pwd P2XglZEfE0nzY rc 722 date 2008/6/6(金)13:40 uname とくめい email host 222.131.60.130 subject re(1):早期教育の効果 size 2050 how -1 link 1 resp 70215.msg tree 70215 psemail res 1 経験者ではないのですが。 実際に早くからのびる子もいるそうですね。 1〜2%ぐらい、教えるとすぐに覚える子がいて、そういう子の例が よく早期教育の宣伝に使われると聞きました。 でも、もともと才能を持っている子は、機会を与えられれば、どの年齢でも 伸びるのではないかと思うのです。 一例をあげると、フィギュアスケートでトリノオリンピック4位の村主(すぐり)さん。 荒川さんの影で話題になりませんでしたが、彼女がフィギュアスケートを本格的に 始めたのは、なんと14才だそうです。そして翌年にはジュニアの日本代表になっていた のですから。 娘の習い事(スイミング)の幼児教室を観察していると、小さい子のほうが、 のみこみに時間がかかるように見えます。あまり早いと効率が悪いのでは、と 思うのですが、どうでしょうか。また言語の習得では、小さい子のほうが 忘れるのも早いとよく言います。 どこの国でも就学年齢は5ー6才のところが多いのは、そのあたりの学ぶスピードと 忘れるスピードのバランスがとれてきて、学習の能率があがってくるのが、そのぐらいの 年齢なのではないでしょうか。 でも、何もしないよりも、何か働きかけをしたほうが、子供のためになることは 確かだと思うので、時間と経済的余裕があって、何をすればよいかわからないのなら、 早期教育をやってみるのもいいかもしれません。効果が出ればラッキーぐらいの 気持ちで。ひとことに早期教育といっても、学習中心のものから、 情操教育(とうたっている)ものまでいろいろありますね。個人的には、 幼児期は精神的な安定性や信頼感を養う時期だと思うので、あまり学習偏重に なるのはどうか思います。 私自身は早期教育反対派、放任派の両親に育てられました。ちょっと普通の子と 違うところがあったので、5才のときにIQテストに連れていかれたら、150以上が 出てしまって、付属の幼児教室を熱心にすすめられましたが、親は断固として 断りました。学校での授業では、テスト前に少し勉強するだけで、上から10%以内 ぐらいにいましたし、授業が難しいと感じたのは高校3年の数学IIIになるまで ありませんでした。ただ、努力する喜びを覚えたのが、中堅大学に入ってからだった ので、今になってみると、もったいないことをしたと思います。楽でしたが、アンダー パフォーマンスの学校生活でした。自分の経験から、早期教育の逆で、放任しすぎる のも、ちょっと問題ではないかと思います。