要はない。  (象牙のための象殺し、毛皮のための虎殺しでゾウやトラも絶滅品種になってしま っていますが、一部の人の嗜好品としての位置づけならむやみな動物殺生はやめてほしい。) ・本当に絶滅危惧種であるなら多少の犠牲を払っても守られるべき。 捕鯨が守られるべき場合は: ・蛋白源が捕鯨でしか得られず生死にかかわる。 ・国民の多くが捕鯨に関わっており、これを辞めると国民全体の生活に支障を来たす →この場合は、徐々に捕鯨から別の産業に国も補助をしながら移行する。  今まで、絹産業から鉄鋼産業、自動車産業と古い産業が廃れ、新しい産業へと 国のてこ入れで時代の流れとともに移行してきたように食文化に対しても同様の ことがなされるべきだと思います。一部の人の死活問題だからという議論は やっぱり成り立たないような気がします。国は、今まで例えば、ダム建設で 村全部を廃村させたりして来ています。それなのに、なぜ鯨産業の維持には こんなにもこだわるのか、やはり理解に苦しむところです。 反対派の意見に反対な点: 鯨は頭がいいから食べるな、豚や牛はバカだから家畜として食べていい。 鯨、いるかなど絶滅品種じゃないものがあったとしても、ここは100歩外圧に 譲って食べなくてもいいと思います。 たとえば、ある小さな島国で犬やネコを食べる文化があったとして、やっぱり 死活問題じゃないなら、その文化を捨ててでも食べないで欲しいと思うのと同じ 気持ちです。