言葉の持つ役割、面白さを
感じて学べるエデュテイメントソフト「言葉図鑑」

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SweetHeartの友人、木屋理恵さんは、毎月出版社に頼まれて、子供向けのCDの書評(ROM評?)を書かれているということで、今回、無理やりお願いしてお薦めを教えていただきました。 

 わが家には3歳8カ月の息子がいます。夫がアメリカ人ということで、できればバイリンガルになってほしいと願う気持ちはあったのですが、現実にはやはり難しいですね。アメリカにやってきてからたった3カ月で、息子の日本語はほとんど出てこなくなってしまいました。今は「少しでもインプットを」と、英語で返事をする息子に向かって、ひたすら日本語で話しかけているところです。

 ところで、英語にしろ日本語にしろ、モノの名前を教えるのは簡単ですよね。やっかいなのが、例を挙げて説明するのが難しく、場合によっては形の変わってしまう動詞や形容詞・形容動詞でしょう。例えば、うちの息子は日本語だと、ときどき「かわいい」と「こわい」を間違えます。音は似ているけど、間違って使うと全然違う意味になってしまいますよね。女の子に向かって「かわいい洋服だね」というところを「怖い洋服だね」なんて言っちゃったら大変です。また、きれいとか、かわいいという表現なら、主観とはいえ、なんとなくわかりますけど、くやしいとかうっとおしい、これって説明するのが難しいと思いませんか? 

絵本作家・五味太郎さん「言葉図鑑シリーズ/開成社」は、生活の中で使われる言葉を絵で理解するという本で、世界各国で翻訳されたベストセラーシリーズです。絵本をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、このCD-ROMでは、また違う楽しさ、学び方ができるようになっています。現在、第1弾の「うごきのことば-動詞編-」、第2弾の「かざることば-形容詞・形容動詞編」が発売されています。

 うちの息子にも使わせてみました。「かざることば」には、アニメーションで言葉のニュアンスを学べる『みてみよう』、言葉の組み合わせ次第で気持ちや様子が変わっていくのを見る『かえてみよう』、お絵かきした絵が飾る言葉で変わっていく『つくってみよう』の3つのコーナーがあるのですが、息子の場合は年齢のせいか、単純に単語の意味を見ていくのは長続きしませんでした。一番気にいったのは『かえてみよう』で、このコーナーでは、繰り返し繰り返し言葉を変えて、顔やロボット、様子が変わっていくのを喜んで見ていました。少しずつですが、なんとなく意味も理解していたように思います。

 「うごきのことば-動詞編-」のほうにも同様に、一つ一つの言葉にユニークなアニメーションがついているため、ひらがなが読めなくても、言葉の意味やニュアンスが直感的にわかるようになっています。こうした学び方ができるのもCD-ROMならではで、絵本とはまた違った意味で、楽しい言葉遊びができるのではないかと思います。

 

●五味太郎 言葉図鑑
 うごきのことば-動詞編-
 かざることば-形容詞・形容動詞編
 対象年齢:3歳〜小学校低学年
 ハイブリッド(Windows/Macintosh)
 各4,800円
 NECインターチャネル
 TEL:03-5440-0762
 Copyright (C) 2000 KAI CORPORATION, INC./ NEC Interchannel, Ltd.

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